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それでも進歩したと思うこと
前日の日記にスーパーがセーフティネットを強化せざるを得ないほどまだまだ偽装など
食の不祥事が後を絶たないと書きました。もちろんそれはまぎれもない事実ですが
それでも以前に比べ食のモラルも材料の安全性も格段に進歩したと思います。

例を挙げれば、BSE発生に端を発するトレーサビリティの整備、地産地消の広がりに
よる近くで生産者がわかる農産物への支持、スーパーなどによる生産者の仕様書の
提出の義務付け、材料の生産国の明示、そして疑問があれば店や製造者に問い合わせる
積極性を持った消費者が増えたことetc.....。
そしてこれについては改めて記事を書く予定ですが、安いことが良いこと、という
激安店のポリシーに疑問を持つ小売業者や消費者が増えたこと。

私たち40代の人間は、現在30代以下の人では考えられないような添加物だらけで
生産者もいいかげんなものを、特に食べて育った世代です。
例えば1969年に発がん性や催奇形性が問題になり使用が全面禁止された甘味料の
チクロ。あの頃の子供の駄菓子などの甘みはほとんど安価なチクロやサッカリンで
つけられていました。100%砂糖を使ったお菓子はきちんとした高級菓子や
母親の手作りでしか食べられないものでした。チクロが禁止されて数年間は
お菓子の袋に「全糖」、つまり甘味料が砂糖を100%使ったものであるという表示が
されていました。多分この言葉は30代の方は知らないと思います。(笑)

そして80年代頃までは、実態を反映しないネーミングのものが雰囲気だけで
売れるという風潮がまかり通っていました。
例えば当時大手安売りスーパーで売られていた「中野さんちの牛乳」。
けっこう人気で私もネーミングにひかれて買っていましたが、後にこのネーミングは
酪農のイメージを喚起するためのもので本当に中野さんという酪農家の牛乳
ではないと知りがっかりしました。現在なら個人の名前の牛乳を出すなら
パッケージに生産者の写真や住所くらいださないと商品化は不可能ですし
消費者も疑問なら製造所に問い合わせるでしょう。

あの頃までは、どこか消費者も「嘘っぽいのはわかるけどこんなもの」と
よく言えば寛大、悪く言えば意識が低くそんな生ぬるさがある程度の偽装でも
なあなあで通ってきていたのかなと思います。

まだまだ食の安全もモラルもゆるい面がありますがそれでも以前に比べると
雲泥の差があります。後はもう法律規制というより作り手の資質によるものかも
しれません。そんな高い意識を持った生産者を育ててゆくには生産物に見合った
価格をつけることも大切だと思います。これについてはまた後日書きたいと思います。

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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