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座右の書
政治家や財界人の影響を受けた本や人物を知ると
おおよそその人間の基本的な部分が伺えるので興味があります。

司馬遼太郎さんの本では

 創業者や起業家........竜馬がゆく
 官僚や大企業のトップ......坂の上の雲

という傾向があるそうです。

小さな酪農家の妻の私の座右の書など大して参考にもなりませんが
備忘録代わりに列挙してみます。

① ジョン・ロック「市民政府ニ論」(岩波文庫)
② ヴィノグラードフ 「法における常識」(岩波文庫)

これらは法学部の上級生になり英米法を専攻したときの
副読本です。①はいわずと知れた古典的名著で法のありかた
ひいては国家や政治のありかたについて現在も私の価値観の
根底にあるものです。②ではイギリスの判例法の分析の
基本が述べられており法的思考について大きな影響を受けました。
英語版の原著とも格闘し、知力が鍛えられた忘れられない名著。

③ 永井路子 「はじめは駄馬のごとく」(文春文庫)

サブタイトルがナンバーツーの美学。27才からの愛読書。
肩書きよりも真の実力と高い見識で歴史を前に動かした
北条義時や徳川秀忠など名ナンバーツーをユーモラスに分析。
バブル全盛期に「清く正しくしたたかに」の価値観に触れたことは
今に至るまで大きな財産です。軽妙な人物エッセイですが永井路子さんの
歴史観の集大成とも言えるほど濃い内容です。

④ 司馬遼太郎 「坂の上の雲」

司馬さんはかなり読んでいますがやはりこれは代表作と思います。
30代の若さで参謀として国家を背負った秋山真之の時に繊細な弱さに
強い感銘を受けました。

⑤塩野七生 「ローマ人の物語」よりパクス・ロマーナ(14~16巻)
       及び「賢帝の世紀」(24~26巻)

塩野さんの集大成ともいえる大作ですが特にカエサルの後を継ぎ
ローマ帝国を作り上げたアウウストゥスの国家を作り上げる
強い意志とローマ人の合理性に感激。
五賢帝の一人トラヤヌス帝にはリーダーの理想を見出しました。
この本を楽しむにはある程度の世界史の知識が必要で、受験科目に
世界史を選んで良かったと心から思いました。(笑)

ローマ人の物語は手にしてまだ2年ですが、他の本は初めて読んでから
15年~27年という月日が経ちました。
一生ものの書物との出会いも縁だと思うと感慨深いものがあります。
特に「はじめは駄馬のごとく」は新宿で突然の夕立にあい雨宿りに
飛び込んだ書店で大好きな永井路子さんの新作ということで買ったものです。

好きな本はそれこそ星の数ほどありますが、価値観の根底を作って
くれたこれらの本は別格の存在です。
いつか息子にも話せる日が来ることを願っています。

ただの自己満足日記を失礼いたしました。



          
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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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