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向田邦子の手料理
今日は40代の最後の日。
結婚以来のそして充実した40代の感謝を込めて作家の向田邦子さんの
料理本に感謝の言葉を書こうと思います。

向田邦子さんが台湾で航空機事故で死去したのは1981年8月22日。
大学一年の夏の衝撃でした。高校時代にドラマ「阿修羅の如く」に
夢中になり死去したこの年の5月には主婦のささやかな恋を描いた
「隣の女」が放映されたばかりでした。

向田さんのドラマや著作からの感動は今も心の奥に大切に存在していますが
1989年に出版された「向田邦子の手料理」(講談社)は結婚後の私の
生き方の指針ともなった一冊です。群馬に嫁いで慣れない環境に時には
泣きたくなる日もあった頃書店で出会ったこの本は結婚後初めて買った
料理本になりました。

妹の和子さんの手によって再現された生前の向田さんの得意料理の数々は
ちょうど母の世代の家庭料理で材料を大切に使い回し同時に彼女の
器道楽やモダンなセンスが光るどれもが作ってみたくなる料理でした。
レシピだけでなく生前楽しまれていた「お取寄せ」の悦楽や愛してやまなかった
愛猫のことなど幸せもセンスも日常の日々の中で紡ぐことができるのだと
無言のうちに私に教えてくれたかけがえのない一冊となりました。
この料理本は現在も版を重ねています。

向田さんのドラマには寺内貫太郎一家のように家族で囲む食卓の場面が
多く登場します。「阿修羅のごとく」では水炊きの残骸が加藤治子さん扮する
長女の中年の道ならぬ恋を見事に表して品の良いエロスと、独身を通
したけれど恋する感受性にも恵まれた向田さんの稀有な才能を見事に
表出していました。

向田さんのこの本に憧れて日々を重ねるなか気がついたら私は主婦が板につき
立ち上げた商売も軌道に乗り母親になっていました。
向田邦子さんの料理本はずっとこれからも主婦婦である限り私の傍に
いつもあるはずです。

向田邦子の手料理 (講談社のお料理BOOK)向田邦子の手料理 (講談社のお料理BOOK)
(1989/05/22)
向田 和子

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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