バター不足について
2008,04/12(Sat)
たびたびTVや新聞で報道されているように、バター不足が深刻です。
既に報道されていますが、原因は主に牛乳不足といわれています。
牛乳の消費がここ数年ずっと伸び悩んでおり、2006年には北海道で牛乳を廃棄する光景が
見られました。そしてかなりの数の牛が殺処分になりました。
それより以前は脱脂粉乳の処分に困り、組合を通じてセメント袋ほどの大きさの袋に入った
脱脂粉乳を酪農家は天引きの形で買わされたり、(現在では信じられないけど)年末には
大量のバターをこれまた天引きで強制的に買わされていました。
牛乳の消費の伸び悩み。この原因はいくつかあります。いろいろな清涼飲料が増えたこと、
少子化で学校での牛乳消費が減っていること、アレルギー、そしてアレルギーでもないのに
病的に牛乳を悪者に仕立てる一部の人々............。ひどいブログだと牛乳をけなしたあげく
酪農家は無くなればよい、と書いているものまでありました。
ことに2005年4月にサンマーク出版から発行された新谷弘実著の「病気にならない生き方」
という本。物凄いヒットでした。
これが酪農家だけでなくまともな学者も怒りだすほどとにかく「牛乳が悪い」という価値観で
書かれていて、ただでさえ消費が伸び悩む牛乳に決定的なダメージを一時は与えました。
さすがに生産団体は根拠もなく牛乳を害毒のようにを書かれた新谷氏に公開質問状を出し
ました。これを新谷氏は無視。(最低だな)
そしておととしくらいから夫の母校の酪農学園の教授を中心に牛乳を正しく理解していただく
ための講演会を各地で開き、一時の「新谷マンセー」は落ち着いてきました。
2006年に牛を大量処分したツケは確実に消費者を直撃しました。
そのひとつがバター不足です。
子牛が一人前になって牛乳を出せるようになるには最低でも2年以上かかります。
自然の摂理に逆らうことはできないのです。
乳製品は化学製品ではありません。健全に牛を飼う構造が機能しないと今後もバター不足の
ようなことは頻発します。
消費者の皆様のご理解を心よりお願い申し上げます。
既に報道されていますが、原因は主に牛乳不足といわれています。
牛乳の消費がここ数年ずっと伸び悩んでおり、2006年には北海道で牛乳を廃棄する光景が
見られました。そしてかなりの数の牛が殺処分になりました。
それより以前は脱脂粉乳の処分に困り、組合を通じてセメント袋ほどの大きさの袋に入った
脱脂粉乳を酪農家は天引きの形で買わされたり、(現在では信じられないけど)年末には
大量のバターをこれまた天引きで強制的に買わされていました。
牛乳の消費の伸び悩み。この原因はいくつかあります。いろいろな清涼飲料が増えたこと、
少子化で学校での牛乳消費が減っていること、アレルギー、そしてアレルギーでもないのに
病的に牛乳を悪者に仕立てる一部の人々............。ひどいブログだと牛乳をけなしたあげく
酪農家は無くなればよい、と書いているものまでありました。
ことに2005年4月にサンマーク出版から発行された新谷弘実著の「病気にならない生き方」
という本。物凄いヒットでした。
これが酪農家だけでなくまともな学者も怒りだすほどとにかく「牛乳が悪い」という価値観で
書かれていて、ただでさえ消費が伸び悩む牛乳に決定的なダメージを一時は与えました。
さすがに生産団体は根拠もなく牛乳を害毒のようにを書かれた新谷氏に公開質問状を出し
ました。これを新谷氏は無視。(最低だな)
そしておととしくらいから夫の母校の酪農学園の教授を中心に牛乳を正しく理解していただく
ための講演会を各地で開き、一時の「新谷マンセー」は落ち着いてきました。
2006年に牛を大量処分したツケは確実に消費者を直撃しました。
そのひとつがバター不足です。
子牛が一人前になって牛乳を出せるようになるには最低でも2年以上かかります。
自然の摂理に逆らうことはできないのです。
乳製品は化学製品ではありません。健全に牛を飼う構造が機能しないと今後もバター不足の
ようなことは頻発します。
消費者の皆様のご理解を心よりお願い申し上げます。
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