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真っ当なフードライターの条件
最近の食(生産物~飲食店まですべて)がプロアマ問わず
いわゆるフードライターが発信する評判で左右されることは
大なり小なり事実です。
先日、口コミサイト「食べログ」への掲載を拒否した
和食店と食べログ主催者の間でひと悶着があったのもその
あたりの事情があってのことだと思います。

生粋の京都人で本業は歯科医という柏井壽さんという
作家兼京都ライターがおられます。私は彼の芯の通った京都
ガイドが大好きなのですが彼が著書「おひとり京都の愉しみ」
の中で京都の食も、最近は見識の低いライターが発する口コミ
で悪い影響が出ていると嘆いておられました。

柏井さんが言うところの「真っ当なフードライター」の条件
については私も深く共感するところがあるので私なりにまとめて
列挙してみたいと思います。

 ① 食べるということは誰でもできることだが、その味わいを
   不特定多数にきちんと伝えるには味だけでなく店の
   たたずまいや空気、店主の人柄、器などについても見識
   と謙虚さを持って向き合える教養と経験が必要。

 ② 普段から食に感心を持ち、食べ歩きにも自腹を
   切ることも大切。(私はこれを自腹を切れずにスポンサーに
   たかってしか食べ歩きができない経済状況の者は
   フードライターの資格がないと解釈)

 ③ 食べ歩くだけでなく、普段からきちんと材料を
   選んで自分で作って食べることは食全般を知るに当たって
   欠かせない。やれ毎食が外食だの何万軒食べ歩いただの
   という輩のように普通の食を知らないことを自慢する
   フードライターはまがいものである。

柏井さんはさらに演劇だの文学の批評家は少なくとも比較対照に
なるものを読み込んだり鑑賞したり文献を調べて、真摯にやって初めて
プロの評論の仕事ができるが、食の評論はあまりにも素人が幅を
きかせていると実に的確に述べています。

こういうライターは関心のある間は評論というより店の広報係の
ような記事を書いてくれるので飲食店も恩恵があるけれど
レベルの低いフードライターの提灯記事イコール使い捨ての怖さが
あるので、口コミやマスコミの評判より真摯に作りお客に向きあわないと
数年で店じまいの運命だという柏井さんの見解は私もまったく同感です。

7年ぶりの京都は錦市場で大阪のたこ焼き屋が派手に商売を
したり清水の参道では豆乳ソフトクリームが抹茶味だのしそ味だの
バラエティー豊に展開しいかにも若いライターが飛びつきそうな
商売をしていました。さて、これらの味があと10年、いえ3年どれだけ
続いているのでしょうか?


 
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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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