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リン・シーモアのジュリエット
シェークスピアの「ロミオとジュリエット」は演劇はもちろん
音楽、映画、バレエと分野を超えて数えきれないほどの名作を
生み出してきました。その中でも特に私が好きなのが1965年に
英国ロイヤルバレエ団で初演され現在も世界中のバレエ団で演じられている
ケネス・マクミラン振付のバレエです。

1965年に初演された時に主演を踊る栄誉を担ったのは伝説的大スター
だったマーゴ・フォンティンとルドルフ・ヌレエフの黄金ペア。
彼らの舞台は大成功でその後この作品が不朽の名作となる礎を築きました。

コアなバレエファンならご存知だと思いますが実はマクミランの
「ロミオ.....」はフォンティン&ヌレエフのために作られた作品では
なく当時マクミランのミューズとして有名だった同じロイヤルバレエ団の
リン・シーモアのジュリエットを念頭に作られた作品でした。

マクミランはもちろんシーモアで初演したかったのですが興行実績を
重視する劇団幹部によって黄金ペアのフォンティン&ヌレエフが初演を
踊ることになり、シーモアは三日目に踊るという屈辱を受けねばなりませんでした。

フォンティン&ヌレエフ版はDVD化もされていますがシーモアのジュリエットは
一部がYOU TUBEで見られますがこの作品の白眉とも言えるバルコニーの
場面は残された写真で想像するしかない幻のジュリエットです。

リン・シーモア

これはリハーサルの写真だと思いますが彼女の類稀なドラマティックな
資質が痛いほど伝わってきます。マクミランがジュリエットを踊るバレリーナに
「醜くなることを恐れるな」と厳命したことは有名ですがシンプルで端正な
踊りが身上だったフォンティンでは彼の伝えたい表現ができなかった苦悩を
生涯持ち続けたと言われています。

リン・シーモアは現在の基準で見ると少々太めで決してスタイルの
良いダンサーではありませんが、踊ることをそのままドラマにすることの
できる唯一無二のバレリーナでした。

マクミランのロミオとジュリエットの特にバルコニーの場のパ・ド・ドゥは
コンサートで数えきれないほど見ましたし、80年代以降新たにミューズになった
アレッサンドラ・フェリのジュリエットも見ることができましたが
そのたびにシーモアはどのように踊ったか焦がれるような思いで幻と
なったジュリエットを心のどこかで追い求めて現在に至っています。

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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