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今度はバター余り
去年の春のバター不足から一転して今度はバター余りです。
下記のニュースサイトによると現在、適性基準の2倍にあたる国内消費量の
5か月分のバターの在庫があるようです。

バター不足から一転


原因は主に去年秋からの消費不況。菓子やパンの製造コストを迎えるために安い
マーガリンや外国産のバターに切り替えて使用するメーカーが増え、家庭での
消費も低迷していることです。

不況で消費の低迷。だから製造コストを切り詰める。品質や味よりも目を引く低価格
商品で勝負したい小売業界。どれも仕方のない一面はあると思います。
それよりも感じたのが、日本ではまだまだ乳製品が高級品で食文化として
根付いていない現実です。

バターとマーガリン、ましてやショートニングは全く別ものです。
味や食感が良い代わりにバターは高いのも事実。高級菓子メーカーや
レストランは絶対にバターしか使わなくても量販店だとマーガリン。
フランスあたりとまったく事情の違うところで牛乳を始め乳製品を製造して流通させるの
だから酪農家も業界団体もメーカーも大変です。ここでちょっとおさらい。


牛から搾乳した生乳は

          ① 飲用乳                  ↑ 価格高
          ②ヨーグルトなどの発酵乳        
          ③バター
          ④チーズ                    ↓ 価格低
  
  というしくみで流通されます。

こういう価格事情があるので上記のサイトにもあるように雪印が2007年に北海道に
大規模なチーズ工場を建ててチーズを増産したのですがこれが予想より売れなかった。
そこで保存の利くバターと脱脂粉乳の製造に生乳を回したことで余計にバターが余る。
乳製品の製造~流通の構造的な問題は去年から何も進歩していないのが現状です。

チーズを本当に好きな消費者は手作りのナチュラルチーズ(国産・輸入ものを問わず)
を嗜好するので大手メーカー製のチーズはちょうど中途半端な位置づけ。
魅力的な製品開発が何にもまして要求されているのです。

今年の暮れはまた酪農家にバターと脱脂粉乳の余剰分が回ってくることでしょう。
もちろんタダではなく乳代差し引きという強制的な天引きで。
うちでは食べきれないバターはヨーグルトのお客様にお歳暮でプレセントして喜んで
いただいています。でも保存の利かない無塩バターではないからお菓子作りが好きな
方には回せない。どうにも中途半端で困ったもんだ。 

それより恐怖はセメント袋サイズの脱脂粉乳が回されそうなこと。
こんな量誰が使うんだ?欲しい方がいらっしゃったら是非お声をかけてくださいね。
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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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