<<09  2017,10/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  11>>
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
米の復権とはいうけれど........
米の消費がこのところ伸びています。理由はパンやめんの値上げで割安感が出たこと、
食の安全の面で消費者の国産志向が強まっていることなどです。
学校給食でもご飯給食の回数が増えたところが多いようです。

とても喜ばしいことですが、問題が一つ。特に新米の季節までに消費が伸びて品薄間が
でるのでは、という懸念です。ああ....。ここでも食糧危機の問題が........。

1993年に冷夏の影響で、「平成の米騒動」が起こりました。その後、食管法の改正もあり
農家に予約生産をして、農家の利益を考えた価格で米を作ってもらうシステムを利用している
消費者も一部に増えましたが、「米余り」を理由に減反政策もそのまま続行されています。

私が尊敬するフードジャーナリストの藤田千恵子さんは2000年のスローフードを特集した
雑誌の米の問題に触れた記事で日本の自給率の低さ、米余りといっても米を作る農家の
老齢化が進んでいること、飽食に走りながら食糧の生産者がないがしろにされている
現実を非常に的確に書いておられましたが、まさかそれから10年足らずでこれだけ
食糧危機が一気に現実化したことに恐怖を感じる人間は多いでしょう。

私は米のことはわからないので素人のつぶやきですが、小麦が異常に値上がり
して米にシフトする人間が多い中、まだ減反を現状のまま実行して米が足りるのか
疑問です。備蓄米だってこれまで以上に必要とされるでしょうし。
酪農に優れた見識をお持ちの鈴木宣弘東大教授は「余った米を米粉にしても減反は
食糧危機に備えて見直すべき」と仰っていましたが私も全く同感です。

藤田千恵子さんは前出の記事で、今後も米の安定生産を望むなら、生産者が将来の生産が
可能な価格が必須条件と述べておられます。それも消費者の理解を得ながら。
その意味で理解ある消費者による予約生産システムはとても健全です。
それは、米に限らず野菜や果物、牛乳も同じですが。

私が危惧するのはたった今現在は、米のほうがパンより割安ということで米を買っている
消費者も、米の生産の大切さに思いを馳せるよりただ「安いから」だけで動いている人が
多いのではないかということです。自国の主食のことくらいは損得抜きで真摯に考えるのが
真の文化国家だと思うのすが。どうでしょうか。

バンコクの市場でも米が異常に高騰中です。今度1993年のような米騒動が起きても
もうタイ米にも頼れない。あの時タイ米がまずいと言った自分が恥ずかしい。
お米が売れる........、と素直に喜べないなあ。



スポンサーサイト
Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

メールフォーム

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。