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牛のコンテスト(共進会)のこと
我が家の応接間には主人が共進会(牛のコンテスト)に出品していただいた賞状やトロフィー
が沢山飾ってあります。
その中には「関東大会チャンピオン」「全日本出場」など輝かしいものもあります。

牛の体形などの進化を目指して種牛を選んだり、育成から工夫することを「改良」といって
それを競う大会を「共進会」といいます。地区予選~県の共進会~関東大会
(2年に一度全国大会)と進み、優秀な成績の牛は以後娘牛などが高く売れたりする
名誉にあずかれます。

主人は結婚前はかなり共進会に熱心で上記のように名誉ある賞もいただきました。
ただ、この数年チーズとヨーグルトの仕事が手一杯なことや両親も年をとったこともあり
共進会に参加することができない状態です。
きっと本人は残念だと思いますが、日々の酪農をしながら安全でおいしい製品を作って
出荷することは大変なことなので共進会は当分お休みになると思います。


牛はたとえ全国チャンピオンになってもその名誉や牧場の苦労が大手のメディアにのることは
ほとんどありません。せいぜい酪農専門の新聞や雑誌に載るくらいです。
(もちろん馬産地の大変なご苦労はメディアを通じて伺っているという前提ですが)
サラブレットがいわゆるG1競争に勝ったときの栄光とは比べ物にならないほどささやかです。
私は自分が(馬券は買いませんが)競馬ファンなので、かねてからGIを勝った牧場の
栄光が羨ましくて仕方がなかったです。
天皇賞、ダービー、有馬記念、桜花賞といったGIを勝った馬を生産した牧場は
雑誌などでも大きく取り上げられ手にするお金も名誉も牛とは比べ物になりません。
「G1馬の故郷」という特集などを読むと小さな家族経営の牧場の馬がG1を勝った場合、
今までとは比べ物にならない人脈ができるそうです。また、ファンが牧場に来てくれたりも
するそうです。
GIをかなり勝った名馬の生産者(家族経営の牧場です)が生産馬のレースの応援に
東京競馬場に行ったとき、勝った事ももちろん嬉しいけど大勢のファンが馬の名前を呼んで
応援してくれたことがなにより嬉しかったとおっしゃっていました。そして、辛いことが今後も
沢山あるだろうけどあの応援と勝った時のファンの歓喜の声を思い出せば、きっと頑張れる
だろう、と語っておられたのが印象的でした。


乳牛とサラブレットを同一に語ることはもちろんできません。
でも酪農の経営の苦しい現在、酪農家の日々の努力に対して声援を送ってくださる
方々が多くいればかなり日々の辛さも違うように思います。
もちろんさまざまな団体も子供たちに搾乳体験をさせたり、各種イベントを行うことで
啓蒙を頑張って下さっているので不満はありません。
牛そのものの魅力やそこまでの酪農家の苦労に報いるためにも、せめて関東大会や
全国大会に出品した生産者にもう少し、賞金の面やマスコミへのPRを優遇して下さらないか
と考えてしまう自分がいます。
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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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