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食糧を持てる国と持たざる国
中国の胡錦濤国家主席が来日中です。来日3日目くらいで福田首相がようやく餃子事件の
解明を要求。中国側の方が今回、かなり日本に気を遣っている印象はあるものの、
安全性云々いわれつつかなりの食糧を中国に依存している状況の日本側は、中国に
かなり配慮をしている印象です。

バター問題をきっかけに「食糧危機」が身近になった印象があります。すでにバイオ燃料
などで穀物市場は高騰。中国やインドは生活水準が上がり小麦の輸入を増やしています。
小麦不足は酪農でも感じます。牛の食べる小麦を挽いたときにできる「ふすま」は
県内のメーカーのものから東京の大手メーカーのものに変わりました。

外交の場でも「食を持つ国」の発言力は重みを増していますし、今後はその傾向が強くなると
考えられます。EU(15カ国)でも小麦、トウモロコシ、牛肉などの産出量がトップのフランスの
力は強く、自国の農業利益を守るためならEU共通農業政策の方針を変更させたり強権を
振るっています。他の国もフランスに食糧を依存している関係で、文句が言えないような
雰囲気です。

自由貿易を純粋に理論上で語れば、「食糧を作る国」「食糧を買う国」に分業可能でしょう。
でも、実際はお金を払えば自由に他国から食糧を調達できるという幻想は「食を持つ国」の
口約束になっているのが現状です。
アメリカでもEU諸国でも重要品目には補助金を十分に出して、生産量をあげ「外交上の
戦略物質」としているのです。(4/30朝日新聞の論壇より引用)
以前は「核の抑止力」といわれていましたが、世界的な食糧事情の大きな変化は
「食の抑止力」とでも表現したくなる、食を持つ国と持たない国の格差を大きくするような
予感がします。人間は食べないわけにはいかないのですから。

小麦や大豆、といった重要品目の品薄、高騰で日本伝統の味噌や醤油も値上げされました。
「輸入すればそれですむ」という方針から脱却しないと、バターどころではない味噌や醤油が
手に入りにくいというまさしく食糧危機が決してありえないことではないと、牛の飼料から
も見えてきます。

食の安全もこだわりもまず最低限の自給率を満たさなければ、何もかも「お一人様一個」
の恐怖の世界が待っているように思います。味噌や醤油がそのような状況になり
海外で報道されたらまさしく国恥ものだと思うのですが。
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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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