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チャイコフスキーピアノ協奏曲第一番
あまりにも有名なだけにレコードやCDはそれこそ星の数ほどあって
世界中の劇場で演奏されない日はないのではと思うほどポピュラーな
名曲ですが、それだけに心の底から感動して自分にとって一生ものの
名演奏になかなか出会うことが難しい曲の典型がこの
チャイコフスキーピアノ協奏曲第一番ではないかと思います。

私が初めてこの曲を聴いたのは11才の時。父の所有するLPで
録音状態は現在のレベルでは最悪ですが、伝説的な名盤として名高い
ロシアの巨匠ギレリスと名指揮者ライナーが共演したものでした。
アルゲリッチ&デュトワ版にも感動しましたが、最初に聴いたギレリス版が
私にとってのスタンダードになってなかなかこれ以上のものに出会えませんでした。

そんなもどかしさを吹き飛ばすような名演を偶然テレビで目にしたのが
この1988年12月31日に当時17才だったロシアの天才少年エフゲニー・キーシン
と最晩年80才の巨匠カラヤンが共演したライブ版です。
孫のようなキーシンとこの曲を得意としたカラヤンが火花が散るように濃密な
それでいてまだ10代のキーシンへの老巨匠の愛を感じる名盤です。




1971年生れのキーシンは12才の時にすでにショパンのピアノ協奏曲を録音した
天才です。バイオリンの五嶋みどりと同じくコンクールには参加せず
10代からコンサートで腕を磨いて10代で早くも巨匠たちと共演しています。
キーシンはその後さら技術も芸術性も驚異的に進化を遂げ現代を代表する
ピアニストとして現在に至っています。その彼の転機のひとつになったのが
このカラヤンと共演したチャイコフスキーだと思います。

チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番はベートーヴェンの「皇帝」と
並んでピアノパートだけでなくオーケストラパートも比類なき完成度と
スケールを誇る名曲で、それだけに誰が弾いてもある程度のレベルの演奏に
なる代わり、本当に感動する演奏に出会うことは稀だと思います。
キーシンはカラヤンの求めるゆったりしたリズムに乗りながら
心憎いばかりに自分の「間」を保ち、何度聴いても新鮮な感動があります。

子供時代から天才だった演奏家がその後ずっと天才であることはきわめて
稀なことですがキーシンは軽々とそんなジンクスを乗越えました。
ピアノ連弾にも近年は熱心でゆとりある大人の演奏が素晴らしくまた
別のエントリーでご紹介できればと思います。



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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
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