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変わってゆく基準(スタンダード)
昨日、報道ステーションで放映された、穀物に対する投機、そして「食糧があるのに価格が
高騰して米が手に入らない」という衝撃的な現象は、かなりショックを受けました。
原油価格の異常な高騰にしてもしかり。OPEC諸国の責任ではなく、ひたすらテキサスのごく
一部の市場での異常な投機熱が原油高・ガソリン高などで日本人の生活を直撃しています。
また去年NHK特集で放映されたバイオ燃料の材料に使われるトウモロコシのニュースも
ショックでした。何せ日本の商社が買い付けに行ってもトウモロコシがないのです。

我が家では牛用の配合飼料の中のトウモロコシはすべて遺伝子組み換えのないものを
ブレンドしていましたが、この2月から在庫が微少になったため配合飼料の成分を変更し
お取引先に説明をいたしました。
世界的に穀物が投機の対象になり、また温暖化やバイオ燃料の影響で今までのように
安定した量を手にすることが困難になりました。
また10年前では予想もできなかった事態に、遺伝子組み換え作物(GMO)についての
見解も微妙に風向きが変わっていますし、私自身も以前のようにGMO=悪と一概に
言えなくなっています。

安定した収穫量、害虫や除草剤に強くむしろ自然負荷の少ない品種の開発など
GMO作物のメリットも以前より冷静に議論されているようです。
食糧危機も決して対岸の火事ではない現在の日本。(自給率39%の惨状です)
生産者として基本的なところから知識を得たいと思っています。
長期的に見て、一部をGMO作物にしてかたくなにNON-GMOだけにこだわらない方が
食糧の安定供給に役立つのか......。

ここからは私見です。
日本では消費者団体が「遺伝子区組み換え作物はNG」を強く謳っていて非遺伝子組み換え
(NON-GMO)であることが一つの安全性の基準になり、またプラスの評価となっています。
そのことにはなんら異論はありません。
ただ、今後、食糧事情がかなり逼迫した場合、現在と同じ基準(スタンダード)があてはまるか
どうか、かなり懐疑的になっています。
まず、飢えない程度の量を確保するのが先決ではないのかと.....。

「絶対にNON-GMOのものしか食べてはいけない」というのは正しい答だと思います。
ただ、それは現在の食糧事情から見ると、まともなモラルで市場が支配され、ここまで
異常気象がなかった、(わずか10年前の)今から思うととても贅沢な基準であるような
気がしてなりません。




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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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