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ハレの日には黒毛和牛を食べたい
黒毛和牛、それもA5A4ランクのグレートの高い牛肉などめったに
口に出来ませんがそれだけにそのおいしさは忘れることができません。

 バブル期に、休日出勤のお礼にと上司がご馳走してくれた銀座のすき焼き。

 2001年のBSE騒動ピークの年末、格安で買えた和牛のフィレ肉

 伊香保の老舗旅館で催した息子の1才の誕生日の会食で供された和牛の陶版焼き

この時に食した黒毛和牛の美味しさは多分一生心に残るおいしさです。

群馬も全国6位の牛肉生産量の畜産県で上州和牛と称される
黒毛和牛も生産されていますが、グレードの高い肉はほとんど
輸出か高級料理店に出回るだけで、スーパーに出ることはほとんど
ありません。これも十分おいしいけれど上州牛と言われるF1牛
(ホルスタインのメスに和牛を種付けした交雑種)がせいぜいです。
あとは輸入牛肉かごくたまに上州和牛とラベルにあってもいかにも
等級の低い肉で、個人商店に至っては牛肉を置いていない店も多数。
高くて買えないからです。

ブログで仲良くさせていただいている宮崎の繁殖農家
さんが、先日のセリが全体的に経営を圧迫するレベルでの
低価格での取引に終わったことに加えて、和牛子牛を購入しても
実際に出荷されるのは20ヵ月後で、その頃にはTPPに日本は
加入していて牛肉の輸入解禁になっているのではないかという
不穏な憶測が何となく漂っているのではないかと書かれていました。
彼のように実績も情熱も申分のない若い畜産農家が将来への
一抹の不安を感じていることに切ない思いを感じます

口蹄疫の報道を通じて松阪牛や佐賀牛、米沢牛などのブランド和牛が
宮崎の和牛子牛が各地に買われて育てられ出荷されたものだと知った
方も多いと思いますが、宮崎の和牛繁殖農家の低迷は宮崎だけの
問題ではなく日本の和牛の将来を大きく左右する問題です。
TPPに現況のまま日本が加入したら輸入牛肉との価格競争に負けない
品質の和牛しか生き残れないとも言われています。

畜産農家として一消費者として、日本の和牛生産が将来も
続けられるように応援したいと心から思うのですが
それには黒毛和牛の価値を保ちつつ、ハレの日くらいはちょっと
奮発すれば普通の家庭でも黒毛和牛のグレードの高い肉を食べられる
価格設定やそのための流通システムの整備が大切だと思うのですが
これは和牛の世界を知らない素人の主婦の幻想でしょうか?

この繁殖農家さんが2年前に比べ農家の手取りは1頭当たり
10万円も減ったのに、黒毛和牛の販売価格は以前のままだと
教えていただき、切ない理不尽さを感じました。

かつて牛肉の輸入が自由化されたときにそれらに
負けない品質の国産和牛を!と国を挙げて取組んだ成果は
どこにも負けないおいしさの牛肉を作り出しました。
それは農家の努力も相まって本当に素晴らしいことで
輸出向けも大切ですが、一般的なレベルの国内の消費者が支持して
こそ農業は成立するわけで、そのためにも黒毛和牛がもう少し
一般人の手に届く範囲で高嶺の花であって欲しいと願います。
  
給食で年に1回くらい子供たちにA4以上の牛肉のミニステーキ
を出すなんてどうでしょう?あの和牛の美味しさは子供の心にきっと
響くと思うし、学校でも家庭でもきっと話題になりますよ。
私の理想の黒毛和牛との距離はタイトルの通りです。

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(非公開コメント受付中)

記事に取り上げて頂いてありがとうございます。
正直、スーパーでは明らかに値段が高く、どうしても豚肉や鶏肉を取ってしまい、牛肉にしようと思っても細切れだったりしますね。一般人の手に届く範囲、っていうことが、確かに必要だと思います。
ステーキ給食も素敵ですね。食育って事だと思います。今の子供たちは、野菜やお肉はスーパーが作っているものと思っていると思います。このお肉は、あそこの牧場で生まれて、その子牛が大きくなってと畜され、加工されてスーパーに並ぶ。そのための牛のエサがあの畑の牧草で、牛のふんが堆肥となって・・・って、ありのまま教えるべきだと思います。食を頂くのは、命を頂く事だと。食べ残したり、好き嫌いしたりすることは、「もったいない」ではなく「その命に申し訳ない」ということだということを、子供たちには知ってほしいですね。
kawabataさん
郡大会への出場おめでとうございます。

群馬は豚肉王国でもつまで食べるので牛肉より好まれている
事情もありますが、県のブランドの対策も上州和牛は輸出か
銀座の高級店に向いているように思います。

黒毛和牛おいしいですよね。
私はあのすき焼きまで牛肉嫌いだったのに
もう180度変わりました。(笑)
それがめったに買えないことにジレンマです。
(先日JAのお兄さんに地元の畜産会社に言えば
 卸値で売ってもらえると聞きました。すきやきには
 脂肪少な目のA3がいいともききました)

やっぱりこれからの国内消費のためには食育から和牛の
おいしさや畜産の仕組みを教えるしかないと思います。
ウロンコロンさんのテレビ番組なんか最高ですよ。

命をいただくこと。これを教えることはとても大切です。
そのためにはどういうことを農家がやっているのか
知ることは子供の人間性も育てると思います。

群馬有数のスーパーも生協も「ホルスの肉です」
と堂々と書かれると上州和牛はどこへ?と
なんだか切ないです。

エコポイントをもうすぐ交換に行きます。
黒毛和牛のすき焼きセットを申込みました。
景品に黒毛和牛は多いので潜在的ニーズはきっと
あるのでしょう。こういう芽を育ててほしいなと思います。
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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