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売れるための努力
私たちの製品は取引先に完全買取方式で納品して
店が責任を持って販売するという方法で売られています。
だから私にとっては、お取引先を見つけてくるのが営業で
基本的には店での売り方に干渉することはありません。

取引先を見つけることは私にとって「売る努力」ですが
状況によっては店の担当者にお願いや提案という形で
「売れるための努力」をせざるを得ないこともあります。
不況が続き、良いものといえど適度な値頃感や消費者の
心理にプラスαで訴える何かがないとたちまち売れなくなって
しまうので、このあたりを少し改善すればということを
感じた時は出しゃばらない程度に担当者と話し合い
「売れるための努力」もするように心がけています。

地元野菜の農産物直売所での販売は別ですが
売れた分だけ対価が支払われる委託販売方式よりも
納品した製品がたとえロスが出ても返品されず納品数の対価が
支払われる完全買取方式の方が店も生産者も売れるための努力を
しているように感じます。完全買取方式は、売残れば店は当然利益が
減るしこれが続けば生産者は取引中止を申渡される双方がリスクを
背負っての販売方法です。シビアですがそれだけに双方の売れるための
努力は委託販売方式の比ではありません。

一例として条件面として私はこのようにしています。

  ① 無理のないロットと隔週納品などリスクを下げる。
  ② 小売店の利益を3割と多目に設定。

委託方式の淡々とした商売を最近目の当たりにしたことがあります。
ごくたまに利用しているコンビニ(群馬が本部のセー〇オンやセ〇ンイレブン
ではありません)で群馬ブランド100にも指定された公社製造のヨーグルト
を扱っています。ある日販売棚に残っている全部のヨーグルトを納品にきた
男性が棚から戻し、まったく同数くらいのヨーグルトを淡々と棚に陳列して
公社のマークの入った冷蔵車に戻ってゆきました。レジにいる店員と話すことも
なくほとんど売れていないであろうかなりの量を目にしてもまったく
無表情な姿を見て、委託方式はよほど生産者自身が売れるための努力を
し続けないとブランドとして育つことはないと痛感しました。
(補助金付の公社と私たちのような個人牧場では温度差もあるでしょう)

優れた経営者ほど日々の天候にまで一喜一憂して売れるための
努力を欠かさないといいます。私も経験を積むほどに天気や
カレンダーのことに至るまで無意識に考えるようになりました。
人間は生活と人生と名誉がかかるほどに真剣に売れる努力を
するものだ、またその部分で当事者ではないと人の心を動かす
レベルでの努力などできないものなのだととしみじみと感じます。

暑苦しくなく、一見飄々と淡々と心にアンテナを張りながら
私はこれからも売れるための努力をしてゆくつもりです。
生活が、そして息子の将来がかかっているからです。
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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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