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マダム・ポンパドゥール
現在では全国展開するパン屋となりましたがハマっ子の私にとって
ポンパドウルはバゲットやブリオッシュなどの美味しさと共に
私の心の食文化に大きな影響を与えてくれた店です。

1970年代に横浜の元町にオープンしたポンパドウルは当時まだ珍しかった
店ごとに焼きたてのフランスパンを提供するパン屋でした。
当時私たち女子高校生も帰宅途中毎日のように立ち寄り、洒落た赤い
袋にバゲットを買っていたものです。

ポンパドウルの名前はフランス文化を象徴するヒロインである
ポンパドゥール侯爵夫人の名前に由来しています。

世界史を学んだ方なご存知と思いますがポンパドゥール夫人(1721~1764年)
はルイ15世の公妾として有名で、ブルジョワの市民出身ながらその教養と
才知、美貌で文化だけでなく政治にも大きな影響を及ぼした女性です。

政治的権力は賛否あるので控えますが文化的な功績は現代にも
残る素晴らしいものがいくつかあります。

 ① エリゼ宮 フランス大統領の官邸として知られるこの城は彼女の住居でした。

 ② セーヴル焼 フランスの誇るこの陶芸は彼女の保護で世界的ブランドになりました。

 ③ シャトー・ラフィット・ロートシルト マルゴーと並ぶボルドーワインの最高峰である
                     このワインをロスチャイルド家に譲渡される前から
                     保護したのはポンパドゥール夫人です。
          

絶対君主時代の国王の愛人だからこその権力ですが芸術から食文化まで
彼女の高い美意識と教養は、世界史上に不滅の金字塔を打ち立てています。
私がリーズナブルなファミリーラインですが贈り物用にはロートシルトのワインを
選ぶのは品質への信頼の他にポンパドゥール夫人への憧れもあります。

ポンパドゥール夫人は体が丈夫ではなくいわゆる妾の務めは30才でリタイア
しましたが、政治の相談役としても国王の話し相手としても寵愛は衰えず
43才で死去するまで第一の寵姫であり続けました。

さらに凄いのは国王の妾でありながら王妃や多くの王子と王女からも
慕われて尊敬され続けたこと。ポンパドゥール夫人の才気と人柄ゆえだと
思いますが、「私が支配した時代」と言うほどの権勢を持ちながらも
王妃に対する敬意とマナーは忘れなかったゆえだと思います。

久々にポンパドゥール夫人を思い出したきっかけは、本も
出している有名な若手の産婦人科の女医さんの日記です。
引退した妻子ある阪神タイガースの選手とツーショットの写真を
年賀状に使ったら物議をかもしたと誇らしげに書いていましたが
才気プラス洗練されたマナーがなければ、本当のレディとは言えませんよね。

ポンパドール

 ポンパドウルの店に大きく飾られている有名な肖像画。
 彼女から受けた食文化の影響に心から感謝します。

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(非公開コメント受付中)

>国王の妾でありながら王妃や多くの王子と王女からも
慕われて尊敬され続けたこと。

凄い人ですね。
愛人になろうとは思いませんが(笑)他人に対する敬意は常に持っていたいと改めて思いました。

余談ですが、某一流ホテル主宰のワインセミナーに参加したときに、シャトー・ラフィット・ロートシルトとシャトー・マルゴーのセカンドラインを試飲する機会がありました。セカンドラインでも極上の味、でしたね。
個人的にはシャトー・ラフィット・ロートシルトの方が好きです(セカンドラインしか知りませんが(汗))。
けいさん、いいことを教えてくださりありがとうございました。シャトー・ラフィットを保護したポンパドール婦人の功績はそれだけで十二分すぎます。
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
Ri~naさん
ワンセミナーにも行かれたのですね。
私はまったく飲めなくて机上の空論のワイン学です。

ルイ15世当時はブルターニュのワインが一級でしたが
彼女の肝いりで一気にボルドーがスターになりました。

去年円高で楽天のワインショップでマルゴーの
セカンドが限定で5000円となっていました。
ロートシルトについてはご存知かもしれませんが世界各地に
あの五本の矢のマークのファミリーブランドを持っています。

アルゼンチンならアマンカヤ、チリのロスヴァスコス
ポルトガルのキンタ・デ・カルモなどの銘柄で
1500円前後で美味しくて品のあるワインを手軽に買えますよ。
私はこれらを愛用しています。
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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