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地域ブランドの統一基準
息子は昨日の夕方から急速に回復し今日は平熱です。
多分インフルエンザでしょうが菌は検出されずでした。

ブリの豊漁は嬉しいことですが年末の築地市場で産地偽装した
氷見ブリが出回り警察が介入する騒動に発展したそうです。

氷見ブリは専用の青い箱に入れられるが、箱は厳密には統一されていない。
また、「氷見で不漁のときは業者間で融通してきた」と打ち明ける富山県内の別の
地域の漁業関係者もおり、チェック態勢がなかったことがうかがえる。

 こうした曖昧さをなくし、信頼を取り戻すため、氷見漁協などは
「ひみ寒ぶり」の名称で、来シーズンまでに地域団体商標の登録を目指すことを決めた。
今後、捕れた海域や時期、重さなど定義を明確にした上で氷見産を証明する
タグを取り付けることなど詳細を詰める方針だ。


             (ヤフーニュースより)

この偽装は心ない一つの会社が行っていて地域挙げての偽装ではなかった
ことが幸いでしたが、組合ではこれを受けて今までは特に設けていなかった
氷見ブリの統一基準を作り地域ブランドの強化を図るそうです。

産地偽装が絶えない現在の日本の現状では、品質の基準を作り
地域ブランドの信用を守ることはやむをえないと思いますが
理想を言えば、偽装対策のためのいわば守りの姿勢のための統一基準作りに
終わるのではなく、TPP加入も現実味を帯びている現在、国際競争力を
つけるため、攻めの姿勢としての統一基準を作成する時期に来ているように思います。

品質の保証だけでなく国際競争力及び信用力のための統一基準のお手本といえば
何と言ってもフランスのAOC(原産地呼称統制)だと思います。
参考までに以前の日記から以下に再度記しておきたいと思います。

フランスの農業政策に心底感心したのは、上記のハード部分の整備のほかに食の安全や
販売政策のいわばソフトの部分にも実に緻密な整備がなされていることです。
ワインやチーズで有名なAOC(原産地呼称証明)制度が始まったのは1919年。
味を重視したラベル・ルージュ(品質証明ラベル)制度が1960年
伝統的な製法を支援するCC(基準一致証明書)制度が1990年。

また1981年には各国にさきがけて有機農法関連の法律が施行。有機農法にとりくむ農家へ
国家が支援をしてきました。これらの法律がフランスの農産物の格を高め農業者の収入
に反映されています。適用を受ける農家は抜き打ち検査や基準も厳しい代わり
生産者が誇りを持てるというシステムが国家レベルで保証されています。
特に格の高いAOCはチーズやワインが地域おこしに一役買っています。

AOCも素晴らしい制度ですが、私の本当のブランドの理想は
司馬遼太郎の「菜の花の沖」の主人公高田屋嘉兵衛のブランドです。
江戸時代、大阪の廻船問屋だった彼は北海道でニシンや鮭の塩蔵品を
作らせて木箱に高田屋の刻印をして売っていましたが、当時としては
画期的なほど塩にまでこだわって素晴らしくおいしい海産物を世に
だしていたため信用が絶大で、高田屋の刻印の箱なら開封しなくても
信用されて高値で取引されていたそうです。彼が死ぬまでこの信用を
裏切らなかったことの素晴らしさと相俟って江戸時代のブランドのレベルの
高さに感嘆するばかりです。



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(非公開コメント受付中)

私も見ました、このニュース。

父は魚喰いですので、魚の舌はすごく超えています。
ある年、夕食でブリの塩焼きを食べていると、「氷見産って書いてたけど、全然おいしくないのう」と父が言いました。
私が食べてもこれ本当に氷見産??と思ったので「氷見産ったってピンからキリまであるのかも。ひょっとしたら産地偽装してたりして(笑)」なんて話をしてましたが・・・
まさか偽装があったとは。
私としては、「氷見で不漁のときは業者間で融通してきた」ことの方がショックです。私達が食べた「氷見産」はおそらく「氷見以外の富山県産」だったのでしょう。
氷見以外でも富山県産なら十分美味しいですよ。ただ氷見は別格です。美味しさが全然違います。(私の貧困なボキャブラリーではそうとしか言い表せません(汗))勿論お値段も全然違いますが(笑)
氷見でどれだけ不漁であろうと、たとえどれほど高値になっても「ひみ寒ぶり」は徹底的に守ってもらいたいと切に思います。
だって氷見産にはそれだけの価値があるのですから。

いつも長文コメントで申し訳ありません。
Ri~naさん
20代の終わりに氷見に行きましたがおいしい
魚料理には今も強烈な印象が残っています。

Ri~naさんのように地元出身の方ならよけいに
今回の偽装に憤りを感じられると思います。
氷見ブリだけでなく関サバも偽装があったと聞きました。
氷見ブリは多分料理屋か高級なスーパーに出回るので
群馬ではまず食べられないと思いますが文句なく
おいしいのでしょうね。秋に近くのスーパーで金沢
直送のカマスなどを販売していましたがそれでも
おいしかったのでさぞやと思います。
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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