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古典のススメ
息子が小学校に入学する今年の4月から、今までのゆとり教育が終わり
基礎学力の充実,ときちんとした教養と豊かな文章表現力を身につけることを
目標とした授業が行われるようになります。

学習雑誌の保護者向けページみ詳しく出ていましたが小学校2年生になると
国語が二時間ある日も設けられ、基本的な古典に親しむ授業もあります。
あまり戦前の教育のようにはして欲しくありませんが古事記など神話も
学ぶようです。そして百人一首なども教材に取り上げられます。
日本人として母国の文学的素養を身に着けること。これが目標のようです。

最近の調査によると高校生の701%が古典が嫌いだと言い、かぐや姫が
竹取物語のことだと知らない高校生も多いそうです。
もうずっと以前から私たちが高校時代には学んだ漢文がなくなり
私立理系コースや職業高校では古典そのものをまったくと言っていいほど
学ばなくなっていて、ゆとり世代にとって古典は英語以上に外国語になって
しまったように感じます。

専門家や作家が何人も指摘されていることですが、たとえ原文で読めなくても
古典の素養があるかどうかは文章表現やひいてはそこに表出される人間性や
教養に大きく影響すると私のような素人の古典愛好家ですら感じます。
例えば色彩感覚。源氏物語にはいかにも女流作家の感性の衣装の色の話が
繰り返し出てきますが、これを知っているかどうかは微妙に美意識に影響しますし
私はいまだに苦手なのですが、吉田兼好の「徒然草」をかじるだけでも
一歩ひいて物事を描くという感覚が何となく会得できるような気がします。

古典の教養を身につけるということは、入試に出るという即効性のある
効果よりもむしろ大人になってからの豊かな感性やある種の色気のある
表現のために役立つように思います。教える教師の側もこの感覚を
共有していただけると嬉しいのですが。自身もゆとり世代の若い教師は
自身も努力しないと荷が重いかもしれません。

私にとって古典関係の本を読むことは趣味のひとつなのですが
お勧めの本を紹介します。田辺聖子さんの「小倉百人一首」です。
田辺さんの訳もユーモアと諧謔精神にあふれて秀逸で岡田嘉男画伯の
華麗な挿絵が現代語訳でありながら平安時代にタイムスリップさせてくれます。

田辺聖子の小倉百人一首 (角川文庫)田辺聖子の小倉百人一首 (角川文庫)
(1991/12)
田辺 聖子

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息子に何で学校で古典を勉強するの?と聞かれたら
素敵な文章を書くには古典の素養が大切だと答えるつもりです。
受験対策ということではなく、私が10代から大好きだった古典の
美学を次の世代を生きる息子には伝えてやりたいと今から楽しみにしています。

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(非公開コメント受付中)

「粋」の感覚でしょうか?私も古典が大好きです。

公立だったのが幸いしたのか理系クラスでしたが古典は存分に楽しみましたね。
源氏物語の色っぽい話や吉田兼好の鋭い視点。
どれも興味深く学べたのは幸せなことだと今改めて思います。

娘ら、早く乳児脱却してほしいなんて図々しいことを思います。
二人とも打てば響く、になればどんなに楽しいことでしょうね。
大阪のオバチャンさま
粋ではなく私の場合美ですかね。

高校では源氏はせいぜい若紫などで
受験のためで文法に必死でしたが20代の終わりから
20年以上橋本源氏や田辺源氏、田辺聖子の枕草子
古今和歌集をずっと読んできて初めて今の境地になれました。
兼好法師はあのひねくれた視点が未だに面白いと
思えないのでmamiさんの方がはるかに頭脳明晰なんでしょうね。

乳幼児期の方がある意味楽ですよ。
老婆心ですが脱ゆとりの授業は現在とは
レベルの高さが違うので、帰宅後に親と勉強
する時間がある子が断然有利だと何人もの教師から
聞きました。これからが私の本番です。
私も大阪のオバチャンさん同様、公立理系でしたが古典は大好きでしたね。高1の夏休みの宿題が「かぐや姫前文を現代文に逐語訳すること」でした。文法もイロハしか教わっていないのになんちゅう無謀なことさせるんや!と思いましたが、そのおかげで古典の力がつきましたね。ゆとり世代直前だったのが幸いしました。
もっとも、「好きな古典は?」と聞かれて「虫めづる姫君」と答えてしまう私。理系と変人の血のなせる技でしょう(^^)
Ri~naさん
多分ねそれは進学校だからこその先生の
指導でしょうね。私のように宙ぶらりんの公立は
とにかく文法を1年生のときにはしごかれました。
古典が好きになったのは20代になって源氏物語の
訳本にはまってからです。
あとは恋愛にうつつを抜かしていた20代の
新古今和歌集ですね。(汗)
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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