<<01  2017,03/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  02>>
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
風評被害と実害と
昨日、酪農家あてに群馬県のJAグループと健の畜産課から
牧草の今後の放射性物質の検査予定と、基準値以下が続いた場合の
制限解除のスケジュール、給与できないことが確定した牧草の
補償を受けるための証拠の作成など非常に綿密なマニュアルが配布されました。

そして基準値を上回ったデータが出た前後の牧草は、錯誤等により絶対に
乳用牛に与えないようにと下線を引いて強調されていました。

群馬県は行政もJAも安易な見通しをせず客観的に安全が証明されない
限り牧草を給与しない、放牧もさせないという姿勢が徹底されていると
思います。これは本当に心強いことです。

他県のことに疑問を呈する記事を書くことは遠慮すべきだと思っていますが
一昨日テレビで放映された栃木県での育成牛の放牧再開の映像には
酪農家として一抹の不安を感じざるを得ませんでした。

原発事故による放射性物質による農産物の汚染はもちろんデータを
公開することが大前提ですが、一概に風評被害だとも言えないと
思います。ネットでも多くの消費者が「風評被害ではなく実害」
と書き込んでいるのは悲しいけれど正鵠を得ていると思います。

確かに、育成牛と搾乳牛への牧草の給与基準は違います。
ただ、酪農家には理解できるこの基準も一般消費者に理解して
もらうことは難しいと思います。一般消費者には牛は出産しないと
牛乳が出ないということを知らない方も多くそのレベルの消費者が
多い中、いくら検査をしたといっても育成牛だといっても牛を
放牧させる画像を全国放送させた栃木県の判断については違和感と
一抹の不安を感じます。

農産物の原発被害と風評被害の防止は個人レベルでできること
ではなく県単位での姿勢や情報公開の方法が大きく信用を左右します。
BSEの時は明らかに風評被害だったのでそれを打破するために
イケイケの姿勢も必要でしたが、今回は実害と言われても仕方がない
数値が出ているので、安易に風評被害と戦う!的な姿勢は却って
地域の農産物の信頼を損ねるのではないかと個人的には考えています。

安全を裏付けるデータが揃ったところで確実な一歩を。
私はそのような姿勢でベーベ工房の仕事にも取組むつもりです。
ずっとお世話になってきた私の心の師匠もそのように助言を
して下さいましたしね。ここはぶれずに努力します。




スポンサーサイト
Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

メールフォーム

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
01 | 2017/03 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。