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選んだ者と選ばれた者の責任
群馬県の関係者が読まれてあるいは不快に思われるかもしれませんが
私のブログなので生産者としての良心の元に書かせていただきます。

先日、↓のエントリーを書きました。
(概要をここで繰り返すのは省略いたします)

牛肉・豚肉の輸出禁止についての疑問

県内屈指の養豚場をバックに持つ生産者が5月7日時点で
宮崎での口蹄疫発生を全く知らないと思われる行為
(もし知っていれば触法行為の疑いも)をすることは
知らなかったでは許されないことだと思います。

最近は特にTwitterの普及もありブログやHPに書かれた良い情報も
悪い情報も恐ろしいほどの速さで広まってゆきます。
口蹄疫発生に伴う牛肉と豚肉(及び加工品)の輸出禁止の措置
を守らないととられる行動を堂々とHPに書いた記事を放置すれば
群馬県全体の畜産への信頼が著しく低下する懸念があると思いました。

ところで、この会社の製品は県が「群馬県を代表するにふさわしい食材として
県が県内外にPRするにふさわしいブランド」と認定して食材セレクション
100に認定しており、それだけに5月7日の時点で大規模養豚場を持ちながら
宮崎での口蹄疫発生を全く念頭に置かない行動を「知らなかったのだろう」
とか「能天気なことをHPに書いて」と寛大な心で見過ごすわけにはいきませんでした。
数日してこの記事は削除されていますが、こういう軽率な行動をHPで公開することで
群馬県全体の畜産への信用を低下させる恐れのある非常に問題のある記事でした。

群馬食材セレクション100


厳しいことを書くようですが県も税金を投入して食材セレクション100なる
県をあげてPRするにふさわしいとされる食材を選定して今後大々的に
PRする以上は選定したら終わり、ではなく時々はHPなどもチェックして
生産者としての見識を著しく疑うような行為や県の食の信頼を失墜させるような
生産者にはしかるべき指導をするべきだと思います。
(今回のようなケースは極めて稀だと思いたいですが)

これは自分の手でブランドを作り維持するために人生を賭けている者にしか
わからないと思いますが、どうも行政サイドは大々的に推奨品目を決めて
豪華な冊子を作り、関係者に配りイベントなどで売込めば成功と思って
おられるようですが、生産者自体のたゆまぬ努力で安全・美味な食を
生産し、的確な情報収集力を持ち、何よりモラルと常識を持って生産活動を
しない限りいくら行政がお墨付きを与えてもブランドとしては育ちません。

それにしても......。日頃養豚の素晴らしさや食育を前面に出して
製品や店舗の宣伝を華やかに行っているこの生産者が既にGWには
爆発的に感染が拡大して悲惨な状況になっている宮崎の状況を
知らなかったことや、その後も問題の記事を削除しただけで一言も
同じ畜産農家の仲間として宮崎の被災農家への労わりの言葉すら書いて
おられないことに人間として寂しさを感じます。
人としてのあたりまえのある種のやさしさもブランドの品格を
左右すると改めて気付かされた出来事でした。

愚痴めいたエントリーで申訳ありません。



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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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