<<08  2011,09/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  10>>
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
移住について思うこと
先日の朝日新聞で、夏休みが終わりに学期から他県に移転していた福島の児童生徒の
多くが元の福島の家に戻り、故郷の学校に再び通い始めたとありました。
おそらく計画避難区域から離れた地域の出来事なのでしょうが、やはり子供たちは
故郷で元からの友達と過ごせることが心から嬉しい様子でした。

原発事故で避難区域に自宅があり移住を余儀なくされた方は当然ですが
福島県内の住民で特に小さな子供を持つ家族が一時的にしろ県外に
移住したり別居したりすることは本当に気の毒ですし納得もできます。
除染を早く国が実施して一日も早い帰郷を願うばかりです。

ここからはやや感情論になりますので不快になられたらお詫びいたします。

私が疑問なのは、少し前の朝日でも取り上げていたのですが福島や隣県ではなく
東京や神奈川に在住しながら「意識が高い」家族が仕事も家も捨てて縁もゆかりも
ない沖縄などに家族ぐるみ移住しているケースです。

二児の母親でもある神奈川在住だった料理研究家もご主人が仕事をやめて
沖縄のそれもかなり辺鄙な場所に移住されました。(アンアンの料理本で知った)
彼女のブログを読むと川で洗濯をしたり夏の間は川でお風呂に入ったり
さながらキャンプのような生活です。お子さんも幼稚園には行っていないようです。
私が違和感と軽い嫌悪感を感じたのが彼女のファンと思しき方々のコメント。

 「考える人はこうやって移住するんですよね。」
 「何もなくて不便でも安全なことが一番の子供の幸せです」

的な論調が多く、小学生の母親&群馬の牛飼いの妻である私にはこういう
コメントを書く母親は生活や子供の教育をどの程度深く考え悩んでいるのか
非常に疑問を感じました。大した蓄えもなくご主人も沖縄で仕事が決まらず
子供が幼稚園にすら行けていない状況でこの先何年も暮らせるのでしょうか。

福島県内在住ならともかく、東京や神奈川在住で放射能を逃れるためということで
仕事も家も捨てて遠くに移住する家族ってそんなに意識が高くて立派な
ことなのでしょうか?地主農家に嫁ぎ簡単に動かせない牛で生活している
私には理解にあまります。

皮肉に聞こえたら恐縮ですが、上記の料理研究家はまだお子さんが就学までに
数年ありますが、これが小学生でも学校への通学も容易ではない沖縄の奥地に
移住する決断ができたのでしょうか。それを意識が高いと安易に持ち上げる
人間より、福島で汚染で出荷もままならない状況のなか懸命に努力している
農家の方々の方に私はずっと共感を覚えます。

朝日新聞では移住家族を微妙に持上げていましたが、福島や隣接地域の住民なら
いざしらず首都圏に住みながら仕事の目処も立たないまま小さな子供を連れて
まったく縁のない地域に移住することは慎重に考えるべきだし安易にマスコミが
それを褒めそやすことには老婆心ですが一考を要すると私は考えてしまいます。

ここからは完全に私的な皮肉ですのでスルーして下さっても結構です。
子供が小さいころから努力して有名私立の付属小学校に入ったとか数年間猛勉強
して東京の私立御三家の中学校に入ったという親御さんがこのような移住をしたと
いう話は耳に入ってきません。住むには教育環境も大切だと思います。
安全は大切ですが理想郷は実はどこにもないのだとこの年になると感じています。
まとまりのない文章をごめんなさい。
 
スポンサーサイト
冬に備えて
この一週間、急に気温が下がり一気に秋になりました。
あの猛暑よりは肌寒い方がずっとマシなのですが、冬に向かって風邪を
ひかないようにするのが毎年の課題です。
特に酪農はほぼ365日休みがありませんので、体を冷えに気をつけて
筋肉に疲労をためないようにして体調管理に気をつけなければなりません。

横浜から群馬に嫁いだ初めての冬は、群馬の寒さと乾燥した強い風
そして土日も休みのない慣れない生活にひどい風邪をひきその後も
数年間は冬になると必ず一度は風邪で高熱を出していましたが、秋から
自己流ですが 寝る前に足の三陰交という冷えに効くツボの周辺をマッサージ
するようになってから寝込むほどの風邪はひかなくなりました。

ずっと愛用しているのがニールズヤードのアロマオイルです。
価格も手頃で安全性も高いのでずっと使っていますが最近は手軽にネットで
購入できるようになりました。

オイル

       (画像はお借りしました)

ここ数年、同級生やそのお連れ合いがが思いもかけぬ早世をしてショックを
受けたり、やはり健康管理の大切さを痛感しています。とくにうちは子供も
まだ小学生なので、無事是名馬が強く求められているので冬場に風邪で
寝込まないように秋からの体調管理は楽しみながらするようにしています。

最近、少し手に余ったオイルをつけて半分遊びで息子の足をマッサージ
すると大喜びです。専門家によると子供のときから冷えにくい体質に
しておくと丈夫になり大人になってからも疲れにくい体質になるそうです。
高学年の時には肩こりを持っていた私。(小泉今日子さんも子供時代から
酷い肩こりだったそう)息子にはあの苦労はさせたくないので夜は親子で
マッサージを楽しんで冬に備える日々です。

ジェローム・ロビンズ「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」
私の文章は(好悪はあると思いますが)生産者としてはあまり演歌的とも言える
気合を全面に出すスタイルではないと思います。それは多分私が、あまり感情に
飲まれて表現することを嗜好しないからだと自認しています。

読書や文章に向き合うことで朧気ながらも自分の中に芽生えた美意識をバレエや
映画を見ることで自分の中で形にする一瞬があります。
そんな今の私の嗜好に大きな影響を与えた作品が、ジェローム・ロビンズが
ショパンのピアノ曲に振付けたバレエ「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」で
これは私がまだ学生の頃、NHKに放映されました。

ロビンズと言えばバレエの振付家としてよりミュージカル「ウエストサイドストーリー」
や「屋根の上のバイオリン弾き」などの振付家としての方が有名ですが、本業のバレエでも
バランシンと並び20世紀のアメリカバレエの立役者でもありました。

徹底的に音楽的で女性美を追求したバランシンに比べてロビンズの作品は音楽的な
ことは同じですがバランシンより闊達で音楽のイメージを踊りで温かく膨らませて
ゆくイメージがあります。



この「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」はピンクやモーヴとなどの衣装が鮮やかで
衣装の色がそのまま役名になった物語のない作品です。
一見、ダンサーはすいすいと踊っているように見えますがロビンズ独特のステップを
駆使しながらショパンの音楽を表現することは非常に難しくレベルの揃ったダンサーを
揃えて上演することは非常に困難な作品です。

作品から伝わるのは難しさより軽やかさ、明るさ、独特のユーモア。
派手な見栄を切らない美学は、20代の私にいつの間にか大きな影響を与えてくれました。

多くのバレエを観て来ましたが自分なりの美学への影響といえば
たった一回観ただけのこの「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」です。
再びこのような出会いを期待しつつ私のバレエフリークは続いて行くのでしようか。

二週連続の子連れ仕事
小学生の息子。風邪で初めて欠席です。
肌寒かった昨日、昼に担任から電話があり発熱したので
給食が終わったら迎えに来て下さいと。

迎えに行ったらたくさんのクラスメートが心配して声を
かけてくれました。クラスでは今日は二人のお休みが出たそうです。
急に秋になり、運動会~連休で疲れが出たかもしれません。
一時は38℃を越えて薬も使いましたが食欲があり何よりです。
今日は大事をとってお休みです。皆勤賞が途切れて悔しがっています。

火曜日はヨーグルトの発送日ですが、二週連続の子連れ仕事です。
先週は運動会の代休、今秋は病欠。特に元気が戻ってからの病欠は
非常にうるさいです。今日も同じく手はかからなくなりましたが何となく
気ぜわしい。

自営は子育ての上である意味では有利ですが、外で働くことに比べ
子供が傍にいると集中力が途切れることが最大の難点です。
こう思う自営母は私だけかな?


最近の心境
読者の中にはあるいは気がついておられる方もいらっしゃると思いますが
最近、ブログで文章を綴ることより実生活の方がずっと楽しく有意義で
充実していると実感します。特に息子との時間は会話内容もいっぱしに
なりましたが、まだ幼児らしい可愛らしさもあり今しか味わえない幸福を
慌しい日々の中にも実感しています。そして何より忙しい!(笑)

もちろん、生産者として伝えたいことや備忘録的に記しておきたいことは
たくさんありますが、一応生産者として書いているこの日記の中で
原発事故以来、本音を書きにくくなった部分も多くなりました。

そのような事情があり今後、更新が以前より減ることや生産者として
特化した記事が減ることになると思いますが、どうぞ今後ともよろしく
お願いいたします。
検査の頻度
昨日の朝日新聞で放射性物質の独自の基準を設けている生協や
大地を守る会などの会員の動向が特集されていました。

お取引先の努力と応援で幸い私どもは顕著な売上の減少はありませんが
できるだけ、消費者の動向に関する客観的根拠のある情報には目を通して
今後の生産や販売活動の貴重な資料にしています。

原乳は組合や県で頻繁に検査して結果を公表しておりますが、それとは
別に自家製品を製造しておりますので、概ね今後しばらくは二ヶ月に
一回程度の頻度で特段の事情が勃発しない限り行う予定を考えております。

多分、群馬のこの地域では今後も不検出が予想しておりますが
安心と信頼のためのコストだという気持でおります。
季節の変り目
今日はお彼岸。義母がもち米を蒸してくれたのであんこを昨日の
夜に練っておきおはぎを作りました。息子はおはぎが大好きで今日の
息子の食事は楽ができそうです。

台風が去り、ちょうど季節の変り目のお彼岸に秋の最初のページが
開いたような形になりました。急に涼しくなり少々暑かった夏の疲れが
出ている牛も数頭見られるので数日間はよく観察してやろうと思います。

金曜日それも三連休なので息子も休みでのんびりモードです。
これから少し勉強をさせてから少々ドライブに出てきます。
皆さまも楽しい連休をお過ごしくださいね。

お産自慢はやめてくれ
私たちは牛を健康に飼い、添加物のない乳製品を作ることを旨として生きている
わけですが、主人も私も生活は至って普通にしており(主人は夏はビールを飲む程度で
二人ともタバコは一切やりません)マクロビや菜食主義に走ったり、ましてや
息子の学校給食に口を出すことなどは一切していません。

お取引先のオーガニックショップは乳製品を扱って下さるのでそれほど
極端な菜食主義などを推奨しているわけではないと思いますが、それでも
一部のお店の経営者の生きかた、特に健康やお産に対する考え方には
大きな隔たりを感じることがあります。どちらが悪いというわけではないので
しょうが、一人の人間として母親として思うところを述べさせてください。

一部のオーガニックショップでは自然育児法や少々極端な自然分娩を
推奨する関係者の講演会を開いたり経営者の高齢初産の妻が30時間の陣痛に
耐えて産んだとかマクロビ的な食事をしていれば母乳がよく出るとか
ブログなどを通じて発信していますが私は、どれだけお店と親しくても
ここだけは大きな疑問を感じます。

知られていないかもしれませんが、現在でも難産で赤ちゃんが重症仮死となり
重篤な後遺症を背負ったり、死産になったりまた行過ぎた出産直後の
カンガルーケアや母乳が出ないのにミルクを与えることを拒んで悲劇的な予後を
赤ちゃんが背負うことになるい悲劇は意外に多いのが現実です。助産師を
呼んでの自宅出産が上手くいかなくなって急遽病院に搬送されるケースも多いです。
たまたまオーガニックショップの当事者や関係者が自宅出産でうまく行ったからと
いってそれをワークショップで披露したりTwitterで陣痛の様子を実況中継して
自分のお産の方法をあたかもお客さんに推奨することは私は感心しません。
安易にまねて取り返しのつかない結果を招いたとき、道義的な責任をどう感じるのでしょうか?

オーガニックショップの書籍コーナーにはたくさんの自宅出産や(何が何でもの傾向の)
母乳育児や子供にも菜食を薦めるスタンスのコアな内容の子育て本が多く並んでいます。
中には著者に店の配布物に連載を書かせている店もあります。ちょうど息子が
生まれた頃ある連載がされていてとても疑問を感じたことがありました。それは書籍化も
されましたが自然育児のサークルの主催者が息子と同い年の四人目のお子さんを自宅の
お風呂で上の子供たちの見守る中、出産する様子をカメラマンのご主人が
克明に写真で記録するという内容でした。

四人目で余裕だったのでしょうが、小さな子供の前でお風呂にシートを
張ってお産する様子を記録して出版することは、命の尊さを伝えると
とる方も多いのでしょうが私はどうにもお産自慢に感じてしまいますが
読者の皆さまはどのようにお感じでしょうか?自慢だけならまだしもそういう
お産を店を通じて啓蒙することは、とてもハイリスクだと感じます。

上記のオーガニックショップの経営者のこれもマクロビ界では有名な奥様は
自分のブログでほぼ臨月になって特急で日本海に行って海水浴をしたことを写真入りで
公開していました。たまたま、30時間かかっても無事に出産できたからいいですが
妊娠中に安易に温泉や海水浴をすることは思わぬ菌に感染して母子ともに危険な
ことがあることは多くの産科医が指導するいわば常識なので、こういうことはお店の
ファン(消費者)は真似して欲しくないなあとこのお店に長年納品している
生産者としては思います。

最後に。私は自分のお産(帝王切開でしたが)の最中の姿や妊婦の水着姿を本や
ブログで公開する勇気はとてもありません。
自然も使命も立派ですが、どんな信条を持っても女性としてのある種の嗜みだけは
忘れたくないというのが正直な気持です。

あくまで個人的見解なので不快に思われたら申し訳ありません。
お産自慢は時に重大なリスクに繋がることもありうるという
一母親の意見としてお読みいただければ幸甚です。

ギエムのボレロ
世紀の舞姫と讃えられるバレリーナ、シルヴィ・ギエムがこの秋に行われる
全国縦断公演の中で被災地である盛岡と福島のいわき市でチャリティー公演を行います。


シルヴィ・ギエムは当初から、被災地での公演を実現したいと強く願っていました。
そして、震災の被害に加え、福島第一原子力発電所の事故により多大な被害と影響を
受けた福島県での公演についても彼女の意思は揺るがず、迷うことなく公演の実施を
承諾してくれたのです。このことからも、ギエムの今回の<HOPE JAPAN TOUR>に賭ける
並々ならぬ思いが伝わってきます。
なお、ギエムは岩手公演同様、福島での特別公演にも無料で出演することを申し出ております。

東京でのチャリティ・ガラ公演を皮切りに、全国8都市を巡る<HOPE JAPAN TOUR>。
「『ボレロ』は過去の思い出と共にあり、心を奮い立たせる強いエネルギーを与えて
くれる作品。だから過去の絆を大切にしながら未来へ前進しなければならない今
『ボレロ』を踊るのはとても重要だと思う」

シルヴィ・ギエムの日本を思う深い愛情と日本の復興を願う情熱が福島にも届けられます。

          (日本舞台芸術振興会公式HPより)


以前より日本をこよなく愛するギエムは震災後まもない4月に自らが発起人となり
パリで被災地支援の公演を成功させ、さらにロンドンでもチャリティー公演を
行っています。今秋の日本ツァーの大半はチャリティー公演として行い福島公演には
東京バレエ団も帯同します。

日本人アーティストも被災地での公演を精力的に行っていますが、やむをえない
とは言え、多くの外国人アーティストが原発事故の影響を恐れて来日をキャンセル
する中、ギエムの日本への温かい想いは日本人として涙が出るほど感激しました。

パリ・オペラ座バレエ団の史上最も若いエトワール(プリマバレリーナ)として
あらゆる面で掛け値なしに史上最高の才能を日本に披露したとき、彼女は芳紀
二十歳でした。以来彼女は本国と同じくらい日本の文化や日本の観客を愛し
既存のバレエ芸術のその先にある至高の彼女ならではの芸術を披露してくれました。

今回福島と盛岡で踊るのは、ベジャールの名高い「ボレロ」。
かつてジョルジュ・ドンが踊ったカリスマ性を持ったダンサーのみが
観客を熱狂の渦に巻き込む現代バレエ最高の作品です。



ボレロは音楽と振付とダンサーのカリスマが三位一体となった時
観客を何かに立向わせる熱いエネルギーを与える特別な作品です。
特に国内からですら時にいわれのない心の傷を負わされている
福島の観客の方々にギエムのボレロが何かを与えることができたら
やはり日本に深い愛情を持ち続けた今は亡きベジャールも心から
の満足を泉下で感じると思います。そして私はギエムならそれが可能だと
心から信じています。


小売の伝える努力も必要
会員登録して読んでいる東洋経済オンラインで放射性物質の検査について
大手食品メーカーの取組についてのアンケートを含め特集をしていました。
その中にこういう一文がありました。

>
アンケート結果を見ても、多くの企業が消費者ではなく業界と政府だけを考えている
ことがわかる。内部被曝の健康影響はまだわからない部分が多い。食品企業は消費者の
口に入るものを提供している以上、積極的な対策と適切な情報公開を打ち出すべきだが
望み薄なのが現状だ。

大企業のことは詳しく存じませんが、消費者に納得して安心して購入して
もらうためには製造側だけではなく小売サイドでの伝える努力は欠かせません。
せっかくメーカー側が情報開示しても多くの消費者は相談窓口に電話を
したりHPを見るわけではありませんので、簡単でもいいので「検査済み」
などの一文をPOPに加えるだけでもかなり印象は違います。

お取引先のオーガニックショップは反原発運動に参加を呼びかけ
かなり積極的に放射性物質の検査のこともとらえていますがショップの
ブログを見ると語弊があるかもしれませんが、千葉や長野の社長と懇ろな
生産者の情報や検査結果ばかりを偏って公開してきちんと伝えたはずの
私たちの検査結果などは全く公開されていないのでスタッフに私なりの
意見をお伝えしました。こういうことには私情を交えないでいただきたいと
いうのが私の本音です。

生産者が原材料の安全性を確認することはもちろん大切です。
でも小売側が正確に(決して不安を煽ることなく)公平な態度で生産者が
提示した検査結果を消費者に伝える努力も同様に重要だと考えています。

運動会でした
息子の話題が続き申し訳ありません。

昨日は、猛暑が一段落して心地よい秋の風を感じる中小学校の
運動会が行われました。
息子は走ることが格段に速くなり嬉しい驚きでした。
団別対抗リレーでトップでバトンを受け取り快調に差を広げる息子に
「榛名、速いです!」と放送がかかったときは嬉しかったなあ。

運動会

群馬の運動会は紅白でなく、群馬の山にちなんだ名前の団四つで
競われます。赤城(赤) 白根(白) 榛名(青) 妙義(黄)で
一年生のときに所属した団は卒業まで続くので子供たちの
結束も固いんです。ずっと紅白しか知らなかった私にはとても新鮮です。

どの子供たちもベストを尽くし素晴らしい一日でしたが
特に感心したのは私が小学校時代に比べて子供の自主性を
大切にしていることでした。点数には入りませんが団ごとの
応援合戦には特にそれを感じることができました。

息子の所属する榛名団では六年生の主将が学ランを着て
エールを掛け、AKB48の「会いたかった」の歌詞を絶妙に変えて
応援歌を歌い、黄色の妙義団は楽しんごのドドスコの振りで
会場を爆笑させ、白根団はどこの団より全員の声が揃いと
小学生とは思えぬエンターティナー振りをみせてくれました。
応援合戦は先生は手を出さず子供たちだけで企画するものです。

お勉強はもちろん最重要ですが(だから息子にも勉強させていますが)
こうやって集団でしか身に着けられない経験を子供時代から積むことはとても大切だし
幸せなことだと思います。こうやって見る者を心から喜ばせる表現方法を身に着ける訓練を
しておくと大人になって無意識のうちにも自分の道を開くことにとても役立つように思います。

昨日は会うお母さんごとに「猛暑じゃなくてよかったね」と
言葉を交わしました。過ごしやすい天気の中息子もやってきた
ことをすべて発揮できて素晴らしい思い出となったことでしょう。

明日は運動会
明日は息子の通う小学校の運動会です。
楽しみです、という明るい気持より今日の練習も含めて全員が元気で
無事に行われることを祈るような気持で見守っていますというのが本音です。

関東はこの1週間猛烈な残暑が続いています。さすがに体温越えではないものの
群馬の日中は33~34℃。テレビでも大きく報道されたように運動会の練習中の
児童生徒が熱中症で搬送される事故が相次いでいて、群馬でも昨日は玉村の小学校
児童41人が軽症でしたが病院に運ばれる事態となっています。息子の小学校も
高学年のお子さんが練習中に気分が悪くなりました。県の教育委員会が昨日
ようやく通達を出しましたが、私も担任に暑さ対策を連絡ノートでお願いしました。

前日夜から場所取りをするほど気合の入った保護者も多いですが、うちは
一人っ子ですし、朝の仕事もありしかも私が炎天下に非常に弱いため
多少遅れて10時過ぎに学校に向かうつもりです。その代わり保冷材一体型の
お弁当箱に冷たくてもおいしいおかずを詰め、息子の水筒は二本持たせたり
昼食時間に簡単に体を拭いて替えの体操着に着替えさせたりと準備万端で
臨んでやるつもりです。

明日に運動会を行う県内の学校は多いようですが、この暑さの上に子供たちも
練習で疲労が蓄積している状態で、保護者の大半は楽しみよりも暑さ対策に
緊張していると思います。

息子には毎日登校前にうるさいほど少しでも体がおかしいと思ったら
先生に話して体を休めろと言っています。先生は追い込みに入って
どうしても一糸乱れぬ行動を求めますが、体調管理だけは一年生でも
自己管理をしなければ最悪命にかかわりますから。

来年からは10月に入ってからの開催を望みたいものです。
猛暑の中の練習~本番は体育というよりまるで八甲田山(たとえが
悪くて恐縮ですが)ですね。私も明日の終了まで緊張が続きそうです。

小さな復興
大震災で三陸の漁業も壊滅的な打撃を受け、新鮮な魚介類を原料にした
加工品も製造ができなくなっているものが多くありました。
そんな商品のひとつが千葉産直サービスが販売しているおいしくて
安全なイワシやサバの缶詰ですが、このたびようやく一部の商品の製造が
再開されたそうです。もちろん放射性物質は不検出で。

イワシ缶 (画像はお取引先GAIAさんからお借りしました)

実はこのおいしい缶詰は3月にガソリン不足で思うように買い物にも
出られない私に名古屋のお取引である「ヘルシーメイト」さんがたくさんの
おいしい食品をお見舞いに送ってくださったのですがその中にあったのが
このおいしい缶詰でした。特に主人は瞬く間に大ファンに。

実は特に醤油味のイワシ缶は和風のアンチョビとして成田空港でも
外国からの観光客に大人気だったそうです。ネットでも元々人気商品
だったらしく震災後はどこも売り切れで「幻の名品」になっていました。

こうやって良心的なおいしい製品が少しずつ復興してゆくことはとても
嬉しいことですし、生産者として励みになります。

このミニ缶のしょうゆ味のイワシは実はとてもおしゃれな
メニューにもなります。作家の故森瑤子さんの「オイルサーディン丼」
をヒントにしたものです。作り方はいたって簡単。

缶汁ごと小さなフライパンに入れて加熱してそこに少し
日本酒を入れてアルコールを飛ばし、炊き立てのごはんに
かけて万能ネギを刻んでたっぷり振りかけて出来上がり。
簡単なランチや夜食にも向くので是非お勧めです。


チーズ製造日&誕生日よってヘルパー
今日は息子の七才の誕生日です。
チーズの製造日で忙しいのでせめて夕食はゆっくり家族でお祝いを
してやりたいのでヘルパーを頼みました。タイトルはこういう意味です。(笑)

ついこの間まで赤ちゃんだった息子ですが小学校に入り急に体も大きくなり
逞しく成長しています。皆勤賞は続いていてタフになりました。
赤ちゃんの育児はひたすら大変でしたが、最近は息子と過ごす時間が
充実して本当に幸せだなと思います。高齢出産でしたが授けて下さった神様に
感謝あるのみです。

親戚も読んでくれているので親ばかメモを記しておきますと

 ① 週二回の学研教室では算数が良くできるということで
   無理のないペースで二年生の筆算や九九をやっています。
   遊びも活発にしています。クラスのお友達にも恵まれ好きな
   女の子もいるようです。

 ② 相変わらず(笑)大河ドラマ「江(ごう)」に夢中で鋭い質問を
   浴びせます。とうとう徳川15代将軍の名を全部言えるように。
   そうのうち武将フィギュアにはまりそうです。

 ③ 図書室から借りてきた本「アメリカの音楽」がきっかけで
   ガーシュウィンやグレン・ミラーが大好きになり就寝前はこれらを
   BGMに私とおしゃべりで盛り上がっています。

 ④ サッカーは男子よりなでしこの大ファン。美人の丸山選手のファンで
   怪我の心配をしています。野球はCMの影響でソフトバンクのファン。

 ⑤ 大河ドラマで徳川秀忠に扮する向井理くんの大ファンで向井くんの
   母校(つまり母ちゃんの母校でもありますが)に行きたいそうです。

 ⑥ 子牛のミルクを登校前にやってくれます。動物好きで土曜日の志村けんの
   「志村動物園」を欠かさず見ています。 
 
こうやって親ばか記録を書いていると7年前の13時38分までお腹にいた人が
たった7年で個性のある人間に育っていることに生命の神秘を感じます。
私が仕事を頑張っているのもこのチビのため。多分主人も同じでしょう。

誕生日の親ばか日記を失礼いたしました。

   
EU基準の方が納得する
日本食品の輸入規制をEUは年内継続するそうです。



欧州連合(EU)加盟27か国は9日、3月の福島第一原子力発電所の事故後に
発動した日本産食品や飼料に対する輸入規制を12月31日まで継続することを決めた。
EUは3月下旬、福島県周辺で生産・出荷された食品をEU域内に輸出する際
放射性物質の検査証明書の添付を義務づけるなど規制を強化している。

                (読売オンライン)


厳しい措置のようですが、検査証明書の添付をすれば輸入禁止というわけでは
なさそうなので(消費者の支持はまた別でしょうが)個人的には風評などを
差し挟まない非常に明確な基準で胸におさまります。

私も計算証明書は随時取引先に提出しています。
幸い、顕著な売上の落ち込みがないことは心から感謝申し上げるのみです。
生産者として科学的・客観的根拠を開示して、余分な感情を仕事の場では
吐露しないことを旨としています。

時々目を通している北関東の農家のブログがあります。
文字数も私の三倍以上、気迫のこもった文章なのですがいささか
感情と予測を交えた悲観論に読んでげっそり疲れることがあります。
最近気になるのが、このブログに悪意やディベートを吹っかけるような
コメントが増えていること。表現は人それぞれですが度を過ぎて生産者自身が
不安を煽るような表現をすることが正直な生産者だとは私は思いません。

安全性を証明したデータをこまめに提示すれば小学生でも安全か
否かはわかるでしょう。安全性はクリアで簡潔な基準と発信で私的には
十分です。


言葉というもの
鉢呂経済産業大臣の辞任は決して彼や民主党のシンパではありませんが
少々不可解なものを感じて後味が悪いです。

問題になった「放射能をつけるぞ」という短い発言についても大手新聞社
だけでもこれだけ表現が違います。



① 読売新聞
『着ていた防災服の袖を取材記者にくっつけるしぐさをし「ほら、放射能」
と語りかけていた』
②朝日新聞
『記者団に「放射能をつけちゃうぞ」と発言していた』
③産経新聞
『記者に防災服の袖をすりつけるしぐさをし「放射能をうつしてやる」などと発言した』
④FNN
『防災服の袖を取材記者の服になすりつけて、「放射能を分けてやるよ」などと話し』
⑤毎日新聞
『報道陣に対し「放射能をつけたぞ」との発言』
⑥日経新聞
『報道陣の1人に袖をすりつけ「放射能をつけてやろうか」と冗談まじりに述べた』

報道によると夜になって福島から戻り、防護服のまま議員宿舎に戻った鉢呂氏に
向かってある記者が「防護服着たままですか?」といかにも放射能が大丈夫か
的な発言をしたそうで、それに大して鉢呂氏が短く応答したことが大きく報道された
ようです。

最近、言葉に重みがなかったり人としての資質を問うような発言を公の場で行う政治家
が増えたと思いますが、今回の本当に福島を貶めるような発言が報道通りにあったか
疑わしい鉢呂氏の「事件」より個人的には安部政権時代の柳沢厚労大臣の
「女は子供を産む機械」の方がずっと人間としての資質を疑いました。

民主党の支持が低迷する中、こうやってわざとちょっとした発言を大きく報道して
政治の足を引っ張るようなマスコミが大手を振ってまかり通ることは政治の停滞を
招き、こういうことが積み重なれば政治家がオフレコとしてもきちんとした
信条を本音で話さなくなったり、報道規制に繋がったり誰の特にもならないと思います。
政治家も気心の知れた記者にうっかり本音も話せなくなった怖さを感じます。
政治家が言葉の重みを自覚するのは当然ですが、マスコミも言葉狩りはやめて欲しい。

私のようなただの農家の主婦ですら実は仕事上の悩みや本音は回りのほんの
二~三人にしか話しません。特に放射能についての考え方などは。
それから私は実際の会話やメールなどで「けいさんにだから話しますが」という枕詞つきで
話す方はあまり信用しないことにしています。小さな酪農家とはいえF1牛の専門牧場
への販売価格や取引先のこと、安全性への取組みなど重要事項はたくさんあります。
仕事の結果を評価される前に、ちょっとした表現をあれこれ言われて疲弊することは
避けたいですからね。


マリア・ブイローワのインタビュー
YOU TUBEでボリショイバレエ団のかつてのスターダンサーたちのインタビュー画像を
みつけロシア語は全くわかりませんが夢中になっています。
嬉しかったのは私より少し年上で80~90年代数回の来日で日本にも根強いファンが
多かったマリア・ブイローワのインタビューもあったこと。



ブイローワのことを覚えているのはコアな玄人好みのファンだと思います。
彼女は地位はおそらく最高位のプリンシパルだったと思いますが来日公演の顔と
いうほどの扱いではなく宝塚風に言えば二番手のバレリーナでしたから。
ボリショイの日本公演の看板は芸術監督夫人であったベスメルトノワや
先日書いたセメニャカなどでした。公演のパンフレットには「女性らしく
くっきりしたラインの美しい舞踊手」とありましたが美しく強いラインの踊りは彼女なら
ではの魅力があり、二人が同じパートを踊る時、10人中9人はブイローワに目が行く
そんな個性のあるバレリーナでした。

この三部に分かれたインタビューでは彼女の現役時代の踊りのいくつかが出てきますが
今さらのように創作バレエにも向くボリショイには珍しいタイプのバレリーナ
だったのだと知ることができました。

彼女のようにモダンな個性があれば現在ならボリショイに在籍しながらアメリカや
フランスのバレエ団にも客演する機会が多かったと思いますが、私より少し上の世代までの
旧ソ連のバレエダンサーは自分の好きな作品を踊るにはそれこそ命がけで亡命するか
移住するかしなかればならず、ブイローワも当時の芸術監督グリゴローヴィチが支配する
ボリショイでいつも力量以下の二番手に甘んじていなかればならなかったように思います。

それでも引退後の生き生きとした今だに美しいブイローワの映像を観ることができて
本当に嬉しいです。たくさんの胸にある思いを堰を切ったように話す彼女をみると
あの素晴らしいラインと個性を持った全盛期、もっともっとたくさんの
彼女の実力にふさわしい踊りを観たかったと夢のようなことを考えてしまいます。

今日から刈取り
今日から飼料用トウモロコシの刈取りです。
県の家畜保健所からも放射性物質の検出の心配はないと通達が
来ましたので、安心して作業を進めることができほっとしています。

台風で少し倒れたものもありますが、概ねあの強い風雨に耐えて残って
くれました。また新たな台風発生との情報もあり、天気とのにらめっこに
なりますが、体にも気をつけながら一年で一番忙しい季節を乗り切りたいと思います。

昨日の記事の画像
昨日の武田邦彦教授の「たかじんのそこまで言って委員会」の画像です。
ニコニコ動画からですが。画像はフィルターがかかっていますが音声は
そのままです。



この発言を問題視する方が増えているようですが、私もやはり不愉快です。
東北、特に原発に近い区域の農産物が安全だとは生産者なら誰も思っていません。
群馬の私たちですら、独自に原乳や堆肥の検査を行って取引先に「安心材料」と
して提供しているほどです。

だけどこの映像はひどすぎますね。結局はテレビ局や制作サイドのモラルと
人間性なんですが、番組の中で小学生の「東北の肉や野菜を食べたらどうなりますか」
という質問に武田氏が「健康を害するので捨ててください」と言うと観客たちがどっと
笑う。そして東北の畑で農作物を作ることを「青酸カリを蒔いたような」などと
いくら何でも編集段階でどうにかしてくれと思うような表現。これをわざわざ東北の
一部で放映する意図は何だったのでしょうか?

そして科学的な話ではなく極めて私的な感想ですが、活字では知っていましたが
バラエティ番組で武田氏が話すのを初めて観たわけですが、癖なのでしょうが
彼は他人の痛みに触れることを話すときも場ウケを狙うのか笑いながら言ったり
不必要に人の神経を逆撫でしますね。これが真に東北の早い除染と復興を願う
気持がこもっての発言なら一関の市長が抗議するほど感情を害さなかったと思います。
話が脱線して恐縮ですが、他人の不幸に触れるとき無意識にしろヘラヘラと
笑いながら話す癖は絶対に直したほうがいいです。どんなに地位が高くとも
品性を疑われますし、たとえ正論を言っても生理的嫌悪感を持つ人も多いです。

私も東日本の生産者として、不安を抱えながら生産していますが
たとえ東日本に厳しい意見を取り上げるにしろマスコミは笑いをとるために
過激なことを言わせたりお笑い番組のノリで農業を揶揄するのはやめていただけませんか。
ふざけたテロップが流れて大問題になった東海テレビとこの番組は大して根っこのところでは
変わらないと思うのですが。


無神経
先日、牛乳を巡る発言について私もこのブログで微妙に批判した元原子力委員会の
委員をつとめた武田邦彦教授ですが、テレビでの発言を巡り一関市の市長が
抗議メールを送ったそうです。



読売テレビ(大阪市)系列の番組で、中部大の武田邦彦教授が岩手県一関市の
放射線数値を示したうえで「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などと
発言したとして、勝部修市長は6日、武田教授に抗議のメールを送ったことを
明らかにした。番組は4日午後1時半から東北の一部で放送された
「たかじんのそこまで言って委員会」。

 ◇一関市長がメールで抗議

 武田教授は子供の質問に専門家が答えるコーナーで、放射線量の高い地域として
一関市を挙げ「今、東北で農作物を生産するのは間違い」などと発言。
他の出演者が疑問を呈したのに対し、「取り消すつもりはない」と語ったという。
 勝部市長は「農家の感情を逆なでする非常識な発言だ」と指摘した。読売テレビは
毎日新聞の取材に「武田先生に批判的な意見も入れて(放送して)いる。
全体を見てもらえば、問題のある内容とは思わない」としている。

 武田教授は、地球環境問題で定説とは異なる主張を展開してから注目される
ようになり、多くのバラエティー番組に出演し、著書を出版している。

                            (毎日新聞より)   


最近は専門家筋よりバラエティー番組で引っ張りだこの武田教授ですが
彼の発言がすべて間違っているとは言わないものの、牛乳を巡る発言
(福島の汚染された牛乳を関西に運んで他の牛乳と混ぜたなど)のように
根拠を示さない&農産物の生産について基礎的な知識がないままに
情報発信する傾向があるので、彼の意見を鵜呑みにすることは危険です。

健康情報や食の安全などに関してNHKの「ためしてガッテン」のように
比較的モラルのある番組もありますが、私は旬の人(!)を呼んで
バラエティーとして放映する、食の安全に関する番組は制作スタッフの
知識がいささか疑わしいので(バラエティー番組はみないし)あまり
情報源としては信頼していません。

それにしてもテレビ局も無神経ですね。
わざわざこんな番組を「東北の一部で放映」することもないのに。

秋の空
ようやく台風が去り本当に久々の青空です。
雲と風に秋を感じて空を見上げていました。

秋の空

今年は大震災に原発事故、さらに台風の被害といかに自分が儚い存在か
いつになく感じています。

自分が50才に近くなったこともあるのでしょうがここ数年、仲良くして
くださっている方とお会いすると楽しかったという気持と同時に次に
会うときにもお互い今の笑顔で会えるだろうかとほんの少しの哀しさが
胸を去来します。

次に会うときにも大切な方々とは心からの笑顔と積もる楽しい話をできるように
したい。これが私を仕事や子育てに向かわせる原動力になっている
ように思います。



ショパンのソナタ三番の三楽章を聴くと特にその思いを強くします。
ノイマイヤーの名作バレエ「椿姫」で娼婦マルグリットのほんのわずかだった
幸福な場面に使われたこともありこの夢みるような旋律を聴くたびに
ささやかでも穏やかな時間が続いて欲しいと焦がれるような思いで
切望してしまいます。

この演奏はフランスの大ピアニストサンソン・フランソワのもの。
酒浸りのダンディーな天才で、ちょっと着崩したような、でもショパンの
端整さを崩すことは決してなかった彼が、売れっ子のハードな日々の
中で46才で急逝したのも秋の出来事でした。

好感度
インターネットでこのようなニュースが流れていて生産者としてちょっと
嬉しくなりました。



南麻布にあるスーパーマーケット「ナショナル麻布」で販売する食材には
パッケージにベクレル表示をしていることで話題となっていたが、同社は4日
「生産者が独自に検査したもの」と発表した。「正直で誠実な対応」とかえって
好感をもたれている。 同店舗は南麻布に多い各国の大使館職員、さらには外資系企業の
社員らが主要な顧客だが、日本人以上に気にする人も多いため、パッケージの
表示が評判となっていた。 周辺の住民たちも安心して利用していたようで
インターネット上でも拡がっていたが店舗は「当店が野菜のベクレル表示をしている
というtweetが流れていますが生産者の方が独自に検査をした野菜の証明書を
張り出しているだけですので」とあくまで生産者ベースの調査ということのようだ。
 しかし、謙遜して正直にツイートしたことで、「正直で誠実な対応」
「行ってみようかと思いました」などという評判が出ており、さらに好感度が
アップしたようだ。

                 (ゆかしメディアより)


この事例ではスーパー側も謙虚ですが、やはり生産者が節目ごとにコストが少々
かかっても生産者が放射性物質の検査結果を提供し、小売店もそれを開示
することで消費者の小売店と生産者への信頼度・好感度はぐっと上昇します。

私たちも県が定期的に行う原乳検査以外に原乳と堆肥の検査を依頼し結果を
取引先に公表していますが、やはり消費者には好感を持っていただけている
ようで顕著な売上減少はありません。

消費者が販売スタッフに質問することも多いようなので検査結果に基づく
安全証明があると非常に好感を持たれるようです。
「きちんとした生産者の製品を扱っている」ということも特に現在のような
一種の非常時には店側の金看板になるのです。
リュドミラ・セメニャカ
9月の台風の季節になると,、1983年の9月に台風の影響による雨の中渋谷のNHK
ホールにボリショイバレエ団の公演を観にいったことを毎年のように思い出します。

ただ素晴らしい公演というだけならこうまで強烈な印象を今も残すことはなかったと
思いますが、(当時の)ソ連の誇るボリショイバレエ団のこの公演は会場を機動隊や
右翼の街宣車が取囲む中、異様な雰囲気の中で行われた公演でした。

1983年9月・ソ連と言ったらピンと来る方もおられると思いますが9月1日
大韓航空機撃墜事件と言われる大事件がおこり、日本人乗客も28人が死亡。
日本人のソ連への憎悪は極限に達しました。


1983年9月1日に大韓航空のボーイング747が、ソビエト連邦の領空を侵犯したために
ソ連防空軍[1]の戦闘機により撃墜された事件。乗員乗客合わせて269人全員が死亡した。

                         (ウィキペディアより)


その約10日後に行われたボリショイバレエ団の日本公演。
キャンセルはされなかったものの本来なら日曜日の午後お洒落をして優雅に
ちょっと背伸びして入るべきホールは簡単ですが手荷物検査がされロビーにも
何人か警察官が配備されるものものしい雰囲気でした。

この異様な雰囲気の中、演目は「白鳥の湖」。主演はボリショイを代表する
バレリーナだったリュドミラ・セメニャカとユーリー・ヴァシュチェンコ。
彼らが平常心で踊りきれるか非常に心配でしたが、満員の観客は温かく惜しみない
拍手を彼らに送り、主役二人も期待に違わぬ素晴らしい踊りを非凡な集中力で
堪能させてくれました。



セメニャカは私と同世代以上のバレエファンには非常に人気のあるバレリーナでした。
ワガノワ学校仕込みのエレガントなダンサーで演技力も技術も兼ね備えたまさしく
ソ連の名花でした。彼女の特筆すべき美質は、とにかく古典バレエを踊るために
生まれてきたような華やぎと可憐さ、舞台に立っただけで回りを明るくする天性の
華やかなオーラだったと思います。この日のオデット=オディールも彼女が踊ると
外の冷たい雨も機動隊のものものしさも右翼の罵声もどこか別の世界に追いやるような
法悦とも言える至福のひと時を感じさせてくれる至芸でした。

今の若い世代にとってはロシアのバレエ団もアメリカのバレエ団も同じ
ものだと思いますが、あの1983年の9月、二度とあってはならない冷戦の
極致の中行われたボリショイの公演はソ連への憎しみが渦巻く中、それでも
日本の観客に最高の芸を披露してくれたダンサーたちと心からの拍手を送った
観客の心が一体になったものでした。当時21才だった私にとって芸術家の使命を
初めて考えた忘れられない公演でした。

台風とトウモロコシ
群馬は昨夜からものすごい暴風雨です。
特に風。一晩中眠りが浅くなるほどの風でした。

酪農家なら誰でも心配なのが収穫近くなったトウモロコシの被害です。
後で畑を見に行きますがちょっと怖いかも。
倒れたものも刈り取ることはできますがやっぱり品質は低下するので
被害が少ないこととを祈るばかりです。

ところでお取引先への安全証明として八月上旬に独自に検査した
堆肥からの放射性物質検出ゼロの証明書の他に、県の家畜保健所から
酪農家あてに配布された安全性証明の用紙もつけるようにしていますが
主要飼料の安全性証明には、お取引先の手応えも感じることができます。

 夏飼料作物のうち、青刈りトウモロコシについて8月9日に中毛・西毛
 及び東毛地域の七箇所で採取し、検査したところすべての地域において
 放射性物質は検出されませんでした。

 当管内の青刈りトウモロコシ等(稲WCS,稲わら及び飼料用米を除く)
 は通常通り刈取り、調整し、利用してください。

            (中部家畜保健衛生所)


後はこの台風からの被害が少しでも少ないことを祈るのみです......。 

      
台風
昨夜から台風の影響で群馬は大雨です。幸い、地理的に土砂崩れの恐れは
ありませんが収穫の近づいたトウモロコシが少し心配です。

明日二日は、主人たちは組合の視察で県内ですが榛名酪連のステーション
見学予定でしたが台風のため中止となりました。

今日はチーズの発送日ですが、台風の進路によってはお取引先への
到着が少々遅れる可能性がありますが、ご了承いただければと思います。

今から早めに買い物に行って発送にかかりたいと思います。
皆さまも台風には十分気をつけて下さいね。


プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

メールフォーム

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
08 | 2011/09 | 10
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。