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牛飼いという仕事
4日の深夜にNHKで放映された西都市の川越さんご夫妻の
「ブログにつづった口蹄疫」は新潟の地震のため深夜1時からの
放映となりましたが録画してしっかり観ました。

ワクチン接種の時も、殺処分のために牧場から66頭の牛を
送り出す時も川越さんは映像に記録されていて、ブログでも
涙なくしては読めませんでしたが、映像はより畜産農家が断腸の
思いでワクチン接種を国のために受入れたことを伝えてくれました。
番組自体も非常に真摯に的確に畜産農家の家畜への愛情を
伝えており、意義深く格調の高いドキュメンタリーになっていました。

私自身も子牛からホルスタインを育てて牛乳を生産する酪農家ですが
川越さんのように宮崎の家族経営の和牛繁殖農家(子牛の育成は繊細な
技術が必要なので個人規模の小規模農家がほとんどだそうです)の
牛への愛情や生産者としての誇りには自分を重ねて共感します。

ホルスタインも乳が出なくなり老齢になれば肉になります。
肉にする家畜に家族としての愛情をかけること、そしてその
仕事は自分にとってどういう意味を持つのか私も考えてはいますが
ブログで交流させていただいている、宮崎の和牛繁殖農家の方
(この方の牧場は幸いにも処分は免れました)の日記に素晴らしい
一文がありましたの引用させていただきます。


>非畜産農家からすれば、「どうせ、最後は、殺して食べるんだろう。」
といわれるかもしれない。
だが、和牛繁殖農家は、死や精肉といったものを扱っているわけではなく
生命の誕生を扱っている。
しかも、牛との付き合いが長い。
セリ市に出してしまう子牛でも、その誕生から、10ヶ月ほど。
(人工授精から起算すれば、約20ヶ月)
母牛に至っては、長ければ10年~15年、いや20年という牛も。
だから、牛は、家畜といえども、家族と言っても過言ではない。
存在しなかったものが、生まれ出でてくるという奇跡のような出来事に
日々、触れているのである。だから、そこには、情というものが存在するし
単なる経済動物・産業動物・財産・固定資産とは、どうしても、どうしても思えない。
もし、そう思えるようになったときは、小生、この商売、廃業とせねばならなくなるでしょう


酪農家も含め日本の畜産はこのように真摯に日々を生きている
農家によって支えられていることに思いを馳せていただければ幸いです。
私も辛いこともありますがこの仕事に誇りを感じている農家の一人です。


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鍵コメさま
こちらこそありがとうございます。

理論がどうのというより牛への
愛情は日々感じるもので私はその
気持ちを大切にしたいです。
お互いにがんばりましょうね!
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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