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牛乳値上げについて
先日、牛乳の販売を統括する関東乳販連からの配布物にこうありました。
趣旨はこのようなものです。

 去年秋からの世界的な恐慌の中、値下げする食品も多い中牛乳は3月から
 値上げされる。消費の減退を招かないように各酪農家においても牛乳消費の
 ために繋がるようなことをして消費者の理解を求めるようにして欲しい。

去年は異常な飼料の高騰や原油高を受けて廃業や倒産する酪農家が
相次ぎました。夏場を堺に一時は牛乳不足も深刻化しました。生産者団体の
熱意ある交渉が実る形で10月下旬に今年3月期からの飲用乳の10円の値上
が決まりましたが、値上げの時期がずれ込んだことで12月までに廃業を
決めた酪農家も多いという事実は見過ごせません。 11月以降飼料価格の
値下がりや原油価格の値下がりこそあっても累積した経営赤字や機械等は
値上がりしているので経営状況はすぐに好転していないのが現状です。

酪農家の経営は堆肥処理施設の建設が法律で義務化され補助金も少しは
出ましたが、そのために(うちもですが)借金をしてまだ完済していない農家も
多いのです。何よりここ20年以来乳価は下がる一方でスーパーでは
牛乳の廉価販売は日常化して、酪農家の労働やコストに見合った乳価
とは言い難い状態が慢性的な酪農家の経営を圧迫していました。
また、酪農で使う機械の購入や修理代はかなり高額なのですがそれらが
値上げされた上、酪農家の戸数が減ったため高額な機械を買う時の個人
負担額が増えて我が家でも見過ごせない金額になっています。

こんな消費者に言い訳めいたことを書いていることが不況の中本当に
心苦しいのですが、安全でおいしい牛乳の生産のためには経営の安定が
不可欠です。我々もコストの削減を含め経営の無駄をなくすため努力を
続けますので、牛乳の3月からの価格改定にご理解を賜りたく心よりの
お願いを申しあげます。

これを書くと不快に思われる酪農家がおられるかもしれませんが書きます。
他の県では知りませんが、去年の酪農の危機的な状況でも、例年通り秋の
研修旅行という名の慰安旅行を夫婦別に行う組合が回りにはいくつも見られました。
私共は参加しませんでしたが不参加でも数万円は組合の慣習で徴収です。
「これしか楽しみがない」とのことですが大企業でも不況の折には社員旅行を
取りやめるところが多いと聞きます。特に現在はホームレスまで激増する未曾有の
不況の真っ最中です。その中で値上げをして消費者に酪農や牛乳を理解して
頂く為には慎むべきこと削らなければならないこともあると私は思うのですが。

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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