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釜石が繋いだ未来への希望ー子ども犠牲者ゼロまでの軌跡
3月11日の大震災から1ヶ月になります。

今朝の朝日新聞でも大きく特集されていましたが、宮城県の石巻市の大川
小学校では避難途中に津波に襲われて生徒の7割が死亡・行方不明、教師も
早退していた校長と奇跡的に生き残った男性教師を除く全員が亡くなるという
悲劇に見舞われました。

多くの子供たちが犠牲になった震災の中、岩手県の釜石市では市をあげた
避難訓練が実り、当時学校や幼稚園、保育園にいた子供たちの犠牲がゼロという
奇跡を成し遂げました。

以下に紹介した記事は2005年から釜石市の委託を受け、市民も参加しての
学校での津波を想定した避難訓練の指導をしてきた群馬大学の広域首都圏
防災研究センターのHPからのものです。海から直線距離で400メートルの
ところにあった釜石東中学と鵜住居小学校の児童生徒は一週間に一度行ってきた
避難訓練を生かし、素晴らしい判断で高台に避難し欠席して家にいた生徒などを
のぞいて全員が無事に避難しました。

釜石が繋いだ未来への希望ー子ども犠牲者ゼロまでの軌跡

北海道新聞では次のように紹介しています。



東日本大震災で1200人を超す死者と行方不明者を出した岩手県釜石市では
3千人近い小中学生のほとんどが無事に避難した。背景には、古くから津波に
苦しめられてきた三陸地方の言い伝え「津波てんでんこ」
(自分の責任で早く高台に逃げろの意味)に基づいた防災教育がある。
想定外の大津波が押し寄せる中、防災の教えが子供たちの命を救った。

 釜石市北部の大槌湾を望む釜石東中学校(生徒数222人)は同湾に
流れ出る鵜住居(うのすまい)川から数十メートルしか離れていない。
11日午後の地震発生時は、各教室で下校前のホームルームが行われていた。

立っていられないほどの横揺れが生徒たちを襲った。1階にいた3年生の
栗沢正太君(15)は避難口を確保しようと、とっさに窓を開け、机の下へ。
揺れが一段落すると、担任教師が「逃げろ」と叫び、栗沢君が校庭に出ると
2、3階にいた1、2年生も非常階段を下りてきた。

 校庭に出た生徒たちは教師の指示を待たず、高台に向かって走りだした。
途中、同校に隣接した鵜住居小学校(児童数361人)の児童も合流。小学生の
手を引く中学生の姿も目立ったという。

 子供たちは普段の防災訓練で使っている高台に集まろうとしたが
だれかが「まだ危ない」と言いだし、さらに高い場所にある老人施設まで移動。
学校から1キロも走っていた。

 教師たちが点呼を取ったところ、登校していた両校の児童生徒計562人全員の
無事が確認できた。その5分後、両校の校舎は津波にのみ込まれた。

                     (北海道新聞より)


群馬大学の防災教育の素晴らしさは、「てんでんこ」だけではなく
子供たちに避難中にも弱いものに手を差し伸べてともに避難する
心と方法をしっかり伝えたことだと思います。上記に引用したHPには
中学生が小学生だけでなく、避難途中に合流した保育園の幼児たちの
避難にも手を貸して無事に避難場所に到着させた感動的なエピソードも
紹介されています。

助かった児童生徒の中には両親を津波で失った子供たちもいます。
群馬大学の広域首都圏防災研究センターでは縁の深い釜石の子供たちの
ための進学費用などの支援を呼びかけています。

彼らのそして被災地の子供の未来が幸多いものであることを大人として
心から祈り微々たるものですが支援をしようと考えています。


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Secret
(非公開コメント受付中)

避難経路だけでなく、助け合いの精神まで教え込むということは、一朝一夕に出来ることではないですね。
▼初動での冷静な判断と成すべきことの実行性
▼非難が十分であるかどうかの判断
▼先生の指示無しに行動できる判断力(これはすごい!)
これらは、このような大震災の場合に限らず、役立つはずです。まさに、「備えあれば憂い無し」、「無し」は無理でも、最小限にとどめることができる。
東京電力の幹部に聞かせてやりたいです。
cowboyさん
想定外もあるということを徹底して教えた
群馬大学の片田教授の素晴らしさとそれを
期待以上に実行できた生徒たちの素晴らしさ!
こういう子供を育てることが教育なのではないか
と思いました。きっと地域のリーダーになってゆくと思います。
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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