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人材を育てること
夫の母校でもある酪農学園大学や私立の獣医大学などでは「後継者枠」というものがあり
入試の際親が酪農や獣医などの仕事に従事しており、その後を継ぐために志願した生徒
に若干ですが加点要素としているようです。また農業高校を東京農業大学などが指定推薦校
にしているのも後継者枠の一つでしょう。

私は農業や獣医など、ある程度特殊な仕事で後継者枠という制度はその職業の将来の
ためにはむしろ良い制度だと思っています。
もちろん箸にも棒にもかからない生徒にゲタを履かすようでは困りますが。

獣医は現在人気の職業なので衰退することはないと思いますが
(といっても人気のあるのは自由診療のペット獣医で、人間でいえば保険診療で
夜中でも呼び出される家畜獣医は敬遠されるそう)明らかに就業人口の減っている酪農や
農業では後を継ごうという夢を持って進学する生徒を大切にしていただきたいと思います。
もちろん高い志を持って新規就農して成功されている方も多くおられますが、親から子へと
理屈ではなく一子相伝ともいえる何かが農業にもあることは確かです。

そして後継者という人材という意味で私がひそかに懸念しているのが行政や組合の
今後の人材です。もちろん官公庁にも技術職がありますが、あと10年経ったとき農水省や
農業県(群馬もそのひとつ)と言われる県の本庁の行政の幹部にどれだけ農業や食に
通暁する人材が残るか少し不安です。組合でもかつては農業高校から推薦で農学部
などに行き、実家も酪農を営んで酪農を肌で理解している職員が多くいましたが
現在は一般家庭で現場を何も知らないままに入ってくる職員も多いようです。

2000年に雪印乳業が食中毒事件を起こした時に指摘されたことのひとつが
酪農という現場に心を向けずにただただ利益を追求する企業に変貌した雪印の
体質でした。(あれから乳業メーカーでは新入社員に短期間ですが酪農家での研修を
義務付けているところも出ています)

農林漁業は出身大学の偏差値だけでは計れない奥の深さのある仕事です。
願わくば農政や組合の幹部になる人材には少なくとも生産者に慕われ、謙虚に
現場の意見に耳を傾け、最初は食や農のことがわからなくていいからせめて
「食道楽」として食べることが大好きな方に就いていただきたいと思います。
地方でも農業人口が減る中、育てる立場の方々も大変なご苦労だと思いますが。
農業の生産現場も行政もとにかく食にまつわることが大好きな人材を育ててゆくこと。
自給率アップと同程度に必要な急務だと感じています。

書いていてとてつもなく自分が40代だと痛感しました......。
4才の息子は「モーちゃんを飼ってモーちゃんのお医者さんも一緒にやりたい」と
言ってます。そこまでの頭脳の持ち主になってくれることを望みます。(笑)

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(非公開コメント受付中)

先日、新規就農の問題点は?と言った内容で、某新聞社から取材を受けました。

その記者さん、最初は霞ヶ関に取材に行ったのですが、お役人さんは数字上の事ばかりで、何が問題点になっているのか全く分からなかったそうで、それで何故か僕の所に取材に来たそうです。
実際の新規就農者の現場の生の声を聞こうと言う事で。

多くの農水省の役人がほとんど農業の現場を知らない。
そんな感じを受けたそうです。
文中にある組合の職員の話と一緒ですね?

例えば警察ってキャリアでも一番最初に交番勤務をほんのちょっぴり体験させるそうです。
ほんのちょっぴりなんで、それが為になるかどうかは良く分かりませんが、農水省のお役人も入省時の研修で、農家に行けば良いのにネ!
なんて記者さんと話していました。
耕作人さま
農水省の役人が現場を知らないって.....。
聞けばショックですよ。やっぱり。

県でもそうです。現在50代の幹部はまだ実家が農家という
方が多く農業を肌で知っているし食にも興味があります。
若い世代でもまだ普及所など現場に多く勤務した技術系の
役人は人間としてもとても素晴らしい人もいます。

問題は農水省と同じく有名大学→上級職の方(笑)。
もちろん中には農政をやらせてもふさわしい人材もいると
思うけど先日会った私よりは若いであろう女性職員。
今どき流行らないくらいギンギンにキャリア臭を漂わせ
話しても何となく人を見下して。こういう人は女性としても
カンベンだし絶対に情報なんか上げてやらない。(笑)
現場を知らないだけでなく軽く農家を見下してる役人って....。

怖いのはこういう人望のない役人には当然農家は心を
開かず貴重な情報も集まらないことです。
役人の仕事は現場を知り、励まし、情報を管理していくことも
大切だと思うのですが。
農水省も県も農政担当は農家の研修を必須にすべきですよね。
こうやって農や食のお仕事のブログ友達同士の意見交換の
方が若手の役人よりよほどレベルが高いかも、です。
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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