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けんちんの話
けんちん汁について。
もともと鎌倉の建長寺で、大規模な法会にの時に門徒に出した料理の半端に残った材料を
使って作った具沢山の汁物の名前に由来しているといわれます。
日本の各地で古くから作られていて、家庭料理の定番メニューの一つです。
私の住んでいる地域では勤労感謝の日にけんちん汁を作って食べる習慣があります。
これは他の地域でもそうでしょうか?

結婚して11年。実は私はいまだに義母ほど上手にけんちんが作れないでいます。(悲)
思い切り言い訳すると、家族の反応をみても決して料理が下手でもないと思います。
自分の味噌汁がおいしいと思うこともあるし。
多分、私が「野菜と少量の鶏肉と豆腐を炒めて醤油味の汁物」のけんちんがいまだに
自分でいまひとつの出来、と思うのは多分子供時代にこの醤油味のけんちんを
日常的に食べていないことにも起因しているように思います。

ここは群馬ですが、私は横浜から嫁いだ上に血統的に完璧に関西以西の人間なのです。
関東の血は一滴も入っていないという人間で。
当然、実家の母の料理もあちら風の味付けが基本。味噌味の汁物が断然多くて、醤油味の
汁物といえばはまぐりのお吸い物など。だからこの家でけんちんを初めて食べた時はおいしくて
おかわりしてしてしまった。(笑)
うちのけんちんの材料は「大根、にんじん、里芋、小さく切った鶏肉、ごぼう、こんにゃく、豆腐」
が基本。鶏肉と豆腐以外の材料は自家産です。季節の野菜の体が温まるメニューです。

料理研究家の大御所、辰巳芳子先生も「けんちんをおいしく作るのは難しい」と著書で述べて
おられます。水っぽくなく野菜と豆腐を炒めて旨みを汁の中に凝縮させる、ということに苦労
されたようです。上手く作れるようになったきっかけは、講習会で出会ったイタリア人のシェフが
ミネストローネを目の前で作るのを見てからだそうです。辰巳先生によると少量のオリーヴオイル
で野菜の水分を上手く逃がして、蒸し焼きに近いニュアンスで野菜の旨みを閉じ込めるという
技術をイタリア人のシェフはこともなげに披露しておいしいミネストローネを作ったそうです。

されどけんちん。今年は少しでもおいしくできるように今から頑張ります。
トスカーナでシェフをされているtakaさん(takaさんの働くトラットリアの料理を本で見て
ただただ感動しました)ならきっと日本の野菜でも素晴らしい味にされるだろうなと書きながら
考えてしまいました。
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Secret
(非公開コメント受付中)

具材が自家製の野菜とは本当に贅沢なけんちんですね。私も関西人ですが、確かに、けんちん汁を幼いころ日常的に食べた記憶はありませんね。お雑煮もお味噌だし。やはり、小さい頃に食べた味の記憶は一生残りますよね。東京に住んでいた時に四角いモチやけんちんやほうとうやはんぺんやら、狭い日本なのに見たこともない食べ物いっぱい体験して目を丸くしていました。けんちん、私も食べたくなってしまいました!炒めて味の凝縮ですね。ちょっと、試して作ってみます。お知恵を拝借いたします!!
けんちんにもいろいろ工夫があるのですね、ちなみに僕の実家では具は炒めずに味付けは味噌と醤油の合わせ技です。
ミネストローネもけんちん同様母の味ですね、これと言ったこだわりもなく見よう見まねで作っていますが、不思議と美味しくできるのは材料のおかげでしょうか。
ぱんだままさん
そうなんです。贅沢なけんちんです。こんにゃくは11/23は手作りの
ものです。ぱんだままさんも関西人でいらっしゃるのですね。
私は広島と岡山の血統でして。(^^)だから魚好きですね。
お雑煮は必ずぶりの焼いたものをいれますが、ぱんだままさんはいかがでしょうか。
私は東京~横浜で育ったのですが、いまだに母の影響で食べ物の
好みは関西風です。けんちんは体が温まり、残ると「けんちんうどん」でも
楽しめるスグレモノです。これからの季節おすすめですよ。
takaさん
あの本のおいしそうな料理を見て、takaさんなら野菜をどうやって
おいしく料理されるか想像しています。
プライベートでは和食を召し上がることもおありですか?
イタリアもブログを拝見すると、農家が大変そうですが、おいしそうな
野菜がたくさんなのでしょうね。私はミネストローネに白いんげんを
入れるのも好きです。豆をそちらでは多く食べるということですが、
豆を煮る時間の豊かでゆったりした雰囲気が大好きです。

追伸  今日頃、届くかもしれません。どうぞよろしく!
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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