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カルメン
最近は熱心なファンがオペラの全幕をYOU TUBEに投稿して下さって
家にいながら歴史的なオペラの名舞台を堪能できることは本当にありがたいことです。

先日バレエもファン歴30年を越えると超絶技巧を見せるコンサート方式の
フェスティバルよりも全幕を観たくなると書きましたがオペラも同じです。
有名なアリアをリサイタルで聴くよりも、チケットが高くて多少の冗長さが
あってもやはり全幕で歌と演劇を堪能してこそのオペラだと思います。

全幕とアリアの抜粋でまったく印象が違うオペラの最右翼がビゼーのカルメンです。
ご存知の通り、ファムファタル(運命の女)カルメンと彼女を愛しついには殺して
しまう士官のドン・ホセの血なまぐさい恋物語ですが、ハバネラだけをコンサートで
聴くといささか安っぽい毒婦の色気だけを感じるこの作品ですが、豪華な舞台装置や
バレエ団も存在感を示す中でアリアや物語を見ると非常に等身大の心に響く
物語となるのがこのカルメンというオペラの真骨頂だと痛感します。

私が特に好きなのが、有名な序曲が終わり幕が開く冒頭部分でいかにも
乾いて誇りっぽいスペインの町の喧騒を表す音楽を背景に町の人々や
駐屯する兵士たちが、ごく平凡な日々を少々退屈しながら送っていることが
伝わってくる場面です。この平凡な日常の延長に、カルメンが起こした
喧嘩騒ぎも彼女に誘惑されて脱走させて投獄されたドン・ホセの想いも
闘牛士のエスカミーリョとの三角関係もあったのだと思うととかく
暑苦しいヴァンプの物語という印象を与えるカルメンのイメージが大きく
変わる名場面だと思います。



私が好きなのは何と言っても希代のカルメン歌手として名高いアグネス・バルツァと
三大テノールの一人ホセ・カレーラスの版ですが、酒場でのジプシーの踊りの場面での
バレエ団のダイナミックな踊りや闘牛場での合唱の場面など、オペラは国の文化の
総合力を示す芸術だと思いを新たにします。スカラ座レベルの公演だとチケットが
優に五万円を越えるのもむべなるかなです。

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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