ベーベ工房のヨーグルトとチーズは乳業メーカーではなく、30頭の牛の乳を搾っている小さな酪農家が作っています。だから毎日作るわけではなくどちらも週1日づつの製造です。(ビンの準備や発送日などがあるので週4日はかかるのですが)
これまでにも何回か「作る日はどういうスケジュールなの?」という御質問をいただきましたので少し記しておきます。
朝5時起床~牛舎へ
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飼料を与え、掃除をしてから9時半まで搾乳
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すぐにバルク(牛乳を貯めておく大きな専用冷蔵庫)から牛乳を乳缶(フランダースの犬な どに出てきますね)につめフォークリフトで同じ敷地内にある工房の製造タンクへ
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牛乳を低温殺菌し、タンク内の温度が落ち着いたら乳酸菌投入
というスケジュールです。そして夕方に発酵の具合を確かめます。
この間に食事をしたり、飼料の牧草を作っている畑の管理をしたりそれは忙しいスケジュールです。二足のわらじ状態ですね。(笑)
牛舎の仕事はデイリーな仕事でもかなりハードです。その上、たまにお産が難産だったり
病気の牛が出たり計算が立たないこともある大変な仕事です。
牛乳を他所から買って作るほうが楽だと思いますが、やはり私たちは牛と共に生活して、
その牛乳で製品を作ってゆきたいと思います。夫は声高に「顔の見えるつくり手」
と言うことはありません。穏やかにそして黙々と取り組んでいます。
ただ名刺に
「ベーベ工房 農家製チーズ・ヨーグルト製造」と書いています。
それがきっと夫の誇りなのだと思います。
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