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マルグリット・デュラス 「愛人」
この週末久々にマルグリット・デュラスを読んだ。
1992年に映画化もされた代表作の「愛人(ラマン)」と
その続編と言うべき「北の愛人」の二冊。

この作品はデュラスの自伝とも言える物語で10代を当時
フランスの植民地だったベトナムで過した少女と大金持ちの
中国人青年の恋愛を描いています。恋愛と言えば聞こえが
いいけれどほとんど援助交際をしていた若き日の自分の物語。



繊細な描写がこの作品をキワモノのエロ小説でなく
文芸作品足りうる品格を与えたんだろうと思います。

これは映画のオープニング。
16才で私は老いたという有名な書出しが
ジャンヌ・モローのナレーションで語られます。

「愛人」が発表されたのは1984年。
たちまちベストセラーとなりゴンクール賞を受賞しました。
当時デュラスは既に70才。大作家そして脚本家として国際的な
名声を得ていました。そんな彼女が、ずっと心に封印していた
中国人青年への想いをペンに託した作品。

映画も映画館で観ました。感動しましたが
原作は抑えた表現ながらもっと素晴らしい。
この画像に出てくる妖艶な少女は当時のデュラス本人です。

もし高校生の時にこの作品が発表されていたら間違いなく
読書感想文コンクールにこの作品を選んでいたと思います。
10代で感想文書きたかったな。当時の私はわりと早熟な高校生で
県のコンクールで賞をいただいた時の題材にプルーストの
「失われた時を求めて」の中のアルベルチーヌの物語を
選んで教師を驚かせたものですが、もし「愛人」を選んでいたら
どういう結果になったか30年経った今もときどき考えています。


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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
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製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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