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経済動物そして家族の一員
ここ一ヶ月読むのが日課になっている川南町の酪農家ムッチーさんの
39頭の牛たちは10日に旅立ちました。
ムッチーさんは抱えきれないほどの花束を愛牛たちに捧げたそうです。
(ムッチーさんの牧場は私たちとほぼ同規模なので胸を衝れます)

ところでムッチーさんや同じ川南の獣医さんのブログにこのような
コメントがありました。(原文を私の表現で書き変えました)


>食肉用として育てている方が、家畜の死を辛いと嘆いている姿に、感覚的に
はお金の問題でしょとうとしか思えなくてぴんときません。


うーん、どうなんだろう。畜産農家の中にはこうやって割り切った
経営哲学をお持ちの方もいるでしょう。
でも、食肉として一つの生命を全うさせた結果の死と突然の命令で
それこそ生まれたばかりの子牛(子豚)まで生命を奪うことは
全く受け止め方が違うと思います。

ムッチーさんやウロンコロンさんのブログに私が感情移入するのは
この規模の家族経営の牧場では、家畜はもちろん経済動物なのだけど
子供の時から手塩にかけて性格もお互いに熟知した準家族とも
いえる存在だということが理屈ではなく理解できるから。

個人経営の牧場はうちもそうですが職住一体なので
牛や豚の声を聞きながら生活するわけでそうなると
理屈では経済動物とわかっていても感情ではある意味で
ペットに対するような感情が家畜に対して沸いてくるわけで。
またそういう感情移入がある程度できないと畜産はできない
ように思います。

私は一部の菜食主義者のように動物がかわいそうだから
自分は肉は食べない、だから畜産は悪い仕事だという短絡的な
発想には嫌悪感を感じます。愛情を込めて育てて使命をまっとうさせて
やることがどういうことなのかは当事者でなければわからないかも
しれませんが。

人間は理論は正しくても感情レベルで納得できないと
どんなに立派な意見でも受入れることは不可能です。
お金の問題だろうというご意見は理論的には間違ってはいない
のかもしれませんが、牛を処分せざるを得なかったムッチーさんや
獣医さんのブログのコメントに書くことでもないと思うのですが
そのあたりを一般の方はどうお感じになるのでしょうか。



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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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