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スティング
1973年度のアカデミー賞の作品賞を受賞した「スティング」。
大学時代に何度も名画座で見たという夫のマイ・フェバリットな映画です。
私が全編を見たのは最近ですが、とにかくカッコイイ映画。知的でウィットに富んで。

  主演は  ゴンドーフ(ポール・ニューマン) 伝説の大物詐欺師
        フッカー(ロバート・レッドフォード) 若い詐欺師
        ロネガン(ロバート・ショウ) マフィアのボス

物語は複雑なのですが、一言でいうと、若い詐欺師フッカーが自分の師匠を殺したマフィアの
親玉、ロネガンに復讐をするために今は落ちぶれた暮らしをしている伝説の詐欺師ゴンドーフ
に協力を依頼。二人の間には友情が芽生えてゆき.........。ラストのあっと驚くトリックでの
どんでん返しが有名な物語です。
マフィアだの詐欺師だのいわば暗黒界が舞台ですが、主役3人の軽妙な演技とアカデミー
音楽賞に輝いたスコット・ジョプリン作曲の「ジ・エンターティナー」のコミカルなメロディー
がこの作品を優れたコメディにしています。

このテーマ曲で1917年に貧困のなか世を去った黒人のミュージシャンの草分けともいえる
スコット・ジョプリンと彼が作曲した多くのラグタイムがようやく正当な評価をうけるように
なったという点でも忘れがたい作品となっています。



今年9月26日に83才でこの世を去ったポール・ニューマンとこの時期が俳優として全盛だった
ロバート・レッドフォードが「明日に向かって撃て!」以来二回目の共演です。
この二人は私が小学生の時は既に大スターで、「とにかくカッコイイ」と周りの大人たちにも
彼らの大ファンが多い存在でした。自分が40代になって「スティング」を観て当時の大人の
気持ちがよくわかりました。本当に二人ともカッコイイ。その一言。

彼らの魅力は一言でいえばそのスタイルだと思います。容姿だけでない知性や勇気
などの人としての魅力が、スクリーンを通じて伝わるその稀有な存在感。
ポール・ニューマンもロバート・レッドフォードもリベラリストで時の大統領にも
抗議する勇気があり、環境問題や安全な食のこと、そしてポール・ニューマンは
マイノリティー民族の子供達への奨学金制度を作ったり、二人ともこの映画当時も
その後も俳優や監督業も頂点を極めながらも社会への問いかけや弱者への労わりを
自身のライフスタイルにするまで本気で取り組んだ大スターでした。

自分の生き方のスタイルというものは決して一朝一夕にできあがるものではないし
まして流行の洋服を着て外見を飾ることでは決してないと思います。
自分が好きなことをとことん楽しみながら努力して、成功すれば周りの人にもそれを
伝えて分かち合って、励ましてそんな生き方こそが本当にカッコいいスタイルを
作り上げてゆくのかな、とこの二人のスターの人生を見ていて感じます。
美男というだけなら綺羅星のごとくいるハリウッド。でも何人のスターが彼ら
以上の存在感で観客を魅了し続けているでしょうか。

私も40才を過ぎて生き方のスタイル、というものが何となくわかってきました。
夫の場合は、地道にまっすぐに努力し続ける才能がきっと彼のスタイルだろうし
私のスタイルは若いときから変わらない好奇心とおいしいもの好きが核になっているし。
スティングの粋な魅力がわかる今になって観ることができて幸せです。
昔、周りの大人の言っていた「カッコイイ」の意味がようやく氷解した気分です。
お薦め度でいうと星5個満点の映画です。お正月休みにでもいかがでしょうか?
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Secret
(非公開コメント受付中)

けい様とは不思議に感性がシンクロしているようで、勝手にとても嬉しく思っています。実は、私もここ数日、ラグタイムのピアノ曲をいろいろとYouTubeで検索しては聞いていたのです。ピアノという、叩いた瞬間に最大音が出てあとは減衰していくという特徴を持つ楽器で、ラグタイムを演奏するというのは、とても面白いと私は感じています。空間にいくつもの音が一度にばらまかれていくような楽しさがあると思うのです。YouTubeにはシロウト玄人とりまぜて、様々な演奏があって愉快ですよね。

ロバート・レッドフォードは、私の出会いは「華麗なるギャツビー」です。映画を見る趣味はあまり持っていなかったのですが、大学2年の講読の時間のテキストがギャツビーで、読めない私はせめて映画でストーリーを把握しよう、と思って、このビデオを学校の図書館で見たのでした。白いスーツのレッドフォードに見とれました。夢だけを追って生きてきたギャツビーそのものでした。既に、あれは三十数年前の映画になってしまったんですね(汗)。
よし子さま
よし子さまにそんなことをおっしゃっていただけるなんて光栄の
極みです。ありがとうございます。
私もあのチェルニーの記事のとき久々にチャレンジしていたんですよ。(^^)
ラグタイムの分析、さすがです。私は深く考えたこともなく
ただシンコペーションの面白いリズムだとだけ聞いておりました。
ラベック姉妹のラグタイムは2台のピアノのせいかとても
魅力的ですね。だれかYOU TUBEに貼ってくれ。(爆)

ロバート・レッドフォードはこの頃が全盛でしたね。
ギャツビーも立っているだけで主人公でしたし「追憶」も
本当に麗しくてケイティの気持ちにすんなり感情移入できました。
(ハベルはケイティを愛していたんでしょうか?)
テキストはギャツビーだったなんて羨ましい。私たちの英語は
購読は推理小説でした。フランス語はイヨネスコの「授業」で
今でも時々思い出します。

私の父も東京に出ても死ぬまで家では広島弁が抜けない
男でした。よし子さまの日記でお義父さまのお話を
拝読するとあの広島弁が蘇って「うんうん、わかる」と
独り言がでてしまいます。(笑)
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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