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トラヤヌス帝のマーケット
朝日新聞の日曜日の別刷版に古代ローマの遺跡が紹介されていました。
名づけて「トラヤヌスのマーケット」。ローマ帝国の五賢帝の一人トラヤヌス帝の建設した
古代のショッピングモールです。

公式サイト

少し世界史のおさらいをしますと、トラヤヌス帝(53~117年。在位98年~117年)は軍事に
優れた皇帝で彼の時にローマ帝国んも領土が最大になりました。
軍事だけでなく内政にも優れた手腕を発揮。市民の生活を考えた施策や都市インフラの整備に
大きな業績を残し、元老院から「至高の皇帝」の尊称を贈られた名君です。
このトラヤヌスのマーケットはそんな都市インフラ整備の一環として造営されました。

公式サイトの写真を見ると、現在でも使えそうな機能的な造りに驚きます。
建物は上層部と下層部に分かれ、居酒屋もあったそうです。シリア出身の建築家アポロドロス
の設計といわれていますが、斜傾地の景観を生かした設計、凱旋門などと違い市民の集う
場所であることを考えて、小さなレンガを積み重ねた構造など実に近代的な建築物です。
ここの市場では生鮮食品、香辛料、絹なども商われていたようです。
もちろん当時から市民が愛用したオリーヴオイルやワインも。

現代の政治家も「生活者の視点で」ということを頻繁に口にします。でもどれだけ庶民の生活を
肌で感じているか疑わしいことも多々あります。
さすがに歴史に残る名君、トラヤヌス帝の残した史跡は論より証拠で、軍事だけでなく
内政にも卓越した手腕を発揮した彼の事跡の素晴らしさを無言で語っているようです。

イタリア人は古代ローマ時代から美食だったようです。
その食文化を支えていたのがトラヤヌス帝を含む五賢帝など名君の内外共に
安定した善政。征服した属州とも良好な関係で珍しい食べ物もたくさん入ってきた
ことでしょう。豊かな食の背景の豊かな政治。トラヤヌスのマーケットはローマ帝国の
真に誇るべき財産だと心から賞賛したいです。
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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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