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農政のひとつのあり方
ときどき読ませていただいている酪農家たちの集うHP(私はメンバーではありませんが)に
以下のような、石破農水大臣及び牛乳関連の農水省の担当者の酪農家向けの書簡が
掲載されていました。このHP運営の熱意のある酪農家の方々から見れば、まだまだ
甘いと言われるかもしれませんが、私は石破大臣や担当の官僚の酪農家の置かれた
現状に真摯に対応しようとする心を感じる文書には素直に感謝の気持ちを表したいと思います。

石破農水大臣及び農水省の対応

この回答書の日付が10月17日。その後程なく来年3月からの飲用乳価格の10円アップが
酪農家や関係団体の必死の訴えと努力が実る形で、何とか実現に至ったのも大臣及び
担当部署のこのように「酪農家の現実を十分認識して対応するように」という強い意志が
多少なりとも、影響したように思えてなりません。
このHPにも大臣の現場重視の姿勢に一定の評価をする表現がありますが、この2年近く
資質に問題のある農水大臣が相次いで、自殺や辞任を繰り返した農林省にやっとまともな見識の
大臣が就任されたと思います。(私は決して自民党支持者ではありませんが)
前任の「やかましい」発言の大臣ならどうだったことか。

実際に農や食の現場で日々を送っていると、よほど補助金や身近な法律などを感じないと
農政、といってもぼんやりとした形でしか実感できないのが現状です。
はっきり目に見える利益がすぐに出なくても、国や地方の農政担当者の目と心がどこに向いて
いるかは非常に実際の仕事にも年単位で考えると影響します。
例えば、群馬県では2001年の12月に国内3頭目のBSE感染牛が出たことで、肉牛や酪農
業界だけでなく一時は野菜までが風評被害で大きな被害を蒙った辛い思い出があります。
国の耳標制度の素早い確立の他に、県では農薬に対するチェック機能を稼動させ、
消費者のモニターを募集して表示の問題にも県をあげて生産者と消費者が一体となった
食の安全を守るシステムを作り上げていきました。
そのような行政の姿勢は例えば私がベーベ工房の製品を県外で営業したり、お客様に
説明する時、安全性の面で自信を持って取り組める後押しをされている心強さを感じます。

具体的な法律や法令、通達などに基いて農政は実施されます。
その法の運用や解釈には担当者の価値観が大きく影響してきます。
そして価値観の背後にあるのは、やはり法を執行する大臣や担当部署のトップの「思い」という
目に見えないものが非常に大きいのでは、とこの回答書を読み考えています。
この回答書は乳価の健全な決定の仕方にもある程度言及して非常に建設的な視点も感じます。
「遺憾に思う」というあいまいな表現がないところもこの回答書は個人的に好感が持てるものです。
たとえ大臣が変わっても、酪農業界への真摯な農政に対する姿勢は引き継いでいって
欲しいと望んでいます。この種の官庁の回答書に勇気をいただいたのは初めてのことです。

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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