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The turning point
先日書いた高速のSAへのヨーグルトの納品ですが
先方にとって大切なかき入れどきの夏休み&お盆に迷惑を
かけないためにも取引を休止する方向で考えています。
代わりに酪農家から牛乳を買ってビン入りの牛乳やヨーグルトなどを
作っておられる吾妻の小さな乳業メーカー(話をしたら高速での仕事は
是非やりたいと喜んでいただきました)を本社に推薦しようと思います。

理由は先日書いた通りなので繰返しませんが、今年のお盆は義父の新盆で
法要をしなければなりませんがその週に休むことに難色を示されたことも
あります。(他の取引先はすべて気持よくご理解いただきました。)

仕事を自分で管理できる量に制限しようと思った理由の80%は
酪農との両立の難しさや、限界を超えた製造は品質や安全性に
支障が出る懸念があることです。そして20%は私の個人的理由です。
来年小学生になる息子にきちんと向き合う時間が必要なことや
丁寧に思いを込めて仕事をすることへの譲れないこだわり
を自分のスタンスとして素直に認めようと思ったのです。
私のプロとしてんのキャパシティの低さかもしれませんが自分の
世界を少しは楽しむ余裕がないと良い仕事ができない人間です。

話がかわりますが、1970年代のアメリカ映画には女性の自立や家庭との
両立を問いかけた名作がいくつかあります。
その一つが1977年公開の「The turning point」(邦題は愛と喝采の日々)
でバレエ界を舞台にした作品ということもあり私の好きな作品です。

独身を通し一流のスターダンサーになった女性と家庭を持ちバレエから
引退した女性。彼女の娘でスターを目指してNYのバレエ団に入った娘。
恋愛に翻弄されつつもスターへの道を歩み始めた娘が母に問われて
「私はバレエも彼も両方欲しい」と凛と答える場面は女性の新しい
生き方を問いかけたと公開当時新鮮な驚きを与えました。




当時高校生だった私もこの言葉に影響を受けた一人で、仕事も続けたい
けれど、家庭や子供も欲しいとずっと願ってきました。
現在の自分にとって仕事は生活の糧を得るだけでなく自分の
人生の表現の場でもあり本当に大切なものですが、それと同じ
くらい大切なものが息子との時間など私的生活の部分です。
(外に働きに出ている女性に比べたら恵まれていますが)遅ればせながら
女性なら一度はぶつかる仕事と家庭の両立に悩んだこの数ヶ月でしたが
ようやく自分なりの方向を見出せたように思います。

改めて感じたのは、仕事も家庭も自分らしい楽しみを感じながら
打ち込みたいという自身の貪欲さです。
公私共に楽しい人生を悔いなく送るためにこれからも頑張ります。



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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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