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種牛の選定
先日の初産の牛のF1子牛の死産の原因は子牛が大きかった
ことによる難産です。とにかく大きな子牛でホルスタインのオス子牛と
遜色ない大きさでした。

この牛は浅間牧場で種付けしていただいたのですが先日、担当者と
別の件でお話しする機会があったので死産のことを伝えたところ
もしかしたら、育成牛の体を大きくする方針が裏目に出たかもしれない
ということと、他の預託農家にも聴きながら種牛の選定をもう一度
検討すると仰ってくださいました。

初産の牛はまだ体も若く産道が狭いのでホルスタインより子牛が小さく生まれる
黒毛和牛の種をつけてF1子牛を生ませる酪農家が多いのですが
あくまでもうちの例ですが、10年前に比べて生まれるF1子牛が特にオスは
明らかに大型化してリスク高くなっているように感じます。

去年、専門誌で読んだのですが黒毛和牛の種牛に平茂勝という
名種牛がいて、産仔が大きく枝肉の成績もよく農家に恵みをもたらした
影響で最近は産仔が大きく生まれる種牛が高い評価を受けているということでした。

私は肉牛のことは素人ですが、うちで初産の牛に種付けする牛はF1子牛の
出荷先の推奨する種牛の中から獣医があまり子牛が大きく生まれない、つまり
難産のリスクが高くない種牛を選んで種付けしています。

黒毛和牛の農家と違い、酪農家はあくまで健康な母牛から健康な
牛乳を生産することと、元気な後継牛を出産させることが何より大切です。
黒毛和牛の種牛の価値以上に大切なのはお産リスクの低い種牛です。

浅間牧場の担当者は件を真摯に受け止めて下さって畜産試験場とも
協議しながら今後、子牛の大きさやお産の様子もデータを取りながら
種牛の選定や変更に役立てたいのことでした。

母牛もようやく元気を取り戻しましたが元気に生まれていれば
最低10万円になった収入がゼロになることは痛手です。
牛の不幸な出産は牛にも人にも大きなダメージです。
私自身も生まれた子牛のデータを記録し、種牛の選定を真剣にやるつもりです。

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(非公開コメント受付中)

ジレンマ
確かに、最近の黒毛和牛は増体を好む傾向にありますね。常に、分娩の危険性と子牛の大きさとのジレンマです。
増し飼いしたいが、死なせちゃ、身も蓋もない。これも、ジレンマ、いやトリレンマかもしれません。難しいところですね。
cowboyさん
黒毛和牛の繁殖農家さんと違い
勉強不足といえばそうなんですが黒毛和牛のデータが
それほどないんですね。産仔の大きさなど。
北大福というこちらで人気の種牛がいるのですが
これは濡れ子を出す牧場でも良い価格で買ってくれて
お産も安定しているのでもっぱらこれです。
今年から浅間に北大福つけてくれと言うかな。と
思っています。
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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