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大暴落
初産の若い牛が出産して牛舎が一杯になってしまったので
老齢牛を昨日市場に出しました。が.........。

 価格がいつもの3分の1!でした。(号泣)

書類を見て思わず「どひょーん」と一点買いで大金をつぎ込んだ馬券を
外したオヤジのような声を上げた私。
老練な家畜商のおじいさんも青ざめるほどの安値でした。
(実は前日、安くなりそうなので出荷をやめたほうがいいと
 電話で伝えてくれたのですが牛舎が満杯でやむをえませんでした)

原因はいろいろあるでしょうが、宮崎の口蹄疫の影響はあると関係者の誰もが
口には出さずとも暗黙の了解で認めていると思います。
昔なら、群馬の人間からすると宮崎での発生ははるか彼方のことでしたが
これだけ人も物資も行き来が多いと九州での口蹄疫は明日は我が身の出来事で
そのあたりの微妙な心理が市場価格に影響していると思います。

2001年の国内でのBSE発生はそのこと自体よりもいたずらに消費者の
不安をあおり牛肉への恐怖を植えつけたマスコミの報道姿勢が
社会問題になり、その後の食品安全行政にも大きな影響を与えています。
風評被害防止のため今回も「宮崎牛は使っていません」と表示した
スーパーに行政指導がされたり表面上は風評被害は出ないように注意が
払われるようになりました。

でも、微妙な心理つまりこれからどのくらい需要があるかの予想
微妙な不安感などが錯綜する市場(これはどの市場でもそうですが)では
表だって口蹄疫のことは口に出さずとも残酷なほどはっきりと
価格の暴落という形で現状を突きつけてきています。

廃用牛の売買価格やF1子牛の売却価格が高いと機械の支払いなどに
充当できて酪農家の経営は本当に楽になりますが当面それを
望むのは難しいかもしれません。私はBSE以来「市場価格は裏切るが
ベーベ工房の努力は裏切らない」と思って計算の立つように
営業を努力してきましたが果たして今回もそうなりそうで。

宮崎の東国原知事も懸命に頑張っておられます。
ただ、願わくば「宮崎牛は安全です」だけでなく「口蹄疫を封じ込めるよう
全力を尽くします」とまず第一にそれを言ってくれないかなと思います。
出荷ができなければブランドも食の安全も成立たないのですから。

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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