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長ぐつをはいたねこ
保育園経由で偕成社の世界名作童話全集を購入しています。
ヨーロッパの若手画家たちの挿絵とウィットに富んだ日本語訳は
大人が読んでも名作の魅力を再認識させてくれます。

長ぐつをはいたねこ (偕成社 世界のどうわ)長ぐつをはいたねこ (偕成社 世界のどうわ)
(1989/03)
シャルル ペロー

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その中でも息子と一緒に読んで大ウケだったのが「長ぐつをはいたねこ」
有名なペローの童話です。この版はフランス人画家のイラストも本当に可愛い!
あらすじは次の通り。

昔、あるところに、粉屋と三人の息子がいた。粉屋はとても貧しく
財産といえば粉ひき小屋とロバと猫しかもっていなかった。
だから、粉屋が死んだとき、その財産は三人の息子に分けられた。
長男には、粉ひき小屋が、次男には、ロバがそして、三男には、猫が分けられた。
一番、損をしたように思える三男。しかし、その猫はとても賢くて
飼い主のために、一肌脱いで三男を出世させてくれるのだ。
一番、損したように思えた遺産が一番良い遺産だったという話。
猫がしゃべり、長靴をはいて、王様にはったりをかます。という発想。

           (僕はこんな本を読んできた、より)

長ぐつをはいた賢い猫の大活躍で貧しい粉屋の三男がカラバ公爵を名乗り
土地も城も手に入れて王女の婿にまで出世する奇想天外な童話ですが
この猫とカラバ公爵の関係は実際の大人社会の縮図そのものを
体現しているように感じてあれこれ楽しい妄想にふけっていました。

長ぐつをはいたこの賢い猫はとにかく情報収集力にすぐれています。

 ① 王様が狩の獲物が好きだとリサーチの上で自らウサギやウズラを
   捕獲して「カラバ公爵からの献上品です」と王様にはったりをかまして
   信用を得ることに成功。有名なカラバ公爵(実は三男)が川で溺れる場面も
   事前に王様が娘の王女を連れて馬車で散歩するコースと日時を把握済み。

 ② 領主である人食い鬼の残忍さに領民が辟易していることを見抜いた上での
   農民への明るいペテンや人食い鬼退治(一種のクーデターですね)

 ③ 才気走っているけれど憎めないキャラクター。 

そしてただ猫の言いなりに動いているように見える三男ですが
才気は猫に譲るとしても天性、上に立つ者の資質を備えています。

 ① 貴族の服装をすれば王女が一目ぼれするほどの容姿。

 ② 心優しく謙虚な人柄。

 ③ 与えられた運命を受け入れる従順さと度胸。

長ぐつをはいた猫のような参謀と天性のリーダーの資質がある
経営者や政治家のコンビならば個人的にはおろか社会的にも
貢献できる成功は間違いナシと思われます。うちの場合は私が
猫で主人がカラバ公爵だと息子が鋭い指摘をしてくれました。(汗)
長ぐつをはいた猫の話はなまじのビジネス書よりも鋭く成功への
ヒントがちりばめられている大人にお勧めの童話です。

主人を助ける動物が悲劇的な結末を迎える鶴の恩返しと違い
猫も最後は良い身分を謳歌する結末はさすがにフランスらしくて素敵です。

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(非公開コメント受付中)

長靴をはいた猫ってそういうストーリーでしたっけ?
メジャーな童話は一通り読んでいるはずですが、ストーリーはすっかり忘れてしまいました(汗)
大人になって読み直すと新たな発見があるのでしょうね、きっと。
しかし息子さん、鋭いですね。
子どもは子どもなりに物事の本質を見抜く力がありますから侮れません。
Ri~naさん
私もすっかり忘れていましたが読んでいくほどに
思い出しました。けっこうこういうちょっと複雑な
童話の方が大人が読んでも楽しめるような気がします。
それにしてもフランスの挿絵画家たちは本当に
素敵な絵を描きます。大人の方がはまっていますよ。
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
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製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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