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おいしいものの表現
自分がだんだん年令を重ねたせいか最近は騒々しい文章が苦手です。
たとえ熱い思いを伝えるにせよ、程よく抑制されてどこかゆとりのある文章が好きです。
これは食べ物に関する文章に関しても同じです。そして私もそのような雰囲気の
文章を書きたいと思うので折に触れて素敵な表現の本を手にとっています。

私がここで言う騒々しい文章とは、食べ物に関するものでいえば雑誌や直販のサイト
などでやたらと「!」(感嘆詞)やギャル文字や「TVで紹介されました」だの
「有名タレントも愛用」などの自己宣伝が過剰になされているものです。
私は自分のおいしいものへの思いは穏やかなユーモアを持ってかつ客観性を忘れず
抑制したスタイルで伝えてこそ、人にも伝わってゆくように思います。

私が好きな一冊がこの本。堀井和子さんのエッセイ「おやつの記憶をたどりにゆく」。
料理研究家でもある堀井さんらしい穏やかな美意識にあふれた一冊で写真も
美しくお取り寄せ帖としてもお薦めです。

堀井和子「おやつの記憶をたどりにゆく」

堀井さんのペンにかかると、本当においしいものは華々しい世界にあるのではなく
ひっそりと日常の街角にあることが伝わるようです。このエッセイを読んで紹介
されていた小さな和菓子屋さんが近くにあることを知り買いに行ってファンに
なった方も多くいるようである方は「さりげないけどまるで街おこしのよう」
と言っておられる方がいましたが、私も全く同感です。

岸朝子さんの「おいしゅうございます」の一言に権威があるのはひとえに岸さんの
長いキャリアとそれによって培われた高い見識があるからです。
おいしいものを語り伝える自分の言葉のスタイルは一朝一夕にできるものでは
ありません。まして生産者が自分の製品のことを伝えてゆくには正確な知識と
お客様の求める情報を念頭に置きつつ、自己満足や宣伝に終わらない美学が
何より求められるように思います。

そんな優雅さを目指した文章修行を私は生涯をかけてやりたいと願っています。
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プロフィール

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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