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講演会・セミナーについて思うこと
最初に、本音を書いているので読んでいて不快な強い表現があればお詫びします。

先日、某金融機関の方が農業関係のセミナーの案内を持ってきて下さいました。
金融機関も最近は不況のせいか、農業ビジネス参入を始めたところもあるようです。
今回の案内の講師の方々の顔ぶれとあまりにも初心者向けの漠然としたテーマに
参加の予定はありません。銀行の方の

 「ベーベ工房さんもプロとして販路を広げるために是非ご参加を」 

という言葉に少し違和感を感じました。

「講師の方の会社が年商いくらかわかりませんが
 11年一人で営業も企画もやって自分達なりに成果をあげている人もアマチュアですか?」

「ベーベ工房は酪農をしながらすべて手作りでやっているので年商何億は無理ですが
 億単位の売り上げがない小さな生産者はプロではないのでしょうか?」

とやんわり問いかけた私に「何も知らずに本当に申し訳ありません」と。

私がずっと思っているのは小さな規模できちんと生産している個人の農家は
どんなに成功をしても億単位の売り上げはないし、そんな儲けだけを目指してやって
いるわけではないし、プライドもあるということです。
きつい言い方ですが農業=ビジネスとして全国規模で生産者を傘下に入れ
手数料や講演料で利益を上げている会社と、私たちのように基本の農業も全て
やり生産~営業・デザインまですべてやる個人は同じ農業と言っても職種が
違うとすら思います。

私とてテーマを決めた講演会やセミナーはスケジュールがつけられて関心のある
テーマならなるべく参加しています。(例えば去年の県が主催した商業デザインの
セミナーなど)だけどある程度の実績をあげた生産者もまるきり新規参入志す
新人も同じように対象にして、莫大な年商をあげている会社の人が壇上から
文字通り上からモノをいうことには抵抗を感じることがあります。
ましてマスコミで有名だとしてもその会社がまだ創立3年にもならなければ。

私はどうしてもわからないことや知りたいことは、信頼できるバイヤーや社長
そして行政の方、ブログを通じて知り合った食の見識の高い方などに
積極的に教えていただくようにしています。
また半分は趣味と楽しみでも、食や農のことは積極的に本も読んでいます。
実際に生産をしている方の一言に多大な影響を受けたことも多々あります。

今年は不況でいつになく農業が注目されているようです。
異業種からの参入も多いと聞きます。農業も最後は規模はどうであれ適正な
利益を上げ食べていけるものでなければなりませんが、それでも私は
「年商何億」「サクセス」「ビジネス」という即物的にお金を連想させる言葉に
抵抗があります。そしてこういう漠然とした農業の起業セミナーの主催者に
申しあげたいのは特に農と食は拝金主義的な考えにはなじまない非常に
微妙で繊細なものだということを理解していただきたいと思います。

決して井の中の蛙にはなりたくないし、必要なら若い世代の方からもどんどん
教えを乞いたいです。ただ私の場合その相手を選ぶ基準が規模や年商
とは違ったものです。センスや製品そのものの魅力、生産者としての情熱。
私はそんな方なら少々無理をしても講演会に行きますよ。
ただそのような本物の生産者と言える方が講演会で全国を飛び回る
時間があるか疑問ですが。皮肉な口調で申し訳ありません。
小さな酪農家の妻の遠吠えと思ってくだされば幸いです。
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(非公開コメント受付中)

コンサルタント
なにか新しい事業が隆盛しようとするとき、暗躍、あ、失礼、活躍するのが通称「コンサルタント」と呼ばれる人たち。
でもねえ、あやしげな、「なんちゃってコンサルタント」ばっかりなんですよねえ、たいがい。たちが悪いのは本人たちはその道では一人前だと思っている事。本人がそう思っていると態度も堂々としてくるので、素人が見たらほんとにプロフェッショナルに見えるんですよねえ。よくよく経歴を聞いてみたら、一つの銀行で6年ほど融資担当して○○件の融資をまとめ、裏の裏まで知った後で独立、とか(たった6年? たった一つの地方銀行での経験?)。ニュージーランド、オーストラリアの農業事情に精通、とか(ここは日本ですけど。まず日本の農業の現状は、ご認識? 外国でも「見てきた」だけなのでは?現場であせかいて働いた事、あるの?)

講演会などはほんとにどんだけやってるの?ってくらい、全国で需要があって、それが彼らの「食い扶持」です。100人いたら99人までがそんなコンサルタント。刺激的な講演テーマを掲げて、でも実際に聞いてみたら、は?それだけですか?みたいな講演会ばかり。ほんとにその道のプロフェッショナルで、「コンサル」を現場でやれる人は、通常一般の人の目に触れる事はありません。
一般のビジネス界に片足を突っ込んでから、そんな裏事情もよくわかりはじめたので、肩書に「コンサルタント」ってある人は鼻から信用しない事にしています(笑)
でもね、農業支援のお金とか、いろいろな税金の少なからぬ金額をそんなしょうむない「コンサルタント」がかすめ取っていってるんですよ、実際。一般の会社でもそうですが、役人ならもっと、とくにやった事のない分野にいこうとするとき、とりあえずその道のコンサルタントを呼んで話を聞こう・・・・・な事になるのが普通です。んで、挙げ句の果てにとんでもない計画が・・・・笑い事じゃないですよね。これがごっそり取っていくんですよねえ、コンサルタント料。まったくでるのはため息ばかりなり、です。農林省の役人が「予算の消化」「やったという事実を残したい」だけのために開いたカンファレンスにも、講師として呼ばれた事がありますよ。裏を知って力抜けましたよ、ほんとに。

コンサルタントや営農相談会に参加しないと情報が集められないような人は、これから農業なんかおやめなさい、ときっぱり言いたいですねえ。なめてますよ、農業を、現場を。悲惨な結末になるのが目に見えてますから、いまのうちにおやめになったほうがいいです。退職金をつぎ込んで、のんびりした生活を・・・・・あああ!やめなさい!って叫んじゃいますよねえ(笑)。 派遣切りにあっていくところなくて、とか、これから農業という分野が伸びそうだ(「伸びる分野」というところにだけ魅力を感じてるのね・・・・で、あなたは農業は好きなの?)ってな人も無理!
そんな人たちがだいっきらいな、「地を這う努力」「踏みつけられても這い上がるど根性」が第一条件、とは思いませんか? ああ、なんて因果な商売(笑)

ましてや、農業だけでなく、自分で販売まで手がけようなんて無謀な試みは・・・・・・努力家とかそんなことよりバカでなければやっていけません(笑) あ、けいさんごめんなさい。
ファームデザインズさま
本当にありがとうございます。
画面に向かってブラヴォーとお礼を述べてました。
本当に仰るとおりです。講演会などに行かなければ
できないならやらないほうが身のためです。
それにしてもこんなコンサルタントが雨後のタケノコ
のように出てくるのはどうしてでしょう。
私、こういう人の手を見てしまうんですよ。
ぽちゃぽちゃして結婚指輪してたらアカンなと。(笑)
税金投入も腹が立つけれど自称コンサルタントや畑違いの銀行が上から目線で
「指導してやる」的な発想はもういいかげんにしろと思います。私は東京六大学の
法学部卒ですがこういう人たちには軽く出身校
を言います。そうじゃないとバカにするから。

社長のようにちゃんと言える大人がもっとガツン
と言って欲しいと本気で思います。
こんなに食の世界で金のことばかり言う感性の
鈍さ。また偽装などが繰り返される下地がこういう
「農業ビジネスコンサルタント」的な発想ではないかと
懸念しています。おっしゃるように自分で販売なんて
バカじゃないとできません。(笑)私はおいしいもの好きバカです。
でもそれだからここまで来れたのかなと
思います。きっと社長もそうですよね?(^^)
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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