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エコと食の安全の関係
エコ(地球環境の保護やもったいない精神)はそれ自体としては
正しいものであっても時に食の安全と相容れない場面があります。

例えば、7月に参加した食品安全県民会議で議題となった
ドギーバッグ(外食をしたときに食べ残したものを持ち帰る
ための容器)の討議でも食べ物を粗末にしない考えは正しくても
もし食中毒が発生すれば持ち帰らせた店側の責任になるため
エコを優先するか安全を優先するか委員の立場によって意見が
別れることになりました。

昨夜はお取引先のオーガニックショップからメールをいただき
ブログで工房内にエアコンを入れたことを読まれたようで
「自分はエアコンが好きではない。回りに緑を植えていれば
この夏も夜はエアコンなしで過せた」と微妙な表現の指摘を
いただきました。私はすぐに返事を書き商品紹介のお礼と
「エアコンを入れずに扇風機をかけたり窓を開けて作業することは
埃や虫などの混入リスクがあるため安全な製造のためご理解を
いただきたい」と伝えました。

そしてリサイクルびんの回収と再使用の場面でも二つの価値観の
相反を感じます。衛生に支障を来たさない範囲では現在も
回収とリサイクル使用をしていますが、限界量以上の空きビンの
受入れは中止させていただきました。確かにリサイクルは環境や
資源には良いと思います。でも同時に洗浄のための水や洗剤そして
塩素をたくさん使うことになり、何より空きびんから雑菌が持ち込まれる
リスクも高いため悩みましたが受入れを制限することにしました。

法律学的に表現すると利益衡量という思考方法になるのですが
私はたとえ熱心なエコ論者から「もったいない」「もっと自然に」
と言われても、プロの生産者としては食の安全や衛生管理を優先
するつもりです。付け加えますといかに自然や体にやさしい環境で
作ってもカビや大腸菌が発生したりまして食中毒を引き起こせば
取り返しのつかない信用失墜に繋がります。プロの生産者に
求められる安全に作るための基準は漠然とエコだのロハスだの
美しい言葉よりもずっと科学的で緻密で厳しいものだということを
消費者にもご理解いただければと思います。

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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