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コスト削減の対象になるもの・ならないもの
最近ある小売業者さんとお話した時にこのような話を聞きました。
有力な小売業者がマージンを確保するために生産者にコスト削減を迫り
その結果、生産コストを下げるために、多少味や食感が悪くなっても安価な
原材料を生産者が使用するようになると。

具体的に言うと甘みをつける材料のことなのですが、私たちのように創業時から
国産の甜菜糖のみを使用して商業ベースに乗る製品を作ることができるのは
理解のある取引先あってのことだそうで、なるほどと思いました。
原材料欄でよくみかける「ぶどう糖果糖液糖」というものはでんぷんを主原料とした
合成の甘味料ですが、普通の砂糖(甜菜糖も含め)に比べて遥かに安価です。
もちろん安全性や産地証明の点で普通の砂糖の方が格段に上ですが。

この話を聞いて改めて感じたことは、コストを削減するのはいいとしても
安全で美味な製品を作ってゆくためには、小売側の言うままに安価な原材料に
変えることなくコスト削減の対象になるものとならないものをしっかりと
自分の中で線引きすることがとても大切だということです。

ベーベ工房の製品は生乳以外はほとんど原材料がないのですが
パッケージや容器も含めるとコスト削減の対象を概ね以下のようにしています。

 ① 絶対にコスト削減の対象にならないもの

      ヨーグルトに使用する甜菜糖 乳酸菌の種類 ガラスびん

 ② コスト削減とリニューアルが並立可能なもの

      チーズの容器及びシール

国産の甜菜等から安価な甘味料に換えたらベーベ工房のヨーグルトでは
なくなってしまいます。大げさかもしれませんがコストのために変えられないものと
妥協できるものをきちんと分けておくことは生産者が人としてどう生きるか
という一種の哲学にも直結するように思えます。

コスト削減に目がゆくあまり自分の製品ではなくなるような製品を
作るべきではありません。常識内の価格におさめることができるなら
自分が譲れないものを理解してくれる取引先をみつけてゆくべきです。
たとえ厳しい道だとしても絶対にその方が後悔のない製品を作れるはずです。

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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