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坂の上の雲
店にNHKのガイド本が出たのでご存知の方も
多いと思いますが、12月5日から4回放送で司馬遼太郎原作の
「坂の上の雲」の第二部が放映されます。

去年の第一部は主人公三人の青春時代でしたが、第二部は
正岡子規(香川照之)の死、そして秋山好古(阿部寛)と秋山真之
(本木雅弘)が軍人として日露戦争に向ってゆく日々描きます。

ガイド本を見ると第二部では(当然ですが)海軍のことが
多く描かれています。異例の若さで真之が作戦参謀に任命されたり
広瀬武夫中佐の戦死、東郷平八郎大将(渡哲也)の連合艦隊司令長官
任命のエピソードなど。

1993年に初めて原作を読んだ頃、私は父の海軍兵学校の同期の
方々に坂の上の雲の読み方について詳しくレクチャーしていただきました。
そして、戦前の日本で最高のエリート校の誉れの高かった海軍兵学校の
生活のことも膨大な資料をいただきました。

坂の上の雲の中で秋山真之が学費の問題で帝国大学への進学を
断念して学費のかからない兵学校に進学するエピソードが出てきますが
あのようなケースは昭和になっても多かったようです。
父の同期の方々は戦後大学に行き直して大企業の重役や官僚など
出世した方も多いのですが「田舎で兄弟も多くお金がないから
兵学校に行った」とか笑いながら「口減らしで兵学校に行ったのさ」
と言われる方も多かったです。私の父も毎日特高警察が家に来るお世辞にも
豊かとは言えない牧師の長男という事情もあり海軍兵学校に進学しました。
当時は旧制中学を出て旧制高校~帝大は多額の学費がかかりました。
それができない家の優秀な男子が陸軍士官学校や海軍兵学校を目指したのです。

父の入学当時(昭和18年)はすでに戦争たけなわでしたが
英語はしっかり学べるという環境だったそうです。
田舎のちょっと頭が良くて丈夫なアンチャン(OB談)を3年で
国費で一人前の仕官の卵にするため、体罰も日常的だったそうです。

坂の上の雲では最終巻、日露戦争に勝利して日本が沸き立つ中
自身の作戦により多くの戦死者を出した秋山真之が、以前の自分には
戻れないうつろな気持ちで親友だった子規の墓参りに行くところで終わります。
真之に扮する本木雅弘さんがインタビューで「まだ30代で親友の子規と
広瀬武夫を失い、国の存亡をかけた戦争の作戦を一人で作る苦悩は
想像を絶するだろう」と語っていましたが、本当にその通りだと思います。

日露戦争は明治の軍人が(陸軍も含め)貧しい家の優秀な男子がやむをえない事情で
選んだ職業をまっとうしたものだとも言われています。
坂の上の雲を読むたびに、進路の選び方や男の一生の仕事とは?と
少しだけ切ない気持ちになりますが第二部の放映を楽しみにしています。

独り言ですみません。


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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
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