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どこまで検査する?
6月27日に独自に原乳を検査機関に送付して、放射性ヨウ素131とセシウム137
が不検出という結果が出たことを受け、お取引先にすべて検査結果を送付しました。

その直後に汚染された稲わらが原因で基準値を大きく越えた汚染された
牛肉が流通していることが判明し検査を受けてよかったと心から思いましたが
予想以上の汚染牛湯肉の流通が明らかになるにつれ市場は暴落し土壌汚染などに対しても
消費者の関心が高まっています。

本当は原乳の検査をした時点で独自の検査(原乳については定期的に県が
検査して県のHPで公表しています)はこれ一回と決めていましたが
基準値を設定するまでは堆肥の販売が群馬でも禁止になり(うちは堆肥の販売は
しておりませんが)あるいは堆肥の検査も受けた方がいいのか、牧草はどうするか
ちょっと考えてしまいました。

検査機関に相談したところ、私たちの住む地域は多分大丈夫なので無理をして
検査をする必要は緊急にはないと思うとの意見をいただきました。
科学的にはその通りですが、風評というのは一般消費者の声高ではない
声や消費行動を見守ることで初めてわかる怖さもあるので高額ではないので
あるいは検査を受けることも考慮中です。

先日女性週刊誌がこの時期お約束の放射能汚染特集をやり記事の中で
福島産の豚肉が九州などで他県産に化けて大量に出荷されているという
記事を大きな見出しで掲載していました。これに対しては名指しされた
熊本県が根拠のない誹謗だと知事の名前で出版社に厳重抗議しました。
普段さして食の特集をするわけでもない女性週刊誌の特集は主婦向け
だけに生産者にとって恐怖です。

生産者として、科学的根拠を基にした安全証明を公表することは
日頃から大切にしていますが、いろいろなメディア記事が飛び交う中
疑心暗鬼になっている消費者のある種歓心を買うため(語弊のある表現だと重々
承知しておりますのでご容赦を)にも明らかに「シロ」だとわかっていても
検査を受けてこちらの生産者としての良心をアピールするのが今の牛を
取り巻く状況の中ではベストの選択なのかちょっと悩んでいます。



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ビンで冷や汗
どんなに注文を頂き、牛乳から安全でおいしいヨーグルトを製造しても
容器であるガラスびんがないと出荷ができません。
こんなあたりまえのことを冷や汗とともに体験しました。

ベーベのロゴ入りのヨーグルトのガラスびんは創業以来ずっと東京の
大手企業に発注しています。注文の窓口は子会社になります。
ビンの発注は主人が残数を確認しながら一ヶ月以上の余裕を持って
発注してきました。今回も7月29日納品ということで一ヵ月前に
発注しました。ところが先週、この春からの新担当者から29日の納品が
難しいと連絡があり、せめてそれなら8月一週までの納品をお願いしました。

ところが待てど暮らせど担当者からの連絡がナシ。さすがにあせって
電話をしたところ、何も工場に連絡をしていないとあっさり判明。
ご本人の口から、工場のスケジュールに組み込み忘れたことや予備として
保管しているビンの在庫を確認することを忘れていたと他人事のように
言われて思わず頭に血が上ってしまいました。

「あと二回分でビンの在庫がなくなったら出荷できないんですよ!」
と強く担当者に言いました。あなたができないなら私が親会社と工場に
お願いする!と言いすぐに本社に事情を話し、八月の第一週までに必ず
納品して下さいとお願いしました。本社はさすがに大企業でもあり
工場へ指示を出し、子会社のこの担当にも厳しい指導をしたそうです。

私とて頭越しに本社に直訴したくはありませんが、ビンの欠品を
理由にヨーグルトの納品ができなければ私たちの信用はゼロになります。
そのために少々手荒いことは十分承知していましたが本社に強くお願いしました。

主人にビンが担当者のミスが重なりいつ来るかわかないと言ったらさすがに
あせっていましたが、自分で電話をするとは言わないわけで。
かくして今回のような汚れ役は私がすべて引き受けることになるわけです。

それにしてもビンの在庫で冷や汗は初めてのことでした。
こういう苦労はいい加減最後にして欲しいものだわ。とため息です。

夏休み
珍しく大変だという意味の 「Hard Tesk」という英単語が口をついて出ました。

何のことかと言うと息子の夏休みの宿題とスケジュールです。

 算数と国語のワークブック(これは最初の二日で完了)

 算数セットの計算カード二冊をノートに五ルーティン

 作文と絵画のコンクールへの出品

 絵日記
 
 国語のノートに作文を10個書く

 水泳の検定(学校のですよ)

これを一ヶ月の夏休みにやるのですから1年生にとってはハードです。
学研教室の勉強の方がまだ楽かもしれません。

脱ゆとり教育が始まり確かにいろいろな点でハードになりました。
毎日、計算問題だけで50題の宿題が出ます。学研教室の先生に言われていたので
予想はしていましたが早くも算数はできる子できない子の差が出ていて
夏休みに個別補習を受けているお子さんもいます。決して自慢ではありませんが
息子は今のところ学業成績も学校生活も極めて良好です。皆勤賞でしたし自分で
本で調べることもするようになりました。算数は二年生レベルを嬉々として
学研で教えていただいています。幼児教育など一切せず去年の12月には
名前を書くのがやっとだったことを思うと担任と塾の先生の指導力もあり
驚異的な成長だと親ばかではなく思います。

夏休みは予想に反して猛暑日が今のところなくほっとしています。
それにしても宿題、ハードです。嗚呼.....。

最大の課題。ある程度の文章量の作文10題の取組みについてちょっと書きます。

作文は1年生に長文を書けといっても原稿用紙を見ただけで書けなくなるので
(私がそうでした)、息子が書きたいことについて自分で文章を口述して
(その時に、私がどんな風に楽しかった?と質問しながら表現を引き出します)
それを一旦私が文章化(文章は息子が口述したものをそのまま書きます)して
それを息子が原稿用紙に書いています。私は今の息子くらいの年齢の時に
書きたいことがあっても原稿用紙のマス目に圧倒されて書けませんでした。
その時の担任が

 「作文はあなたが伝えたい、話したいことを文字で書くこと」

と励まして下さった言葉が私の文章で表現することの現在にまで繋がる
喜びを教えてくれました。息子も自分の言葉を一回私が文章化することで
「マス目を埋めなきゃ」の重圧から解放されたようで既に2つの400字レベルの
作文を仕上げました。

仕事の方がずっと楽です。(汗)夏休みあと約一ヶ月です。


稲わらについて
お取引先に稲わらを与えているか問い合わせがありました。
回答を申しますが

 去年の12月から稲わらは与えておりません。

元々うちの牧場では、ご近所の数件の方が自家用に作る米を刈り取ったあとの
稲わらを頂いていましたが、ここ数年代替わりして働き盛りの世代が忙しくて
米を作らなくなったり、コンバインで刈り取るようになったこと、そして我が家も
義父が亡くなり義母も年をとり、私たちも多忙を極め秋に稲わらを確保する余裕が
なくなったため稲わらの給与をやめました。まさか今年三月に大震災~原発事故
が起こるなど想定外でしたが。

肉牛にとって稲わらは重要な飼料ですが乳牛にとっては稲わらはそれほど
重要な飼料ではありません。牧草の方が栄養価が高く大切な飼料です。
(うちでは自家産の牧草に足りない分はオーストラリアの輸入乾草を
 組合を通じて購入して与えます)乳牛も稲わらを与えている牧場が多い
と誤解されている方もいるようですがここは誤解なきようお願いいたします。

上州和牛でビステッカ
餌のわらにセシウムが大量に含まれていたことから牛肉からも
基準値を大きく上回るセシウムが検出され、その牛が全国的に出回って
群馬も牛肉市場は2001年のBSE騒動のとき以上の大暴落。取引が成立しない
ケースすらあり群馬でも肉牛の全頭検査を開始することになりました。

農協を通じ安全性が確認された牛肉を組合員がなるべく購入するように
案内が届きました。農協の支援策の対象はF1肉になっているので私なりの
上州牛支援として、農協からではなく別の生産者直売の黒毛和牛のリブロースを
1キロ購入し京都で念願のイタリアンレストランを開業した田村君にお中元を
かねてお贈りしました。購入したのは鳥山畜産が子牛の育成から手がける
「はぐくみ」というブランド名の黒毛和牛です。鳥山畜産では21日からすべての
牛肉を検査しているので安全性が確認できており安心して薦めることができます。

田村君から届いた写真がこれです。トスカーナの伝統的な肉料理
ビステッカで、彼のレストランの看板メニューの一つです。これだけ
おいしそうに料理されると和牛冥利に尽きるのではないでしょうか?

ビステッカ

田村君とブログを通じて出合ったのは2008年。まだ彼が10年勤務したトスカーナの
小さな家族経営のレストランで働いていたときです。来日して群馬にも奥様と足を運んで
くれて友情を育んできました。彼はこの4月にトスカーナで働いていたレストランの名前
そのままのイル・カント・デル・マッジョ(訳すと五月の歌という意味)と名づけた
イタリアンレストランを京都にオープン。真摯に作られるトスカーナ料理は早くも
評判になっていて私も自分のことのように嬉しく思います。彼のレストランでは
ベーベ工房のリコッタチーズも使っていただいています。

下記の紹介記事は彼のトスカーナ料理を詳しく紹介しています。
ビステッカについても書かれていますので是非読んでみてくださいね。

イル カント デル マッジョ
栴檀は二葉より芳し
栴檀は二葉(ふたば)より芳(かんば)しという格言があります。

天才や優れた才能の持主は子供の頃から早くもその才能が
輝いているという意味ですが、現在70才になってもピアニストのトップに君臨する
アルゼンチン出身の女流ピアニスト、マルタ・アルゲリッチの貴重な幼少時の
演奏を聴くと本当に格言どおりだと感嘆します。



演目はモーツァルトのピアノ協奏曲第20番。9才の時の演奏は音声こそ悪いですが
この内省的な大曲を9才の少女がここまで芸術性豊かに演奏していることに
心底感動しました。いわゆる子役的な演奏ではなく一人の芸術家として。

アルゲリッチは私が誰よりも好きなピアニストです。
アルゼンチンに1941年に生まれた彼女は15才で二つの国際コンクールを制覇。
1965年のショパンコンクールで優勝して以来現代最高のピアニストとして
活躍しています。恋多き女としても有名な彼女の演奏はあくまでも正統派で
ありながら彼女ならではの色気すら感じさせるもので、昔レコードの解説書で
評論家が彼女を

  ブリリアントだけどナチュラル

と評していたのはこの上なく至言だと思います。
彼女だけでなく、ブーニンやキース・ジャレットなど幼少時から神童と謳われた
ピアニストも子供時代は、「ママにやらされていた(ブーニン)」「レッスンを
サボって遊びに行こうとすると母がピアノを売っちゃうよと言っていた」
(キース・ジャレット)」「ステージママだった母がすごかった(アルゲリッチ)」
と彼らとて普通の子供だったことがわかり微笑ましく思います。

それにしても天才少女が70才過ぎても天才であり続け今も恋愛の
噂も絶えない見事な生きっぷりにただただ憧れを捧げるのみです。



これが最近の同じ20番。彼女がモーツァルトを公開演奏するのは非常に希少です。

お知らせ
仕事も息子との夏休みも概ね好調です。原発事故のあおりを受けての
牛肉の下落が気がかりですが。

ちょっとお知らせです。私生活の方でちょっと思うことがあり
数日間ブログ更新をお休みさせていただきます。

仕事はきちんと稼動しておりますのでどうぞご安心ください。
皆さまも暑い夏の日々、くれぐれもご自愛ください。

初種付け
今日から息子は夏休み。初日は台風の影響でとても涼しいスタートが
切れてほっとしています。今後猛暑が戻るでしょうが。

ところで昨日は去年7月に生まれたジャージー子牛「あかり」
の初種付けでした。一昨日に発情が来て一晩中大きな声で啼いていました。
一回で受胎してくれればいいな、と思います。

↓は去年のあかりの誕生の日記ですが、ホルスタインに比べてもジャージーは
早熟で順調に育てば生後二年足らずで母になります。

ジャージー子牛誕生

昨日は台風の影響で久々に牛舎の気温が30℃を下回り牛も人間もほっと
一息つけました。子牛が順調に育って種付け~受胎~出産となってゆくことは
経営の根幹に関わると同時に酪農家にとって何にも替えがたい喜びになります。

今日はお休みします。
台風が来るらしいのでその準備やチーズ作りに加えちょっと
プライベートでありまして気持が落ち着きませんので
今日は更新をお休みいたします。

明日から息子は夏休みです。忙しくなります。はあ。
見えざる敵
数百頭規模で市場に流通し既に消費された肉も多いセシウム汚染牛の問題。
一時のオーバーに言えば国を挙げて福島頑張れ!被災地を食べて応援しよう!
と熱に浮かされたように応援フェアをやっていた頃は、異論を唱えると叩かれ
そうな気配だったので、福島の農産物の安全性への疑問を口に出すことは
遠慮していましたが、稲わらの放射性物質の数値の高さを聞くとやっぱり
出荷の自粛を大規模にかけるべきだったと思います。

群馬も一昨日、家畜保健所から改めて家畜の餌や飼養管理についての
注意が書かれた配布物が届きました。群馬も恐らく農水省から稲わら等の
放射性物質の数値の調査を行うように指導がされると思います。
福島や宮城の畜産農家も稲わらを売った農家も原発事故の被害者だと重々承知していますが
今になって事が発覚するまで餌の稲わらを外に置いていた農家も多いとの情報に
いささか管理が杜撰だったと思わざるを得ないことが残念です。

正直申し上げると、私たちのお取引先でもオーガニック系の会社などで
微妙に関東の農産物を消費者が忌避しているのではと思わざるを得ない
ケースがあります。私たちは(恐らく個人の酪農家ではレアケースと思いますが)
原乳の放射性物質の検査を受け安全性を証明することに取組んでおりますが
関東の生産者として数値的には何も問題がないのに見えざる敵と向き合っているような
非常に精神的な重圧を感じています。

農産物の放射性物質の検査が始まった当初、宮城県知事が「我々は被害が甚大な
県なので検査は免除して欲しい」と語ったと当時の新聞に出ていましたが
被災県であること食の安全確保に取組むことはまったく別次元の問題です。

負けずに頑張ろう!と今の状態に対して声高に叫ぶつもりはありません。
当分続くであろう猛暑から牛も人間も健康を守り、必要な安全証明があれば
検査を受け安全でおいしい牛乳と製品を粛々と作るだけです。
38・3℃!
昨日の自宅の温度計が指した最高気温です。
館林に比べると若干ましですが耐えられない暑さでした。

私の平熱が36.4℃前後ですが37℃でも耐え難いものがありますが
38℃を越えるとこのような生活になります。

 ① 日常生活に支障をきたします。キッチンにはエアコンがないので
   まともな料理をする体力がありません。お恥ずかしいですがスーパーの
   お惣菜がメインディッシュになります。

 ② 節電とは言っても立っているだけで熱中症になりそうなので
   息子の勉強時間と就寝にときは28℃設定でエアコンを入れます。
   ここ1週間雨が降らず夜も気温が高い状態なので事務仕事も
   やむをえず1時間エアコンを入れた部屋でやっています。
   できる限りエアコンを控えていますが38℃を越えると限界です。

 ③ ここまで暑いと地域イベントの参加にも支障が出ます。
   昨日は地域の夏祭り。子供会で(休息は何箇所かでとりますが)
   炎天下御神輿をかついで約二時間地区の中を練り歩くイベントが
   ありましたが、朝から猛暑のため息子の参加は見合わせました。
   夕方の夜店のみ参加させていただきました。

 ④ 牛舎は大型扇風機を稼動させていて何とか32℃にしています。
   それでも牛の様子を見に頻繁に足を運び子牛には何度かバケツで
   水を与えています。かなりの重労働です。

さすがに38℃を越えると理性がなくなります。
冷えた水やお茶、アイスやスイカは嗜好品ではなく必需品です。

今日は台風の影響で30℃は越えていますが若干風もありしのぎやすいです。
今日はまとめて仕事をする予定です。

皆さまも熱中症にはくれぐれも気をつけてください。

  
アレクサンダー・ゴドゥノフ
実際の舞台に接することはおろか映像もほとんど観る機会に恵まれませんでしたが
旧ソ連時代のボリショイのスターダンサーだったアレクサンドル・ゴドゥノフ(1949~1995年)
は私の最も好きな男性舞踊手の一人です。

ゴドゥノフの姿を初めて見たのバレエ番組ではなくニュース映像ででした。
金髪で堂々たる美丈夫のこのスターダンサーに一目ぼれしたのです。
1978年ボリショイバレエ団のアメリカ公演中に突如亡命を表明。
当時彼には同じバレエ団に妻がいました。その妻の処遇(結局彼女は帰国させられ
その後一度も会うこともなく離婚)を巡り当時のカーター大統領とブレジネフ書記長が
電話会談することになる国際問題に発展しました。

ゴドゥノフはアメリカで数年踊った後引退し「ダイハード」などに映画俳優として出演しましたが
1995年、まだ46才の若さで急性アルコール中毒により急逝しました。
当時は亡命したダンサーのソ連時代の画像の公開はご法度でボリショイ時代の伝説的な
踊りを見ることができるようになったのは比較的最近のことです。

ゴドゥノフの代表作には何と言ってもプリセツカヤと共演した「カルメン組曲」が
あげられます。ビゼーの音楽をプリセツカヤの夫であるシチェドリンが編曲した
カルメン組曲は生と自由への渇望を描き今も名だたるバレリーナによって踊り継がれる
名作バレエです。初演のプリセツカヤが若手バレリーナにカルメンを指導していましたが
80才過ぎた彼女の方が現役のスターより遥かに妖艶で粋なカルメンだったことは驚嘆しました。



プリセツカヤのカルメン組曲がここまでの作品になったのは彼女自身の勇気と踊りに
よるところが大ですが、初期にドン・ホセを踊ったゴドゥノフとのパートナーシップが
この作品により輝かしい魅力を与えたことは疑いを入れないところでしょう。
24才差の年齢を微塵も感じさせない(この映像時プリセツカヤ48才、ゴドゥノフ24才)
奇跡的な調和は共に自由を求めてやまない芸術家同士の魂の調和を感じます。

亡命後のゴドゥノフはアメリカの錚々たるバレリーナ共演しその映像も残っていますが
技術的にも精彩を欠き、同じラトビア出身の亡命スターの先輩であるバリシニコフのような
成功をおさめることなく引退しあげく夭折したことが残念でなりません。

オーバーな演技をせずとも王子を踊ることのできた稀有な才能の持ち主だった
彼は、プリセツカヤという希代の天才バレリーナによって才能を開花させました。
シチェドリンの偏曲した「花の歌」がこれほどまでに切なくてドラマティックな
曲だと思いを深くしたのはまぎれもなくゴドゥノフのドン・ホセの魅力です。

風評被害はこうやって作られる
ときどき「アエラ」を読んでいるのですが、7月18日号に掲載されている
放射能汚染の特集を読みこうやって風評被害は作られていくのかと唖然としています。

記事のタイトルは「仕事をしながら守れるか」というもので子供を放射性物質で
汚染された食べ物や環境から守るには専業主婦の方が断然有利だというスタンスの
上で、女性のフリーライターが取材した(と思われる)仮名の働く母の奮闘を
このように記事にしています。

 ① 大手証券会社に勤めるクミコさん(38)は(中略)野菜は月二回九州から
   届けてもらっているが(略)今晩は中華丼にしよう。そう決めたのにスーパーの
   野菜売場に並んでいた白菜は関東産のみ。仕方なく関西産のキャベツで代用したが

 ② 東北から神奈川の実家に避難したデザイナーのカナさん(38)は(中略)
   目当てのスーパーで西の産地の野菜が見つからないと何軒もハシゴする。

全体的に働く母親がいかに子供を守るために奮闘しているか(こんなに食材一つで
大騒ぎして子供の勉強はどうしているのか余計な心配をしてしまうのですが)という
記事なのですが、ライター自身が関東の農産物は危ないとう思い込みがあるようで
上記以外にもここかしこに、関東の農産物を買わないのが立派な親と感じさせる
ニュアンスの表現が出てきます。

個人の消費者が何を選んで購入しようが自由ですが、大手のマスコミが
まるで関東の農産物は危険だとあからさまに書くことは風評被害を
作ることに他ならないと思います。先日の息子の通う小学校の給食試食会で
この記事に出てくるような母親は一人もいませんでした。 

アエラに限らずメディアでは仮名〇〇さんという書き方が多いのですが
ここまで関東の生産物を危険だと決め付けるなら、取材を受けるほうも
実名を出すくらいの覚悟がないと、それこそ記事の信憑性にも疑問を感じます。

ここまであからさまに関東のものは危険だと書くならライターなり編集部
なりでいくつかの野菜の放射性物質の値の計測をしてから書いて欲しいものです。
こういう編集部の姿勢が野田秀樹さんが連載を打ち切った背景にあるのか
と邪推したくなるのでした。

温度差
福島県浅川町の畜産農家で、高濃度の放射性セシウムに汚染された稲わらが肉用牛に
与えられていたことが分かり、福島県は14日、出荷自粛を要請した。

この農家から既に42頭が東京など1都3県の食肉処理場に出荷され、流通している。
国や福島県は流通経路の調査に乗り出すとともに、緊急立ち入り調査が終了する18日ま
県内すべての農家に肉用牛の出荷と移動の自粛を要請する。
福島県では、南相馬市の農家が出荷した肉用牛から暫定規制値
(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されている。
県は福島第一原発事故後に牛の体表検査に乗り出しているが、浅川町は検査の対象地域外だった。

 福島県の発表によると、稲わらから検出されたセシウムは最高で1キロ・グラムあたり
9万7000ベクレル。牧草の暫定規制値は1キロ・グラムあたり300ベクレルで、
分を含んだ状態に換算すると規制値の73倍に相当する。

           (ヤフーニュースより)


今更このニュースには驚きませんが、浅川町が飼料などの聞取り調査の対象外
だったということに驚いています。群馬県では県内全域の畜産農家に家畜保健所
から少なくとも電話による聞取り調査がなされ、何度も「3月11以降に刈った牧草は
給与しないこと、放牧は当分禁止」とお達しが来ましたから。

国も断固とした方針が打ち出せなかった責任があるのでしょうが福島県の
対応にも致命的な甘さがあったように思います。
汚染された肉が流通してから県内すべての肉用牛の出荷自粛を求めても
失った信頼が戻るのは事の性質上難しいと思います。

どうしてこうも県によって対応に温度差があるのでしょうか?
福島で問題が発覚すると近隣県ということで群馬にも暗い影が落ちることが
やりきれない気持ちです。確かに原発事故そのものは東電と国の責任ですが
まさか7月になってこのような騒動とは......。ベントの遅れと同じように
致命的なミスと思われても仕方がないことだと痛恨の極みです。

熱中症かも
ここ数日、群馬は猛暑日です。
しかも雨が降らないから夜は明け方まで熱帯夜です。

今日は朝から食欲はあるものの足がだるいです。
多分軽度の熱中症と思われます。
今日はチーズの出荷日で伝票を書かなければなりませんが
今日だけはエアコンを入れて仕事をします。倒れては何もなりませんから。

昨日の管首相の脱原発の記者会見のなかで「節電をすればこの夏の原発の
再稼動がなくても乗り切れる」という発言がありましたがちょっと頭にきました。
ここまで猛暑で体の調子が悪くても日中のエアコンを我慢している人は多く
何より企業が変則勤務に耐えてくれているからこその話です。

今日は初めて日中のエアコンを入れます。
熱中症になりかけてこれ以上の我慢をすることが美徳とは思いませんので。

皆さまもくれぐれもご自愛ください。

セシウム検出牛についての私見
ようやく群馬の畜産も原発事故以来の不安から落ち着いてきたと思った矢先の
南相馬市の肥育農家から出荷された11頭の牛肉からの基準値を大きく上回る
セシウム検出の騒動。今回の件は一部の方々にはこの農家への同情の声もあるようですが
群馬の酪農家として怒りを感じます。


横浜市は12日、市立小学校の給食で、1学期最後の給食となる15日まで牛肉の使用を
自粛すると発表した。 厚生労働省は8日、福島に加え宮城、山形、茨城、栃木、群馬
新潟7県に牛肉のモニタリング検査を強化するよう依頼しており、横浜市は夏休み明けの
2学期以降は当面の間、7県産以外の牛肉を使用する方針。  (毎日新聞より)


群馬も検査強化を国から命じられるなど決して無関係ではありません。
横浜市の教育委員会というのは(横浜で教育を受けた者として)奇妙な体質で
中学の給食も実施していない後進性なのにいつもこういうことになると
必要以上に騒ぎ立てる傾向があり非常に疑問です。



 原発事故後、南相馬市は燃料不足や避難などで大混乱し、現地のあらゆる物流は停滞した。
牧草や配合飼料も入らなくなり、汚染牛を出荷した農家は「震災後に配合飼料が不足し
やむなく与えた」としている。  (産経新聞より) 


新聞では「やむをえない嘘」という表現をしていましたが3月11日以降屋外にあった
飼料は与えないという県や国の指導を無視してやってしまった行為の
最悪の結果が今回のセシウム検出牛の肉が市場に出回ったということです。

群馬でも「青刈りした牧草は与えるな」という文言が赤字で大書された
配布物が組合や県から3月~5月の間何度も配られ聞き取り調査もされました。
無知なのかそれでも青草を与えていた酪農家には組合の幹部が出向き
「指示を守らないなら集乳しない」と厳しい姿勢をとりました。
幸いにも群馬の牛乳や肉が無事なのは生産者一人ひとりのモラルがあったから
だと思います。

原発事故の被害は農家の責任ではありません。でも7月になってセシウム検出牛の
肉が既に市場に出回って大騒ぎするなら、少なくとも計画避難区域周辺の農畜産物は
断腸の思いですが、安全性が科学的に証明されるまでは出荷停止とした方が
よかったと思います。「福島頑張れ」「風評被害に負けるな」という心情的な
ことと科学的な安全性の証明は厳密に分けるべきだと以前から考えていました。

群馬は県とJAが冷静に対応すると思いますが、7月1日付けで私たちの
牛乳から放射性ヨウ素とセシウムが不検出という検査結果をもらっておいて
よかったと心から思います。(お取引先には検査証明書を配布しています)

あの3月の混乱期に地震と原発事故の被災で阿鼻叫喚状態だった福島に
そこまで求めるのは酷だと承知していますが、もう少し現場に出向いて
厳然たる措置が取れなかったかと痛恨の思いです。厳しい意見で申し訳ありません。


好きでなければ続かない
13年使っている工房のボイラーが老朽化して今後頻繁に修理が必要になりそうなので
100万円かかりますが新しいボイラーの購入を考えています。
ボイラーが正常に稼動しなければ牛乳の殺菌ができず製造が不可能になるからです。

苦笑まじりにベーベ工房が順調に売上を維持していてもトラクターなどの
農業機械や今回のボイラーなどの維持管理で思わぬ出費も多くベーベ工房の
仕事は割りに合わないものだなと思います。

それでも暑くても寒くても何とか13年間モチベーションを保っていられるのは
ベーベ工房を始めた動機が主人の純粋に「作ることが好き」という気持だった
からでしょう。これまで何人かの酪農家(志望者も含め)の方に加工をやりたいけれど
どうしたらよいですか、という質問をいただきましたがその度に私は

  「本当に作ることが好きでなければ薦めない。儲けようという
   動機ならもっと儲かる仕事をやった方がいいと思う」

とお答えすることにしています。

特に酪農は365日牛の世話をしなければならないこれだけでも一大事業なので
それに専心することも立派な仕事だと思います。半端な気持でお金をかけて
見通しのないまま設備を作ることは一歩間違えると経営上のリスクがありますから。

そして商売は人との縁や運に大きく左右される部分が大きいです。
良い製品を作らなければ話になりませんが、良い製品ということを前提に
良いお取引先やお客様に恵まれなければ努力が報われないという非常に
残酷な一面があるのが商売の難しさです。このあたりのことは自分でも二度やれ
といわれてもできないもので、ましてや他人にノウハウを教えられるものでは
ありません。

主人は多忙を極める中今も作ることへの愛着を失わず、私はこれまで
いただいたご縁を辛いときにも支えにしながら日々を送っています。
きっとそれはベーベ工房をやる限り失うことはないでしょう。

好きでなければ続かない。蔵が建つほど儲かることもなくときには
割に合わない商売が農家の生産です。それだけにこの道を目指す方には
本当に作ることが好きかどうか熟考されてから行動していただきたいと
願っています。

猛暑
猛暑です。立っているだけで汗びっしょりです。

牛の世話に頻繁に牛舎に行かねばならずまた提出書類の作成を
しなければならないので、今日は更新をお休みします。
皆さまも熱中症にはくれぐれも気をつけてくださいね。
PL法
詳細はまた改めてお知らせいたしますが、高速の上信越道のSAとの
お取引が正式に決定いたしました。現在提出書類を作成中です。

添付書類として求められた書類の一つにPL法加入証明書があります。
これは正式には食品営業賠償共済と言って万が一の食中毒など事故発生時の
賠償をカバーしてくれる保険です。

食品営業賠償共済

掛金は年額で私たちのような小さな生産者は二千円ほどです。
加入は義務ではありませんが、取引の前提として加入していることを
求められることも多いので(私たちは1999年より加入しています)経営の
規模に関わらず絶対に入った方が無難です。

PL法加入証明書だけでなく原材料の原産地証明や安全性の証明になるものは
できる範囲でとっておくと営業をするときも非常に有力な武器になります。
久々のリフレッシュ
トウモロコシの種まきがようやく終わりました。
酪農と製造の間を縫っての仕事は本当に主人も大変でした。

今日は数時間ですが(夕方は酪農と息子の学研教室もあるので)家族で
焼肉をお昼に食べに行きお買い物をしてリフレッシュしてきます。
この暑さではあまり戸外を歩く気力はありませんからね。

家族旅行なんて夢のまた夢ですが数時間でも家族揃ってゆっくり
できることは何よりのリフレッシュになります。
息子の楽しみは焼肉の後、サーティワンのダブルを食べることだそうです。

六才スタートで十分
最近、何人かの年長の方に「テレビで江戸川区にあるインド人学校のことを
やっていたけれど、日本人のように六才で学校入学って遅れてるよね」と
言われてびっくりしました。失礼ながらお子さんをみても格別に教育に熱心な方とも
思えない方の発言だったのでびっくりしました。

インド人学校の特徴は次のようなものだそうです。

5歳から小学校。
2)言語が英語である。英語以外に日本語、ヒンズー語、フランス語も習う。
3)朝礼で当番の人が自分で調べてきたニュースを英語で話す。
4)40分授業6時間授業を受けている。
5)1時間目の後でおやつを食べる時間がある。
6)休み時間はなくトイレは行きたい時に行く。
7)数学最初に教える。掛け算と割り算を一緒に教える。

こういう学校に(日本の高校大学の入学資格はとれません)日本にいながら
子供を通わせている日本人もいるそうでテレビではインタビューに答えて
小さい子が「ハーバード大学に入りたい」と行っていたそうです。

インターナショナルスクールに通わすかどうかはそこのご家庭に
よるのであれこれ書くつもりはありませんが、通っていた従姉妹を見る限り
私は日本の学校を選びます。

小学校は5才で入学する国が多いので日本は遅いという上記の方のように
思われる大人もいるのでしょうが、私は自身の経験からも息子を見ても
6才入学がレベルが低いとは少しも思いません。勉強には心技体とくに
体力も必要だと思うからです。私は小学校の二年頃までとにかく虚弱で
運動会や遠足の後は必ず熱を出して休む子供でした。だから母も勉強以前に
しっかり食べることや体力作りに必死でした。インド人学校のようなタフな
学校に入っていたら休んでばかりのあげくドロップアウトしていたと思います。

競馬に子供の教育を例えるのは不謹慎かもしれませんが、私は年を重ねるごとに
強くなっていった名馬を管理した調教師たちが口にする「体が弱かったのでダービーを
狙うなど早いデビューはあきらめてとにかくしっかり体を作るトレーニングを重ねた」と
いうスタンスで息子の勉強は考えて実行しています。確実に学力が伸びて学校も
休まず行けているのは私が無理な早期教育をしなかったからだと思っています。
後に天皇賞や有馬記念などを勝った名馬でも同期がダービーの晴れの舞台に立って
いる頃、ようやく遅いデビューを果たしてなどという例はいくらでもあります。
早期に燃え尽きるより長く確実に大人になっても知的好奇心を持てる教育を
してやりたいと私は考えています。担任の先生がお会いするたびに「とても知的な
好奇心が旺盛なお子さんです」と言ってくださることは何よりの励ましになっています。

極めて私見ですが、日本にいながらヒンズー語ができるのも素敵でしょうが
文系理系問わず源氏物語や古今和歌集の機微のわかる若い子はもっと素敵です。
ネイティヴな教養を楽しむ素養も大切なことだと考えています。

検査結果報告書
民間の検査機関に依頼していた原乳の放射性物質の検査結果が届きましたので
ご報告いたします。
    
 
     検体名   牛乳
 
     検査実施日 2011年6月29日 12時

     検査結果

        ヨウ素131     検出せず

        セシウム137    検出せず


以上よろしくお願いいたします。      
一年生は忙しい
あと半月で小学校の夏休みが始ります。
去年までは保育園だったのでお盆の数日以外はずっとお世話になることが
できましたが今年は初めての私にとっての「本格的な子供の夏休み」となります。

先週の懇談会で夏休みの予定が渡されましたが結構な忙しさです。

 ① 7月は約7日の間プール指導(この日は図書室も開きます)

 ② 作文は10通以上 算数と国語のワークブック 絵日記

 ③ 工作展又は絵画展への出品 朝顔の世話

 ④ 子供会行事への参加

これに週二回の学研教室があるので親子ともども大変です。

ベーベ工房の製造は高速関係を除きお盆の一週だけはお休みをいただきますが
あとは酪農ともども毎日仕事です。息子が夏休み中の仕事の段取りを早急に
考えなければなりません。(うちは学童に入れていないので大変)

ところで、脱ゆとり教育の第一期生でもある息子たちですが
授業の進みが速いです。先週からもう漢字が始まりました。
去年12月から学研教室に通って(私もポイントごとに先生に教え方を
アドバイスしていただいています)いるのである程度の余裕を持って
今のところ極めて順調に学力をつけていますが、学習面での息子への
アドバイスも夏休中の大きな仕事になりそうです。 

親の私も夏休み一年生です。約一ヵ月どうなるか戦々恐々としています。(汗)

多忙につき
今日はヨーグルトの発送日です。午後から主人がトウモロコシの
種まきに出ますのでかなり忙しい一日になります。
ということで今日は日記の更新ができませんがよろしくお願いいたします。

暑さに負けず皆様も良い一日を!


牛の暑さ対策
このところ群馬は猛暑日まではいきませんが、30度を越えて湿度の高い日々が
続いています。人間もですが牛の暑さ対策にも心を入れています。
特にまだバケツで水をやっている生後半年程度の子牛たち。

母牛たちはウォーターカップから自由に水を飲めますが子牛たちには
午前と午後朝晩に加えて水を与えています。冷たい水で内臓を冷すことで
熱中症予防にもなります。あまりたくさん与えるとお腹を壊すので
加減しながらですが幸いどの牛も元気です。

こうやって扇風機を全開にして、牛乳を貯蔵しておくバルククーラーを
平常に使うたびに節電のために不規則な勤務の中頑張ってくれている
企業やサラリーマンやそのご家族に感謝しています。
扇風機にバルククーラー。どちらも順調に稼動できなければ酪農は成り立たないからです。

暑い日には私は何度牛舎に行き牛の様子を見て、バルククーラーの温度を
チェックしています。穏やかに牛たちが反すうしていると心からほっとします。

新体操へのオマージュ
若い頃から好きだったものは現在もずっと見続けているものが多い私ですが
2000年前後からふっつりと見ることをやめてしまったものがあります。

  新体操とアイスダンスです。

私とほぼ同年代の方で新体操フリークだった方のブログなどを読んでも
ほぼ全員異口同音に現在の新体操より80年代の新体操の方が良かったと述べています。

80年代は日本にも山崎浩子や秋山エリカというスター選手がいてワコールカップや
ブラザーカップなど日本の企業の名前を冠した国際大会が放映され全盛期の
ブルガリアにはイグナトバやラレンコバ、ソ連(当時)にはベログラゾーワという
今でもその演技を音楽を聞いたら思い出すスター選手が綺羅星のごとく揃っていました。
私は88年のソウル五輪頃までの各国のスター選手の演技は今でもほぼ完全に記憶しています。

そんな大好きな新体操に関心がなくなったのは90年代後半以降。ロシアのカバエバ選手
(2004年アテネ五輪金メダル)以降の高度だけれどゆとりのないまるで曲芸のような
新体操になってからです。採点基準が変わったこともあるのでしょうが、とにかく
高度すぎる技の連続で音楽や動きを演技と共に堪能する余裕のないスポーツになりました。
どなたかが、80年代の新体操はこの選手のこの演技!という時代を超えて心に残る
新体操だったが現在の新体操は、まるでエイベックス所属の歌手のようにそのときは
賞賛されても(オリンピックの金メダルなど)5年も経てばまったく思い出せない
金太郎飴のような新体操になったと書いていたことにまったく同感です。

選手の立場ならどうなんでしょう?もちろん現役時代はオリンピックなど
世界大会でメダルを取ることが最大の目標でしょうが、芸術スポーツに打ち込む
人間としたら何十年たっても世界中の人々にあの時あの一瞬の自分の演技が
感動を与え続けていることは、究極の選手冥利だと思うのですが採点基準が
ある限り選手もコーチもジレンマかもしれませんね

おばさんの繰言のようで恐縮ですがこの二人の名選手の演技は私たちの世代の
ファンに語り継がれていて当時まだ生まれていなかった世代のファンの心をも
とらえるスポーツを超えた芸術だと思います。



イグナトバと共に全盛期のブルガリアを支えたラレンコバ。
新体操の新しい表現を追及した選手で個性的な容姿と演技は唯一無二のもので
特にラヴェルの「ボレロ」に振付けたリボンの演技は彼女にしか描けない世界でした。
 



ソ連(当時)のエースだったベログラゾーワ。惜しくも世界チャンピオンには
なれませんでしたが美しい容姿と演技は優雅の極致のような存在で
チャイコフスキーの「悲愴」で舞ったリボンはスポーツというより芸術作品
そのものでした。

給食試食会に行ってきました
昨日の日記の報告のような記事です。(笑)

授業参観に先立って一年生のみ行われる親子給食試食会に行ってきました。
横浜は中学の給食がないので私にとって30数年ぶりの学校給食でした。
親子が向き合って一つの机でいただきました。どの子も嬉しそう!
私にとって初めてのご飯給食!とてもとても美味しゅうございました。

給食

昨日「こぎつねどん」と献立名を書きましたがこぎつねごはんとなっていました。
献立は

  こぎつねごはん (鶏のひき肉と刻んだ油揚げとにんじん、グリーンピースを炒め
           削り節としょうゆと少量の砂糖で煮詰めてご飯と混ぜます)

  豚汁 (にんじん以外すべての地元産の食材を使っています)
  
  鮭の唐揚げと青菜ともやしのごま和え
  
  牛乳

という献立です。ちゃんとお箸で食べるようになっていて私が子供時代の
悪名高い(?)先割れスプーンではありません。
栄養バランスはもちろん子供たちにたくさんの種類の野菜を食べさせる
工夫がされていて感心しました。途中、栄養士と保健指導の教諭からの説明があり
小学校の給食の栄養士の顔すら知らなかった昔の給食との大きな違いを
感じました。学校の食育への姿勢に感謝です。

市の方針で自校方式の給食からセンター式の給食に数年後に変更とも
聞きましたが、延期になったとも聞きました。
揚げパンも一つ一つ学校の調理場で揚げているという今の給食を
願わくば続けて欲しいと思っている親は私だけではないと思います。

それにしても、基本はパンだけだった昭和の時代の給食に比べて何と豊かな
給食と羨ましくなります。決して豪華な材料でなくとも手間と工夫と
センス(こぎつねごはんなど可愛らしいネーミングなど)でこれだけ素敵な
献立が提供できる機会に触れることができたことは豪華なフレンチのフルコース
を食べたとき以上に心に残るひと時となりました。

給食試食会
今日は息子の通う小学校の授業参観と懇談会です。
授業参観に先立って一年生のみは親子給食試食会です。
この年になってまさか学校給食を食べる機会があるとは思わなかったので
ちょっとワクワクしています。しかも献立が、レシピを教えていただきたかった

       こぎつねどん  

という可愛いネーミングの炊き込みご飯なのでとても楽しみです。

学校給食は教育の一環ですがここまできめ細かく配慮くださると
もう何も言うことがありません。私の小学校時代とは隔世の感があります。

プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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