fc2ブログ
<<03  2024,04/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  05>>
群馬に行きたくなったごはん
私が親戚も友人も誰一人いない群馬に嫁いで早くも12年が経ちました。
(私は両親ともに代々広島と岡山の系統で関東の血が一滴も入っていない人間です)

まさか群馬に住むことになるとは夢にも思いませんでしたが、大学3年生の初夏
サークルの合宿で一度だけ群馬に来たことがあります。泊まったのは月夜野。
体育会の合宿なので質素な民宿でしたが、そこのお母さんの作る料理は
25年以上(!)経った今でも温かい思い出と共に鮮烈な印象を残しています。

  鮎の塩焼き
  自家産のモロッコインゲンのごま和え
  キャベツと青しその浅漬け(サラダ感覚でおいしくておかわりした女子が多数)
  キャベツのお味噌汁(味噌は自家製)
  こしあぶら(山菜)とキノコの天ぷら
  自家産のじゃがいものポテトサラダ
                        etc....

素朴だけど(当時はそんな表現も思い浮かばなかったのですが)新鮮な素材だから
こそ出せる味と宿のお母さんの味付けの見事なバランス。
特にキャベツだけが具のだしのしっかり利いたお味噌汁はみんなでおかわり。
私お母さんに作り方を教えていただきました。お母さんは謙虚に
「キャベツの名産地だからおいしいのよ」と言っていました。

その他にもたまたまですが、群馬の食べ物には幸せな思い出がいくつかあります。
90年代に横浜のそごうにあるオーガニックショップで扱ってたちょっと茶色い群馬の
小麦を使ったゆでうどん(これで焼きうどんにすると最高でした)や東毛酪農の
ノンホモ牛乳などなど。

それにしてもあの月夜野の小さな民宿の食事は圧巻でした。地産地消も顔の見える
生産者という言葉も一般的ではなく、東京ではそろそろグルメブームが始まって
いた時代に今でも忘れられないおいしさはすごいの一言。もしかしたらもう宿は
廃業されているかもしれないけれど、あのお母さんに一言お礼を伝えたいと思います。
主人との結婚が決まったときに、真っ先に思い出したのがあの時のおいしさでした。
東京に電車で戻るのに、渋川を通過して帰りました。主人は大学を出てもう酪農を
やっていた年です。まさかそこに将来の夫が住んでいるなんて本当に人生は面白い。

銀座にある群馬のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」は予想以上の人気でもうすぐ
一周年を迎えます。楽しい企画が週代わりで行われ、新鮮な野菜や生産物を
産地から直送して好評とのこと。関係者の努力に敬意を表すると共に群馬の逸品を
手にとって下さった方が、あのときの私のように感動して下さることを心から願っています。

スポンサーサイト



Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

メールフォーム

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる