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クラフトマンシップは忘れたくない
先週、東京の高級フレンチ「シェ松尾」が資金繰りに行き詰まり事実上の倒産。
事業は外食産業グループに譲渡されることになりました。

松濤の一軒屋フレンチから成長したシェ松尾はカリスマシェフの
事業展開のお約束(?)のように惣菜や菓子や店舗拡大路線を
展開し、最近ではよくある高級レストランの一つ程度に
ブランドの威光が下がっていたことも倒産の原因だったようです。

私が思うにブランドの魅力はただ一つ。
買うこと、持つこと、使うこと、食べることに高揚感を感じることです。
簡単に手に入り大量生産に走ると利益が増えることと反比例するように
カリスマ性は失われます。

私は元々大手メーカーが作る製品は別として、小さな生産者やレストランの
作るものはプロダクツ(Product)ではなくクラフト(Craft)であり続ける
勇気が必要だと思っています。特に最初クラフトであったものが周囲の
思惑もありプロダクツ化するとどこか製品の品位が落ちるような気がします。
ハナエモリやウェッジウッド社が事業譲渡に追い込まれた原因もあまりにも
安易に手に入ることでブランドの神秘性が失せたことがあるのではないでしょうか?

始めはコツコツとささやかにやっていたレストランなどが成功し
周囲から業務拡大や委託による大量生産の提案を受けることは
確かに光栄なことですし、言葉は悪いですが悪魔的な魅力もあると
思います。経営が安定するだろうという希望的観測も働きますし。

ブランドは少量生産で入手しづらく飢餓感があるから成立つものです。
「欲しいけれど手に入らない」状態をできるだけ長い期間続けることも
多少のあざとさを感じますが経営戦略です。
何より機械化されたラインから作られた工業製品的な製品と
職人の手作りで出来上がる製品は全く次元の異なるものです。

私たちに企業化などのお話がかかることはまずないでしょうが
(メーカーからの委託製造のお話は数回ありました)
どんな時にもクラフトマンシップ(職人魂)は忘れないように
したいと思います。華やかな夢を一時は持っても結局幻のように
消え去るのでは何も残らないことになりますから。



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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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