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交流会あれこれ
昨日は私の住む渋川市の主催する観光と食のフォーラムが開催され、交流会での
メニューにモッツァレラチーズを使っていただいたこともあり出席してきました。

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モッツァレラを使ったオードブルです。この他地元の野菜や肉類を使ったメニューが
並びあっという間にどのお皿も空になっていきました。

私はあまりこういう賑やかな大人数の集りは得意ではないのですが、市議会議長が
主人の身内ということもありいろいろな方に引きあわせてもらい市長とも言葉を交わす
ことができたことは貴重な時間でした。

その中で思ったことが一つあるので書かせていただきます。
市長はとても農業に熱心な方です。だからこそ予算をつけてこのような大掛かりな
イベントもして下さったことを感謝しております。冒頭で来賓代表で副知事がご挨拶を
されましたが、その前向きで明るい挨拶はパーティの場ではふさわしいのですが、どうも
原発事故以来福島のみならず関東全般の農作物が微妙に忌避され(風評被害と批判される
ことを恐れてあからさまにそのようなことを言う流通関係者はいませんが)思うように
販路の拡大ができない現実をわかっておられないように感じました。
また市長とお話した時に感じたのですが、原発事故がなければ市長の仰るトップセールスや
地域ブランドの強化ということで県外への販路拡大もできると思いますが、現在ではその
行政のやる気よりも地味でも客観的な根拠、つまり農産物の放射性物質を定期的に
行い「不検出」の実績を積み重ねていかなければ県外では営業の土俵にも立てないと
改めて感じました。

先日この日記で書いたイオングループの放射能ゼロの方針は客観的に不検出の
データのある農産物は妙な「西日本志向」ではなく関東以北のもの自信を持って
販売してゆくというもので、妙な楽観論を感じる行政の思考よりもずっと生産者
として前向きな気持になれるものです。

行政のトップもああいう会場で悲観論を言うわけにはいかないのでしょうが
気合だけでなく検査体制を地元で強化して渋川の農畜産物は放射能ゼロという
わかりやすく明確な実績を積んでPRしてゆく方が今後のためのように思います。
14年も一人で営業をしてくると冷静で醒めてしまう部分がありますが
もちろん市を挙げて農産物の応援をして下さる姿勢には感謝しております。

ところで交流会から帰ったらベーベの曾孫にあたる元気なメスのホルスタインが
生れていました。お産を手伝ったという息子はバンザイして喜んだそうです。
このことはまた改めて書きますが、ベーベの系統は一頭しか残っていなかったので
何よりの嬉しい出来事でした。

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トリプルアクセル
先日のフィギアスケートロシア杯で本当に久々に浅田真央選手が優勝。
三シーズンぶりのグランプリファイナルに出場が決まりました。

この試合はテレビ放映され息子と観戦しましたが、優勝はしたもののトリプル
アクセルは封印し、ジャンプではいくつかミスがあるというまだスランプから
脱出できていない様子がうかがえました。

私は専門家でも何でもありませんが、実は天才少女と騒がれていた頃から
真央選手のジャンプはどこがどう、と言えない程微妙に欠点があるように
感じていました。確かにジャンプはできても飛距離が出ないとかランディングの
滑らかさに極上感がないとかその程度の微妙なことなんですが。

専門家から見てもそうだったようで銀メダルを獲ったオリンピック後真央選手は
長久保コーチに徹底的にジャンプを修正されたようですし現在師事する
佐藤信夫コーチにも徹底的に基礎から指導されているようです。

真央選手は確かにトリプルアクセルをSPでも成功させる非凡な才能の
持主ですが、私にって胸が熱くなり痺れるような感動的なトリプルアクセル
は何と言っても1992年のアルベールビル五輪で史上初めて女子で成功させた
伊藤みどりさんのアクセルです。



金メダルを期待されていたこのオリンピックでSPで四位と出遅れた
みどりさんはフリーで挑んだトリプルアクセルに失敗したものの
演技の後半、果敢に挑んだ二回目で見事に成功し銀メダルを獲得しました。

この演技の後半でのアクセル挑戦はみどりさんがスケート人生のすべてを
賭けて挑んだものだということは関係者の話を聞くまでもなく痛いほど伝わる
ものでした。みどりさんは技術・身体能力はおそらく史上最高ですが容姿や
スタイルという点では真央選手より遥かに劣っていたと思います。
それでもあの高さと距離のあるジャンプのキレの極上感は今もって彼女
以上の女子選手は出ていないと断言できるものでした。

そして何より決して振付的には最高と言えなくてもみどりさんの
演技からはいつも胸が熱くなるような感動がありました。この感動は
ツボにはまった時の安藤美姫選手からも感じるものですが、年齢的な
こともあったのかもしれませんが浅田真央選手からはまだ感じたことが
ないのが少し残念です。ファンの方が気を悪くされたらごめんなさい。

みどり選手のオリンピックのフリーの曲はラフマニノフピアノ協奏曲
第二番のフィナーレです、この曲自体が大好きですがこの曲を聴くたびに
あのときのみどりさんの勇気と輝く笑顔がだぶります。

圧勝
大阪のダブル選挙は市長選も知事選も実質橋下徹氏の圧勝でした。
特に市長選はもう少し接戦だと思いましたが、NHKの大河ドラマが始まって
早々にテロップが流れたのでびっくりしました。

大阪府民ではないのでいささか無責任な感想で恐縮ですが、毀誉褒貶は
あるけれどやはり橋下氏の人気は凄いですね。
あの政治姿勢や感情的な物の言い方には少々常識を欠くのではとも
個人的には思いますが、それでもあの這い上がってゆく人としての
強さは凄いと素直に思います。そういう強さに惹かれて投票した有権者も
多いのではないでしょうか。

知事を辞任して市長選に出ることが決まってから週刊誌はネガキャンの
ように橋下氏の生い立ちや両親のことなどを毎週のように特集して
攻撃していました。私などあそこまで家族のことを書かれたら参って
しまいますが、橋下氏は記事にも冷静な対応で歯牙にもかけていませんでした。

政治手腕は別として、あの記事がすべて正しいとすれば中流家庭どころか
貧困家庭出身ながら持ち前の気の強さでここまでのし上がってきた橋下氏の
意志の強さには舌を巻いています。公立高校からそれもラグビーをやりながら
早稲田に進学し司法試験に合格。弁護士を足がかかりにここまでになった
強さは文句なく常人ではできないと思います。

橋下氏の強さを見ていて1998年の雑誌アエラの特集を思い出しました。
当時、キワモノ視されながら人気絶頂だった叶姉妹を特集した記事だったの
ですが、その中で筆者は「男の世界では底辺から這い上がった人間が世の中を
変えてゆくことも多いけれど、女で世界を変えてゆくのは中流以上の出身の
いわゆる良家の子女で、裏社会の仇花のような存在の女性はどんなに美貌でも
何かを変えてゆくパワーまでは持っていないことが多い」と結んでいましたが
賛否両論あるでしょうが私は概ねこの意見に賛成です。

大阪だけでなく閉塞感にあえいでいる国民が多い日本。
橋下氏のあの並はずれた気の強さに期待して惹かれる気持はよくわかります。
だからこその圧勝なのでしょう。


群舞
創作バレエと異なって、古典バレエの見所は主役のダンサーの魅力はもちろんですが
群舞魅力にもあるように思います。

群舞(コール・ド・バレエ)がどのくらい訓練されているかはそのバレエ団の
力といっても過言ではありません。一糸乱れぬ動きは時に主役の踊り以上の
見せ場を作ることにもなります。

特に有名な群舞の踊りを列挙してみると、「白鳥の湖」「バヤデール」そして
「ジゼル」のブラン・バレエ(白いバレエ)の場面です。
その中でも特に私がいつも幽玄の世界に誘われるのが「ジゼル」の二幕です。

ジゼルの二幕は一幕で身分違いの恋に破れて衝撃のあまりこの世を去った
ヒロインのジゼルが妖精(ウィリ)となって死してなお、恋人への強い愛を
示す場面ですが、主役の二人と同等の見せ場を作るのがウィリの女王ミルタと
14人のウィリたちの群舞です。



特にこの場面はどこの劇場でも拍手が沸き起こる見せ場ですが、動きとしては
アラベスク・パンシェで横に移動してゆくだけの基本的な動きなのに
14人が一糸乱れずに踊ると動き以上の奥の深い演劇となってゆくことに
何度観ても感嘆を禁じえない場面です。

パリのオペラ座やロシアのボリショイやマリンスキー、英国のロイヤル
などの名門を観ていると主役を踊るプリンシパルダンサーが大スターと
いうだけでなく純粋なクラシックだけでなく民族舞踊的なキャラクター
ダンスの場面での群舞の層の厚さが圧倒的なものがあります。
「ロミオとジュリエット」の一幕の貴族の踊りなどはことにそれを
感じる場面で一人の天才ダンサーを作ること以上に文化としてのバレエ団を
作ることは途方もない事業なのだといことがわかります。

群舞はスター予備軍の新人も踊ることがありますが(この場合よく見ると同じ
踊りをしても輝きが違いますが)主役になることがかなわず定年まで群舞を
踊るダンサーも多くいます。80年代に森下洋子さんがパリのオペラ座にゲスト
出演したときのことをエッセイで、特にオペラ座のように国家公務員として安定した
身分の保証されたバレエ団の群舞のメンバーには「定年までいられればいいわ」的に
あまり向上心のないダンサーも多いと多少の皮肉混じりに書かれていました。
そして子供の頃から超エリートのはずのオペラ座のダンサーでもずっと群舞の
ままの人はどんなに容姿が美しくとも輝きがないダンサーもいると。

有名な話ですが現代を代表するバレリーナであるギエムはオペラ座の新人時代
群舞の昇進試験に落第したことがあるそうで、主役としての輝きと群舞として
求められるものの違いが感じられて興味深いエピソードです。

群舞は一人一人のダンサーのことを考えると多少の哀愁も感じないわけには
いきませんが、それでもジゼルのこの場面などを観ると感動せずにはいられません。
個人的に世界一と思うのがロシアのマリンスキー劇場の群舞です。
ワガノワ流の教育で鍛えられた踊りは群舞の場面でも無粋なシューズの音が
響くことがなくその静寂はひたすら美しく驚嘆させられます。
8キロ
11月28日に市の主催による食に関する講演と地元食材を使った
料理の試食会が開催されます。(講演は小泉武夫教授など)

この試食会にモッツァレラも使っていただけることになり8キロの
注文をいただきました。通常より大きめに200グラムで作ると計算して
約40個。このため通常の製造~発送を終えて明日特別に製造日を設けます。

本当は講演会に出席した人のみが夕方の試食会パーティーに出席できるの
ですが、主人も私も多忙で担当者のご厚情により二部の小泉教授の講演会に
主人が出て試食会には私が出ることになりました。
本当は最後の7時半まで会場で過ごしたいのですが、火曜日ですし何より
息子のために夕食を作って一緒に食べてやりたいので早めに戻る予定です。

東日本の食に過剰反応される方もいる中、こういう行政からの生産者への
心遣いは本当にありがたく御礼申し上げます。


本当に不作
先日、牛のお産がありました。順調に細い前足が出てきてお産が無事に
進んで、「元気なメスが生まれた!」と喜んで足を持ち上げたら.......。
見事なオスでした。前足の細さからメスだと信じ込んで
いただけにしばらくがっかりして放心状態でした。

まだ年内に二頭ほどお産がありますが、これで今年はうちで生まれた♀の
ホルスタインが僅かに一頭というかつてない惨状です。
三月にブラウンスイスのハイジ、八月に生後四ヶ月のホルスタイン子牛を
親しい酪農家に売っていただき養女を迎えたような形になりましたが
自家産子牛が一頭というのはちょっとびっくりです。

それでも来年こそは、と思ってしまうのが酪農家の身に付いた楽観性で
ちょっと悲しい習性です。でもどの牛も母体が元気だったのが何よりでした。
子牛については来年に希望をかけることにします。(悲)

飛躍するきっかけ
入学以来学校のテストはできても算数に比べて国語に苦手意識がなかなか
消えなかった息子。そんな息子ですが一ヵ月続いた学校の読書強化月間
(この期間は毎日図書室で二冊借りられます)と学研教室の先生に貸して
いただいた新美南吉の童話をきっかけに目に見えて読解力が成長したように思います。
入学から7ヶ月目です。

私は妙に読書力だけはあった子供だったので(大体女児の方が早熟傾向)
今思うと名作童話をじっくり読んだのは学校の授業でだけだったの
ですが、息子を持って初めて児童文学の素晴らしい作品の力に開眼
させてもらいました。息子に大きな成長をもたらした二冊です。

手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)
(1988/03)
新美 南吉

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ごんぎつねで知られる夭折の童話作家新美南吉の心がほのぼのする作品です。
手袋を買いに人間の店に行った子狐とそれを心配しながら待っていた母狐の
幸せなラストは、息子にとって人から信じてもらってやさしくしてもらうことの
大きな感動を与え、私にとっては子育てをしていて良かったと背中を押してもらった
ような大きな喜びを感じた童話です。挿絵も実に温かく素晴らしい。
(息子曰くごんぎつねは寝る前に読みたくないけれどこの本は読みながら寝たいそう)

スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)
(1967/10/01)
大塚 勇三

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こちらの「スーホの白い馬」は学校の図書室から借りてきた本で馬頭琴
(モンゴル古来の楽器)の由来を描いた中国の童話の再訳です。
傷ついて草原に倒れていた白い子馬を育てた羊飼いの青年スーホと
横暴な領主に命を奪われても、最愛のスーホの夢枕で自分の骨と毛で
楽器を作ってその音で自分を感じて欲しいと言う白い馬の友情。
単に動物愛護ではなく、死してなお愛するというバレエ「ジゼル」などにも
通じる大人になっても感動させられる本で、動物好きな息子の心を大きく
飛躍させてくれた本です。

子供と過ごしていると日々は慌しく過ぎて時にはベン・ハーの
ガレー船を漕ぐ奴隷のような先の見えない努力にうんざりしながらも
大きく飛躍する一瞬に立ち会える喜びがあります。あれほど苦手だった
少し高度な学研の国語の読解も、ついに二年生レベルのテキストを与えて
いただき「セロ弾きのゴーシュ」についての問題もこなせるまでに成長しました。
息子にとってのこの二冊は私の百冊の読書に勝るものだったと思います。
そんな本に出合える機会をいただいたことを幸せに感じています。

すき焼き
先日家ですき焼きをしました。
本格的に専用鍋でするものではなくフライパンすき焼きと私が呼ぶ
簡単バージョンです。

せっせと九州や外国産のものを高いお金を出して取寄せている
放射能ママから見ると目を剝かれそうですが。(笑)
地元のスーパーで材料は購入しました。

  宮城県産黒毛和牛の肩肉のすき焼き用 (安かったです)

  地元の生産者の春菊

  焼き豆腐と白滝は群馬産のもの

  卵は地元産のもの
  
  割下は自分で作りますが、10年来愛用の福島の大木代吉商店の料理酒を使用。

たくさん作って残るかと思いましたが おいしいと主人が大喜びで完食。
元々いささか大人向けメニューのすき焼きは息子はまだ苦手なので
群馬産の鶏肉を使って割下を拝借して親子丼です。

全く放射能を気にしていないわけではありませんがきちんと
検査済みの証明書が売場に出ている農畜産物については特に
大人用には過剰に神経質にならず普通に食しています。黒毛和牛も
この時期1000円はするすき焼き用の肉が宮城産というだけで500円。
飛ぶように売れていましたよ。

群馬のスーパーの野菜売場は基本は関東や地元産のものが中心ですが
先日大型スーパーに行ったらごく一部ですが「九州フェア」と称した
(さすがに放射能云々という宣伝文句はありませんが)野菜が
置いてありました。きゅうりやトマトの他に特産という長ナスなど。
放射能ママなら飛びつくのでしょうが、この時期私は体を冷す野菜は
なるべく取らない主義なので購入しませんでした。

このように検査済みで不検出のものは大らかに冷静に購入している私ですが
福島の米の扱いにはいささか疑問を感じます。先日一部の米から基準値越えの
セシウムが出たとしてこの地域の米の出荷停止勧告が出ましたが、補償をする
ことを確約した上で今年は出荷制限を最初からした方がダメージが少なかった
のではと思ってしまいます。スポット的に検査をして万が一出たらそのたびに
マスコミで大きく報道され心象が悪くなるということを繰り返すことは
誰のためにもなりませんから。

チャイコフスキー 「戴冠式行進曲」
愛車のインサイトで最近よく聴いているのがチャイコフスキーの管弦楽組曲三番
ですがそのCDに収録されているのがこの戴冠式行進曲です。

チャイコフスキーの代表作は交響曲やピアノ協奏曲第一番や三大バレエ曲などで
これらは彼の人生を賭けた名曲ですが、その他政府高官からも信頼されていた
彼は盛大な国家行事向けの曲もいくつか残しています。
この戴冠式行進曲は1883年に挙行されたロシア皇帝アレクサンドル三世の戴冠式
用に作曲されたもので五分ほどの曲ながら華麗で勇壮な名曲に仕上がっています。



この曲の中間部では当時のロシア国歌「神よツァーリを護りたまえ」とデンマーク
王室歌の旋律が出てきます。何故デンマークか?と思われる方もおられるかも
しれませんので少し説明を加えたいと思います。
理由はアレクサンドル三世の皇后マリア・フョードロヴナはデンマーク王女だったから
なのです。彼女は結婚前は通称ダウマーと呼ばれた明るい気性の美貌の王女でした。
皇帝夫妻の長男がロシア革命で処刑されることになる最後の皇帝ニコライ二世です。

ヨーロッパ王室の面白さは天皇家と違って国際結婚が一般的なことです。

このロシア皇后マリア・フョードロヴナの姉がイギリス国王エドワード7世の
王妃アレクサンドラで現女王エリザベス二世の曾祖母にあたります。
だからロシア皇帝一家とイギリス王室は親戚ということになりますがこの縁が
ロシア革命後多くのロシア皇族や貴族が革命軍に殺される中、皇太后と
なっていたマリアとその娘たちの生命を助けることになりました。

革命が進行しとうとう皇帝ニコライ二世一家全員が惨殺される中
母の皇太后マリアや皇帝の妹たちはクリミアに幽閉されますがそこに
果敢に救助に向かったイギリス海軍の軍艦は母のアレクサンドラの必死の
懇願を受けた息子であるイギリス国王ジョージ五世が差し向けたものでした。
余談ですが従兄弟ということもありニコライ二世とジョージ五世は酷似した
容貌として知られています。

奇跡的に救出された皇太后マリアたちは一旦パリに落ち着いた後故郷の
デンマークに帰り人生を全うしました。皇帝だった息子一家の惨殺をなかなか
受け入れられなかったマリアですが、生来の明るさや社交性は年を取っても
多くの人に愛されコペンハーゲンの城には来訪者が絶えなかったようです。

アレクサンドル三世夫妻の子孫は残念ながら男系は絶えましたが
娘たちを通じ50人以上の子孫が残っているそうで多くはデンマークに
在住されているそうです。

チャイコフスキーがこの曲を捧げ華やかな戴冠式が行われたときはまさか
その後の革命もソ連の成立も皇后の数奇な運命も予想できなかったこと
ですが、この曲にも描かれたデンマーク王室の縁が現在まで繋がっている
ことに血と縁の不思議さを感慨を持って聴いています。

93円
組合から10月と11月分の乳価の連絡が届きました。

去年同時期に比べて3円高い93円/ キロとなります。

この他戸別に直すと僅かな額ですが震災の義捐金もいただけることとなり
関係者の尽力に御礼申し上げます。

震災後の影響で牛乳が不足しており、バターは実際にもう不足しはじめて
います。地元のスーパーでも「バターはないの?」と聞く消費者の声を
何度も耳にしました。クリスマスシーズンで業務用の需要がピークに
達するため当分個人向けの特に食塩不使用のバターは品薄が続きそうです。

酪農も乳価が高いとは申しませんが、肉牛にくらべて乳価が決まって
いるだけきちんと良質な牛乳を出荷できればある程度収入の予想がつく
ことが恵まれていると思います。

値上げの差額分は預金に回る予定です。

後継者
(社)畜産協会から後継者について調査票が来ました。

質問は大まかに言うと後継者がいるか、いない場合は他人に経営譲渡をする
予定があるかというものでした。

主人の回答はいずれもNOです。

これは息子が生まれてから迷うことなく決めていますが、今後農業がどうなるか
わからない状況の中、大切な一人息子の人生を酪農に縛りたくないという
主人の親としての愛情です。自分の製品作りも自分が好きだからこそさまざまな
困難を乗り越えて来られたことを一番よくわかっています。

主人の気持は息子が入学して一層固まりました。幸い息子は贔屓目かもしれま
せんが勉強もよくできます。また私も母親として熱心な方だと思います。
できれば中学受験をして中高一貫のミッションスクールに行かせたいということも
この学校の進学実績も見た上で主人も全面的に賛成しています。

私もですが、一人息子なのでできれば安定した仕事についてここで家族を
持ってくれればという希望は持っていますが、職業に縛り付けるつもりは
まったくありません。万が一継ぎたいと息子が言ってもしかるべき教育を
してしかるべき大学は出してからと主人が一番きっぱり言っています。

第三者に経営譲渡をする予定はないのは場所的に職住一体なので
息子が成人してここに住んだ場合、トラブルなどを避けたいということもあります。

義父から迷うことなく酪農を継ぎそのために大学にまで行った主人がきっぱりと
息子には継がせないと言うのですから、日本の農業も将来はTPP参加問題も
あり決して明るくないように思います。

収入や労働の厳しさもありますが、農家はごく一部の企業型農場の除けば何となく
「大変な労働でお気の毒」と哀れむような目で見られることも農家によっては子弟に
継がせたくない要因のような気がします。先日、夏に視察に寄られた東京の偉い
栄養士の女性に電話をいただきましたが、会話の中で悪気はないのでしょうが
何回か「あなたも大学を出てよくそこで頑張っているわねえ」と言われ群馬の
農業を応援したいと言われる彼女に穏便な表現ですが「そのような農家が見下されている
と解釈されかねない表現はなさらないほうが良いかと思う」と申し上げたところ
申し訳ない発言だったと言っていただきました。ひねくれていると自分でも思いますが
自分より申訳ないけれどレベルの低い大学を出た都会の方や勤人にこういうことを
この14年数え切れないことを言われて来たことも私が(主人とは別に)息子が
それなりに賢いなら継がせたくないと思った理由であることは否定できません。

主人と私の老後の夢は安定した暮らしを健康にできることと息子が望む
仕事に就きできれば孫を見ることですかね。いかにも小市民ですがそれが
老後にあれば人生に悔いはないと思っています。

心までは汚染されたくない
今日の朝日新聞の一面にも下記のようなニュースが掲載されていましたが
ある程度予測されていたことかもしれませんが、西日本や北海道もまったく
放射能汚染がゼロではないということが科学的に立証されたことを、東日本
以北のものは絶対に食べないとそれらの地域の農産物をまるで穢れたものの
ようにブログ等で書いたり、生産者たちを貶めるような表現をする方々は
どのような気持で読まれたのでしょうか?


東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質のうち、半減期が約30年と長い
セシウム137が3月20日からの1カ月間に中部や中国、四国地方の山岳地帯や
北海道の土壌に沈着した可能性があることが分かった。米大学宇宙研究協会(
USRA)や名古屋大、東京大などの国際チームが14日までに行ったシミュレーションの
結果で、米科学アカデミー紀要電子版に発表される。これらの地域の大半は人体に
影響を及ぼしたり、除染が必要だったりする汚染濃度ではないと推定される。
ただ、局所的に濃度が高いホットスポットが存在する可能性があり詳細な
調査が必要という。
                        (時事通信より)


ここからはあくまで私個人の感じていることなので不愉快になられたらご容赦ください。

先日、このブログで放射能モンスターとも言うべき人々の極端な(と私は思う)
言動について書きましたが、ごく一部なのでしょうが特に乳幼児を持つ若い母親の
度の過ぎた放射能に対する反応にはこれでどういう子供が育つのか一人の親として
老婆心ですが心配しております。

彼女たちの共通点は20~30代の専業主婦であの武田邦彦教授を疑いもなく
信頼して、元々の性格なのかもしれませんが攻撃的な表現をブログ等でしている
ことです。(頭脳と教養の程度は不明ですが)私が特に気になるのはこのような
母親が平気で子供の前で、「関東の食べ物は危ない・汚い」と日常的に口に出し
(既に年端も行かない子供が平気で人前で親と同じことを言っていることもあります)
食べ物やその作り手に感謝や生産者の苦しみの理解などはカケラもない言動を
子供の前で繰り返していることです。

私とて放射能汚染に鈍感なわけではありません。有害物質の排出に効果がある
良質な味噌や海草は毎日食卓に上りますし、息子にだけはミネラルウォーターを
夏の間摂らせて来ました。でも息子は生産者である私たちの背中を見ていますし
少なくとも特に福島の農家は本当にかわいそうだということは息子に語っており
息子なりに福島の農家への同情を作文に書いたこともあり食べ物を作ることへの
感謝は教育してきたつもりです。

特に幼児の放射性物質の摂取は大人以上に気をつけるべきことだとはほとんどの
人間が理解していることです。無理に関東以北のものを食べろとは言いませんが
物心がつくかつかないかの頃から、食べ物に感謝するどころかまず疑えということを
教え込まれた子供が人間として性格が悪くならないか非常に気になるところです。
放射能汚染の不安がなくなるには数年単位かかるでしょう。それだけにせめて
生産者がどのような思いで苦しんでいるのか、汚染の恐怖と共に一抹でも子供に
伝えられない母親の人間性と人としての教養の程度に静かな怒りを感じています。

きっと私は彼女たちから見ると汚れた食を作るどうしようもなく意識の低い
農家なのでしょう。でも私はあの母親たちのように心の内部被爆とでも
表現したくなるような言動はしたくありません。

福島の子供たちの健康状態をこの先長く国が観察するそうですが、このような
都会にいて異様なまでに放射能ママ化している母親の子供の心の成長についても
長期的な調査が必要かもと失笑交じりに考えています。
こういう母親は汚染が心配と幼稚園などの行事も頻繁に休ませているようですが
義務教育である小学校はそうはいきませんからね。

母親歴たかだか7年の私が言ってもちゃんちゃら可笑しいですが、子供の健やかな
成長にはまず母親が周囲の人間を信頼し、心を開く真の強さが必要な気がします。
名門私立小学校4年生におなりの日本一やんごとないお子様とその母君の登校にすら
苦しまれるお姿を報道で聞くたびに失礼ながらその思いを強くしています。
毒舌で申し訳ありません。

ブラウンスイスの性格
ブラウンスイスを飼養している方は群馬県内でも数人おられますが、生態を
伝える飼養者の声(?)はほぼ皆無なので私が少し書いてみたいと思います。

うちの「ハイジ」を譲って下さった前橋の酪農家は数頭ブランスイスを
飼っておられますが、どの牛も大きいけれど大人しく丈夫だと言っておられるので
ブラウンスイスの特性だと思いますが以下のような性格です。

 ① 性格的にカリカリしたところがなくおっとりしている。

 ② ホルスタインより原種に近くわりと丈夫である。

 ③ 子牛時代からの接し方もありますが人懐こい。

 ④ 多分搾乳するようになってもジャージーのように蹴りまくり
   ではないと思われる。

ハイジ

♂が生まれやすいという話も多いので実際にハイジが子供を産み「稼ぐ」
ようにならないと評価はできませんが、たまに脱走してもフレンドリーに
寄ってくる姿をみるとやっぱり手に入れてよかったと思います。

ペットと経済動物は違いますが、やはり性格が可愛らしい牛はこちらの
モチベーションも上がり仕事も楽しくなるものです。

「努力の日々」が変えたもの
息子が小学校に入学して半年以上が経過しました。
息子の勉強をみてやることを毎日続けることは、ある意味仕事以上の精神労働だと
感じる日々です。

私は自画自賛と笑われるかもしれませんが、保育園時代と比べ物にならない
努力の積み重ねの日々を送っていると思います。
たかが小学校一年生ですが、先月末の学期公開日で私は算数を参観しましたが
授業の後半に教室にいる保護者8人と子供たちとの計算ゲームでは実際に
この目でわかっただけで4~5人の子供が指を使っても繰り上がり算ができない
という学習の遅れの深刻さを目の当たりにして、日々の努力が早くも人生を
分けつつあることに少しばかり衝撃を受けました。

このような努力の日々は親の私のものの見方にも影響を与えています。
去年くらいまではごくたまに羨ましいと思うことがなくもなかった
夕方以降の宴席やパーティーに出席する機会の多い華やかな経営者や
公的地位に就かれている方の生活が見事に羨ましいと思わなくなりました。
ああいう華やかな席に出ることの多い特に女性はお子さんが小さい方は
勉強や学校でのできごとを親子でおしゃべりする時間はどうされているのでしょうか。

バレエの格言ではありませんが、一日休むとやはり身体レベルで微妙な
バランスが崩れていきます。息子がもう既に二年生の九九の暗記にかかって
いるまでに成長したのは、人脈でもコネでもなく努力を少しずつ積み重ねる
という地道な日々があってのことだと思います。

特に酪農など家を空けられない仕事をしているととかく華やかな
人脈を駆使して活動する方々を羨ましく思うことも若い頃はあって
あたりまえですが、私の場合それなりの年齢になったことと息子の
勉強が時期的に重なったことで生き方の嗜好まで大きく変わったようです。


子供の読解力
私の息子への国語の家庭での教育の心の支えにしている本に麻布中学・高校の
国語教師である中島先生の読書に関する名著があります。
読書や文章表現力がなまじの目先の点数よりいかに生きる上に大切かを
教えてくれる素晴らしい一冊です。

小学生のための読解力をつける魔法の本棚小学生のための読解力をつける魔法の本棚
(2009/07/03)
中島 克治

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麻布といえば浪人を入れれば東大に三桁人数を送りこむ名門ですが、それもあってか
この本の中で中島先生が例として出される小学校六年生向けの国語の読解問題は
内容難易度共に非常に難問で、よくも悪くもいろいろなことを考えされられました。

題材は芥川龍之介の「杜子春」と遠藤周作の「海と毒薬」でこれだけでも凄い。
杜子春の出題はいずれも40字以内で答える記述式で、物語の最後、ある種の悟りの
境地に達した杜子春が仙人の手を思わず握ったときの気持を述べよという問題には
良くも悪くも唸りました。

これは思わずいろいろな感慨で感極まった杜子春が言葉だけではあふれそうな
思いを手を握るというスキンシップで思わず伝える場面ですが、秀才とはいえ
11~12才の小学生(特に男児)が果たしてそこまで想像できるのかと思いました。

この杜子春の気持は、人によっては恋愛をして初めて知るでしょうし
あるいは我が子を手に抱いて初めて知る気持かもしれません。いずれにしても
利発でも小学生が読解力や受験勉強で知る気持ではないと思います。
それでも麻布に合格する児童ならぬかりなく塾で技術を身に着けるのでしょうが。
幸い息子に受験させたい県内の中高一貫のミッションスクールはこのような
難問は出ないのでその意味では安心なのですが。

レベルは高いですがこの中島先生の言葉はとても柔らかく親の心に
ストレートに読書の大切さを教えてくれます。ご自身麻布~東大の出身
ですが、受験勉強だけできて読書や芸術にも触れない秀才よりたとえ私学や
浪人して東大という生徒でも読書力や文章表現力、芸術的感受性を備えた
生徒の方がよほど素敵な大人となっているという趣旨のことも述べられています。

麻布に行くような六年生はあるいは大人の感受性もあるかもしれませんが
やはり国語力は算数と違い(うちも息子もまさにこの例)教科書と本だけでは
身につくものではない難しさがあります。あせらず日々の会話も大切に息子の
国語の家庭教育には向かおうと日々を送るようにしています。

六年生のときの私の愛読書は、教科書でさわりをやってはまったシェークスピアの
リア王とロミオとジュリエット。(乳母の猥褻な台詞にどきどきしました)
インドの聖者を描いた「ガンジー伝」そしてツルゲーネフの「初恋」と
親の本棚でこっそり見ていた「クリムト画集」でした。早熟な子供でしたが
それでもあの杜子春の問題にはおそらく手も足も出なかったと思われます。

組合の旅行
主人は今日の朝早く、組合の一泊旅行に出かけてゆきました。
毎年思うのですが「研修視察旅行」という名目ですが行き先を
見ると純粋に親睦旅行もしくは慰安旅行だと思うのですが。(汗)

ヘルパーも何軒も掛持ちで大忙しなので一部の仕事は私もやります。
息子を夕方は学研教室に連れて行ったり忙しいのですが、主人が
ごくたまにこうやっていないとちょっと解放感もあります。
夕食の温め直しがないだけでけっこうほっとします。

TPP首相は参加表明だそうですね。
農業などは保護するということですが、無力感を感じています。
これから歯医者に行き、愛読書を持って一人ランチをしてくる予定です。

誰のために働くのか?
TPPに関する展開も気になるところですが、オリンパスの粉飾決算問題も
OL時代に財務部門にいた経験があるので非常に関心があります。

バブル時代からの損失隠しが何故今まで当局もわからなかったのか。
解任されたイギリス人のマイケル・ウッドフォード元社長の告発がなければ
今でも菊川会長の治世が続いていたのでしょうか?

今日の朝のみのもんたの報道番組でロンドンのマイケル・ウッドフォード氏への
インタビューがありました。その中で印象的な言葉がありました。
ウッドフォード氏は企業買収の資金に不透明なところがあると森副社長に
厳しく事情説明を求めたそうですが、森氏は沈黙するばかり。苛立った
ウッドフォード氏が森氏に「あなたは誰のために働いているんだ?」と聞いた
ところ「菊川さんのために働いている」と答えたそうです。

前会長の巨額の借金で騒ぎになっている大王製紙で創業者一族が異常な
権力を握っていることでも疑問なのに、同族会社でないはずのオリンパスで
この関係には驚きました。オリンパスに限らずこのように異様なばかりの
忠誠心という名の主従関係は時に取り返しのつかない損害を社会に与える
ように思います。小沢元代表と逮捕起訴された石川議員の関係もそれに
似ているように感じます。

時には上司や経営者の方針についてゆけなくても生活のために妥協しなければ
ならないことは悲しいけれどあると思います。でもそれにも限度があるでしょう。
菊川会長が損失隠しをしろと言えばその通りにする副社長や監査役。そして
おそらくは悪知恵を授けた会計士などの専門家。
森氏もおそらくそれなりのエリートなのでしょうが20年以上も悪事を黙認し
外国人の社長に「誰のために働いているのか?」と詰め寄られ刑事責任も
視野に入る現在、空しさを感じないのでしょうか?

私は人として忠誠心はありますが、魂や良心を売ってまで仕事をするのは御免です。

過剰反応したくない
世田谷での高い値の放射性物質は二件とも原発由来の放射性物質ではなく
ラジウムなど放射性物質を含んだビンなどの放置が原因でした。

もちろんこのような危険なものが(最近の不法投棄ではないにせよ)住宅街に放置
されていることは大問題で世田谷で情報を周知させることは必要だと思いますが
原発由来の放射性物質かどうかは、測定ですぐにわかることなので
「すわ、ホットスポットか!」とマスコミが煽るように大騒ぎすることには
疑問を感じています。

私が生産者だからとか鈍感なのだ、と批判されるかもしれませんが自分たちの
製品や原料については定期的に放射性物質の検査を受けて、できるだけの
責任を果たすべく努力していますが、一人の生活者としてはストレスで免疫力
が低下するほど、回りの食品や放射能関係の報道に過剰反応することは
しないように心がけています。(もちろん私の住む地域が極めて汚染度が低い
からということはありますが)

最近知ったのですが、ネットでは放射能汚染がわずかでも確認されたものに対し
「ベクれてる」という造語を見かけますが、過剰反応されている方にこのような
いささか差別的かつ感情的な妙な造語を使う方が多いように思います。

福島在住でもないのに放射能に敏感になるあまりいささか疑問符のつく生活を
ブログなどに綴って批判されている方もいます。例を挙げると

 ① 保育園の芋ほり~焼き芋大会で他の子供と保護者が楽しむ中
   「この芋はベクれている。汚染された煙で殺すのか」と皆の前で園長に
    猛抗議して子供と帰ってしまい他の保護者に批判された。
    帰って三人の子供の前で「被爆させてごめん」と号泣した。(関東在住)

 ②  実家の親が送ってくれた千葉の海塩を使ったお菓子をわざわざ私に
    だけ送りつけてきたとブログで書いて家族でトラブルになった。 (東京在住)

もちろん、放射能への恐怖感や安全への対策は人それぞれだしそれが悪いと
言う権利は私にはありませんが、どう考えても低リスクなのに過剰に反応して
回りの人間とトラブルを起こしたり子供を不安にさせたりということは
長く続くと逆に健康に悪いと感じてしまうのですが。
 
こういうことを書くとそれこそ「ベクレて死ねば?」なんて思われるかもしれませんが 
放射能に過剰反応して攻撃的な人格になってゆくことは本人にも周囲にも良いとは
思えないです。私個人は日々の生活と息子の勉強で手一杯なので情報は正しく取捨選択
してできれば明るく生きたいものだと考えています。
 
さけるチーズ
先週、個人的に注文をいただいたのでさけるチーズを作りました。
モッツァレラのカードをベースにしたチーズです。

まだ裏メニュー的な存在ですが、何度か小分けして地元の直売所に
出したところ、おいしいと評判ですぐに売切れたそうです。

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さけるチーズは雪印のものがシェアの95%を占めているそうです。
参入!と意気込んでいるわけではありませんが、時間をみながらときどき
製造できればいいかなと考えています。

お客様にお出しした残りは、今週の組合の旅行のおつまみ用に持っていくそうです。
賞味期限は二週間です。

口コミサイト
昨日の朝日新聞で、店や商品の感想をユーザーが書き込む口コミサイトの中には
企業がバイト料を払って良い評価を書かせたり、飲食店などに半ば強引に営業に行って
(もし断って悪い評価を書かれたら、という恐怖心に付け込むらしいです)
有料で好意的な評価を業者が書くいわゆるサクラも多いと報じられていました。

一部の口コミサイトでの掲載を巡って板前とこの会社が揉めたこともあり
ネットが普及する以前のように「口コミは素晴らしい」と手放しで
その評価を喜べなくなっているのが現状だと思います。

かく言う私もネットでの口コミにあまり悪い評価はされたくないものだと
思っているので、自分たちにできるこことはできる限りのことを
誠実にやりたいと思っていますが、自分たちの手に余ることは手を出さない
ことに決めています。

このブログでも何回か書きましたが、ベーベ工房の製品は取引先の
スーパーや専門店やレストランに納品させていただいており、こちらで
直売所を作って販売するという方法は取っておりません。
有難いことですが、何人もの方に「今から牧場に伺って購入したいのですが」
というお電話を頂きますが、最寄のお店をお教えして、直売はこちらではして
いない旨をご理解いただいています。理由は製品が手元にないことや家畜が
いるので万が一の病気を持ち込まれるリスクを減らしたいことですがその他に
もう一つ理由があります。

それは、直売所を作って専任のパートがいるわけではないので、私自身出かけることも
多いですし、いつもお客様向けのメイクをして奇麗なお洋服に身を包みとはいかない
からです。万が一、一見さんに来ていただいて
「あそこの奥さんはお客さんを迎えるような化粧もしていなかった」
とか「洗濯物が庭に干していて生活感がアリアリだった」などの評価を
ネットを通じてされても切ないものがありますので。

ネットの評価も時には強い味方になりますが、思いもかけぬ批判も
一人歩きする怖さが十分にあるので、私は電話やメールでの問い合わせや
宅配でのお取寄せのお客様にはできる限りの対応をさせていただいていますが
直売はここではしない、というスタンスは自分たちを守るためにもこれからも
続けさせていただきたいと思っています。悪しからず御了承いただければ幸です。


TPP反対集会
一昨日、主人は組合の役員として県レベルでの大規模なTPPの反対集会に
出席してきました。農協関係者だけでなく、医師会や薬剤師会など各種業界団体も
反対の立場で関係者が多く出席していたそうです。
政治家では県議の大半と自民党国会議員、民主党の代議士の一部。

TPPについては多くの専門家の意見がサイトなどで読めるので
私のような素人があれこれは書きませんが、群馬県にとってはもし
参加すれば多大どころか壊滅的な影響を懸念しています。

酪農ももちろん影響を受けます。そして現在、高い関税率で保護されている
こんにゃくは群馬は国内の圧倒的トップの生産をしています。
私の地元でも多くのこんにゃく農家があり、冬になれば収穫に多くの
パートが雇用されて基幹産業になっています。

せいぜい反対の署名くらいしかできず無力さを痛感していますが
原発問題と共にTPP問題で私はどうにも仕事のテンションが上がらない
状態が続いています。

ジュノム協奏曲
正式にはモーツァルトのピアノ協奏曲第九番のことですが、この曲を献呈した
フランスの女流ピアニストのジュノーム嬢にちなんでジュノム協奏曲の
愛称で知られる名曲です。

快活で大胆な冒頭部を持つ第一楽章も大好きですが、白眉と言えるのが
哀愁に満ちた第二楽章です。



第二楽章を聞くと、差し迫っているわけではないけれど年齢を重ねるごとに
身にまとう人生の悲哀や静かな諦念を受け止めてくれるのも音楽という芸術の
使命だということに驚嘆します。

ショパンの芸術性にも通じますが、モーツァルトの芸術性の殊に秀でた魅力は
決して感情過多な演歌にはならずとも、人の心の機微に寄り添ってくれる
真の優しさと美しさを備えていることにもあるように思います。

疲れると愛車を運転しながらこの第二楽章を最近はよく聴いています。
ジュノム協奏曲を作曲したとき、モーツァルトはわずか21才。
天才は人生の悲しみを、希望あふれる若き日にも感じ取るのでしょうか?

プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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