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ジェローム・ロビンズ「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」
私の文章は(好悪はあると思いますが)生産者としてはあまり演歌的とも言える
気合を全面に出すスタイルではないと思います。それは多分私が、あまり感情に
飲まれて表現することを嗜好しないからだと自認しています。

読書や文章に向き合うことで朧気ながらも自分の中に芽生えた美意識をバレエや
映画を見ることで自分の中で形にする一瞬があります。
そんな今の私の嗜好に大きな影響を与えた作品が、ジェローム・ロビンズが
ショパンのピアノ曲に振付けたバレエ「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」で
これは私がまだ学生の頃、NHKに放映されました。

ロビンズと言えばバレエの振付家としてよりミュージカル「ウエストサイドストーリー」
や「屋根の上のバイオリン弾き」などの振付家としての方が有名ですが、本業のバレエでも
バランシンと並び20世紀のアメリカバレエの立役者でもありました。

徹底的に音楽的で女性美を追求したバランシンに比べてロビンズの作品は音楽的な
ことは同じですがバランシンより闊達で音楽のイメージを踊りで温かく膨らませて
ゆくイメージがあります。



この「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」はピンクやモーヴとなどの衣装が鮮やかで
衣装の色がそのまま役名になった物語のない作品です。
一見、ダンサーはすいすいと踊っているように見えますがロビンズ独特のステップを
駆使しながらショパンの音楽を表現することは非常に難しくレベルの揃ったダンサーを
揃えて上演することは非常に困難な作品です。

作品から伝わるのは難しさより軽やかさ、明るさ、独特のユーモア。
派手な見栄を切らない美学は、20代の私にいつの間にか大きな影響を与えてくれました。

多くのバレエを観て来ましたが自分なりの美学への影響といえば
たった一回観ただけのこの「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」です。
再びこのような出会いを期待しつつ私のバレエフリークは続いて行くのでしようか。

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

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