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誠実さが批判される理不尽
先日2月9日の検査機関に検査依頼をした原乳の検査結果が不検出で当然と思い
ながらもやはりほっとしています。

昨日10年以上お取引いただいている東京のオーガニックショップの社長と電話で
お話しましたが、社長のお話からは想像を遥かに越えるゼロリスクを求める
消費者の要求と、誠実に検査を受け結果を公開している生産者やこの会社が
誠実な分だけ辛い思いをしていることが伝わってきて悲しくてやり場のない
怒りを無力感の中で感じました。

この会社は40代の社長以下若いスタッフが私などから見ると少々ラディカルなほど
反原発を訴え、従来から大切にしている千葉などの有機農家の産直野菜を頻繁に
結果を店頭やHPで公開しながら販売しています。

お客さんも従来からのこのお店のファンが多いのですが三割近く支店は
売上げが減っているそうです。理由のひとつが「ほんのわずかでもセシウム
が出た野菜を売っているあんたの店はけしからない」というお客さんの
厳しい目のようです。検出されたといっても4月からの新基準値にあてはめても
遥かに下回る数値なのですが。誠実に結果を公開していることに対し買わない
だけでなく、こういう野菜を出す生産者も売る店もけしからんということ
らしいです。以前から人一倍農薬も使わず有機農業に人生を掛けた農家と
バランス感覚も大切にしながら食の安全に取組んできたお店に対してのあまりに
酷い消費者の言葉です。会社も生き残るために従来の生産者の野菜に加えて
関西から野菜を仕入れ始めたようですが、やむをえないことだと思います。

私は以前から4月からのぐっと厳しくなった基準値以下でも不検出でないと
おそらく出荷もできなくなるのではと考えています。
もちろんゼロを求める消費者の気持も理解できますがゼロでなければ許されない
本当に厳しい勝負が続くことは覚悟しています。

時々思います。正直に誠実に検査結果を公開する生産者や店がいわれなき
非難を受けるなら、検査を受けないとか基準値以下の値なら口を拭って
出荷して売るほうが利口者なのかと。原発事故は心ある生産者や店ほど心にも
傷を負っています。検査結果で購入しないのは自由ですが非難だけはしないで
やって欲しいと切に願います。

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プロフィール

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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