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バター増産要請
30日の記者会見で若林農水相は大手乳業メーカー4社に対してバターの品薄状態を
解消するために、在庫の放出及びバターの増産の異例の要請をしたと発表。
4社はチーズ加工用牛乳をバターに回し230トンほど増産をするとのこと。

インターネットのニュースで第一報を見ましたが、現在の不健全なバターの流通状態を解消
するためには良かったと思います。
ニュースのコメント欄には「牛を処分させた農林省が身勝手だ」「無計画な政策だ」と
批判のコメントも多数ありました。それも頷けます。

牛から搾乳した生乳は

          ① 飲用乳                  ↑ 価格高
          ②ヨーグルトなどの発酵乳        
          ③バター
          ④チーズ                    ↓ 価格低
  
  というしくみで流通されます。

ただでさえ牛乳が不足している上に、飲用向け生乳をバターに回しすぎると、乳価の
仕組みが崩れて私達酪農家が多大な影響を受けるので大手4社も慎重に割り振ること
になると思います。

これは生産者として私見ですが、今年の酪農への補助金は広報活動にも例年より多く
予算を取ってくれています。これを活用して小さなパンフレットでもバターに添付して
バターができるまでの仕組みなどを消費者向けに解説してくれないかと思います。
牛乳が安定して生産できないとバターができないという当たり前のことを。

5月は輸入の前倒し分もありますし、増産すればとりあえず品薄は解消となると思います。

ただ、私が心配なのはクリスマス用の需要の増える年末です。
夏場がこのところ温暖化の影響で異常な猛暑が続き(去年の群馬は40℃超えもザラ)
乳量が予想以上に落ちます。加えて止まらない飼料高で去年から酪農家の廃業率が
かつてない高さです。飼料が高いからコスト高を恐れてどこの牧場も牛を増やせない状況
で、全体として牛の数は増えていないのです。

バターの安定供給のためのハードルはまだまだ多い気がしています。
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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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