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TPP失速
昨日の朝日新聞の記事からです。


太平洋経済連携協定(TPP)への参加を
めぐり、菅政権内の機運が急速にしぼんでいる。
政府は26日、市民向けのシンポジウム
「開国フォーラム」を開いたが、あいまいな説明
に終始。

反対派の民主党議員が、
この日に集会をぶつけるなど、看板政策の失速
が鮮明になってきた。

(中略)

開国フォーラムが、さいたま市で開いた会合は、
その1回目。

会合の冒頭、玄葉光一郎国家戦略相は
「アジア太平洋の活力を取り込むのが、
 日本の経済成長に不可欠だ」
とあいさつした。

政府が選んだ学者や経済人など
パネリスト5人のうち、4人は「開国」に理解を
示す人たち。

TPP参加は
  「日本経済再生の契機になる」
  「(関税がなくなり)質のいいものが
   リーズナブルに買えるようになる」
などと主張した。


だが、賛成派の勢いがあったのはここまで。

一般参加者との質疑で、
 「農業以外でどういう影響があるのか」
 「中国や韓国が入らないTPPに参加して、
  アジアの成長を取り込めるのか」
などと問われると、

政府側の歯切れは途端に悪くなった。

   (2月27日朝日新聞より)


除外品目をあれこれ言い立てそうな日本のTPP参加を
アメリカなどは決して快く思っていないようで
参加に向けての情報が海外から入ってこないという悪循環に
陥っているようです。

予算案の国会通過が懸念され、衆議院解散まで噂されるようになり
TPP問題どころではないのが現状なのだと思います。
総選挙になったらどこまで惨敗するのかちょっと想像がつきません。

私事ですが昨日から急に温かくなり、体がついてゆかず超のつく体調不良です。
点滴を受け、できるだけ横になっています。
皆さまも気温の差が激しくなっていますのでどうぞご自愛ください。


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またひとつ.....
また一人酪農家の奥さんがこの地を去っていかれました。
プライバシーに関わることなので曖昧な表現でしか書けませんが
ここ数年、周りの酪農家夫婦の離婚をいつになく多く目にしていますが
今回の件はそこの家庭の事情をある程度知る者としてもショックでした。

昨今、地域や職業を問わず離婚が多いことは承知していますが
一つ上の義父母の世代を見る限り酪農家夫婦の離婚はほぼ皆無
だったので相次ぐ離婚には単に夫婦の相性の問題と言えない事情が
あるのではないかと思います。

特に家族経営の酪農はヘルパーを月に一回程度取る事はできても
ほぼ365日休みがありません。GWやお正月の家族旅行など
まず不可能な仕事です。加えて妻には家事や子育て家庭によっては
老人の介護などのしかかる仕事も多いのが現実です。

そして私自身も苦しんだことですが、農家特有の保守性やともすれば
男尊女卑な雰囲気も昔より改善されたとはいえ根強いことも最近の
夫婦の破綻の遠因だと思います。この度の夫婦もそうですが家族経営の限界を超えた
規模拡大と機械購入などの過剰投資で妻が単なる労働力としか認められていない雰囲気。
そして夫の側もこう言っては語弊があるかもしれませんが、知性を磨くことなく旧態然と
した人間が多いこと。これらへの不満が積もり積もって離婚に至る夫婦も多いのです。
この奥さんも体調を崩しながらもほぼ一日中牛舎で仕事をされていました。

離婚問題と少しそれますが、農家の女性の地位向上ということは行政や
JAもいろいろと取組んできました。ただ、私からみると女性部という組織を
作り組合単位での旅行やイベントなど団体としての取組にばかり熱心で
個人の個性の尊重とは程遠く、今度は女性部の中でも強者(はっきりいえば仕切屋)
と弱者を作り根本での問題解決にはなっていないように思います。
私など、どうしても女性部の価値観と合わず県内ではおそらく初めて女性部を
脱退した人間です。

義母の代までは農村女性はどんなに姑にいじめられても夫の言いなりに
なっても離婚しないと錯覚されていましたが現在はまったく違います。
少なくとも贅沢をするとか旅行をするという次元の問題ではなく妻の
人格や個性を尊重し、対等な立場での経営を考えてゆかないと離婚が
後を絶たないように思います。農家の経営の継続のために法改正をしたり
補助金を投入しても家庭崩壊によって離農を招くことになっては何もなりません。
これは個人の問題かもしれませんが、特に代々続く農家の後継者の男性は
昔のように農家だから勉強しなくて良いではなく知性と感性を磨いて
多用な価値観を身に着けていただきたいと切に願います。

私もかなり大変な時期もありましたし、今でも不満がないといえば嘘ですが
ベーベ工房の経営は夫が口出しできない程度に実績を積んだことや
元々個性が強く趣味を楽しむ性分もあり何とか自分らしく生きることが
できていると思います。(だから本当に酪農家なんですか?という微妙な
コメントが来たのかもしれませんが)私も最初の数年は農家の嫁に
学問はいらないという同業者の陰口も耳にしましたが、読むこと書くこと
調べることは学歴のためではなく自分らしく生きるための武器にもなります。
そう思えるようになったのは酪農家に嫁いで、ここ数年周りの酪農家夫婦の
あいつぐ離婚を耳にするようになってからということに皮肉を感じています。
ワインの話
この日記でも何回か書いたことがありますがチーズ職人のおかみさんとしての
嗜み(?)のためワイン関係の本を読んだりときどきワインを購入したりしています。
あくまでも楽しみ、のためですが。
ワインは本当にテイスティング程度にしか飲めませんがそれでも質の良い
赤ワインの豊饒な香りは心に忘れられない余韻を残してくれます。

最近はニューワールドとも呼ばれる南米やオーストラリアワインで
手頃な価格でおいしいワインも有名になりましたが私がもっぱら
心惹かれるのは、1855年に定められた一級~五級の格付けのされた
ボルドーワインの数々です。

ボルドーワイン格付け

さすがに一級のマルゴーやシャトー・オー・ブリオンともなると
セカンドラインでも数万円で簡単に購入できませんが、三級以下になると
円高の時などは五千円以下で運がよければ購入できるので、ごく
たまにですが購入して冷蔵庫に保管しています。

ソムリエやワインエキスパートの試験には必携ですがこれらのボルドーワイン
のシャトーはブランド名こそ違っていてもシャトー・ラフィット・ロートシルト
などのオーナーであるロスチャイルド家が所有するブランドも多くあります。
そのあたりのオーナーのことを歴史物語を読む楽しみもあるので私は
ボルドーワインの魅力から離れられそうにありません。

先日ワインショップでかなりのお買い得で買ってしまったのが
メドック格付け五級のシャトー・ダルマイヤックのワイン。
ここも現在はロスチャイルド家が所有するシャトーとなっていますが
近年五級以上の価値と評価の高いワインで、小さなバッカスのラベルも素敵です。

ダルマイヤック

ところでこうやってストックしているワインは主人と嗜む他にちょっとし
た贈り物用にも重宝しています。もともとおいしいもののお取寄せには
目がないのですが、プロの生産者として手土産にも自分の目と心で
選んだもので喜んでいただきたい、というささやかな矜持のためでもあります。
楽しみながら勉強という意味でボルドーワインの世界は最高の教師なのです。


取引先の業績
八王子そごうが来年1月に閉店と発表になりました。
私が普通の主婦なら不便になるとか寂しくなるという感想で終わるのだと
思いますが、商売をしていると閉店のニュースを聞くたびに
取引先業者は、新しい取引先を開拓せねばならず大変だなと思います。

昨日、県内の数店舗展開のケーキ屋の店長から電話があり
最近の新店舗出店が思うような業績が上がらず資金繰りが大変なので
しばらく納品を中止していただけないかと申し訳なさそうな声で
電話がありました。それほどの取引額ではなくてもやはり寂しいし
ショックです。結果論ですが、実はこの店の最近のモールや駅ビルへの
出店を新聞などで読みながらも何となく本当に売上げが伸びているのか
かすかな懸念はあったので、どこかやっぱりと思ったことも事実です。

商売をするにあたっては、製品作りの努力の他や自分たちの財政状態を
健全にしておくことに加えて取引先の業績を漠然とでかまわないので
意識に入れておくことも大切です。額にして2万円ほどでしたが数年前
取引先のスーパーが突然破産して、破産管財人名義での債権者宛の
FAXが来て非常に悔しい思いをしたので取引先の業績には関心を払うように
心がけています。

業績を見るといっても大手企業のように会社四季報などがあるわけでも
ないので、次のようなことを参考にしています。

 ① スーパーならバイヤーさんとの会話で出てくる業界情報

 ② レストランや今回のようなスウィーツ系の店なら発注数が伸びているか
   食べログなどの口コミ情報

実は昨日電話があったケーキ屋は②の点で業績に疑問がありました。
群馬県内でもテナント料が高いエリアに立て続けに出展しているのに
オーダーが増えず、食べログなどをみても味や価格にあまり良い評価が
なかったことや、店名などからいささかオーナーの見栄を感じていたことも
あります。

うちのような規模の商売は何百万という不渡が出るなどのリスクは
ありませんが、数万円でも未収が重なるとダメージになります。
自分の側のリスクを減らすことは当然ですが、経済が世界的に不安定な
現在、自分なりのチェックポイントを作り取引先の業績を見極めて
ゆくことも非常に大切だと私は考えています。



長ぐつをはいたねこ
保育園経由で偕成社の世界名作童話全集を購入しています。
ヨーロッパの若手画家たちの挿絵とウィットに富んだ日本語訳は
大人が読んでも名作の魅力を再認識させてくれます。

長ぐつをはいたねこ (偕成社 世界のどうわ)長ぐつをはいたねこ (偕成社 世界のどうわ)
(1989/03)
シャルル ペロー

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その中でも息子と一緒に読んで大ウケだったのが「長ぐつをはいたねこ」
有名なペローの童話です。この版はフランス人画家のイラストも本当に可愛い!
あらすじは次の通り。

昔、あるところに、粉屋と三人の息子がいた。粉屋はとても貧しく
財産といえば粉ひき小屋とロバと猫しかもっていなかった。
だから、粉屋が死んだとき、その財産は三人の息子に分けられた。
長男には、粉ひき小屋が、次男には、ロバがそして、三男には、猫が分けられた。
一番、損をしたように思える三男。しかし、その猫はとても賢くて
飼い主のために、一肌脱いで三男を出世させてくれるのだ。
一番、損したように思えた遺産が一番良い遺産だったという話。
猫がしゃべり、長靴をはいて、王様にはったりをかます。という発想。

           (僕はこんな本を読んできた、より)

長ぐつをはいた賢い猫の大活躍で貧しい粉屋の三男がカラバ公爵を名乗り
土地も城も手に入れて王女の婿にまで出世する奇想天外な童話ですが
この猫とカラバ公爵の関係は実際の大人社会の縮図そのものを
体現しているように感じてあれこれ楽しい妄想にふけっていました。

長ぐつをはいたこの賢い猫はとにかく情報収集力にすぐれています。

 ① 王様が狩の獲物が好きだとリサーチの上で自らウサギやウズラを
   捕獲して「カラバ公爵からの献上品です」と王様にはったりをかまして
   信用を得ることに成功。有名なカラバ公爵(実は三男)が川で溺れる場面も
   事前に王様が娘の王女を連れて馬車で散歩するコースと日時を把握済み。

 ② 領主である人食い鬼の残忍さに領民が辟易していることを見抜いた上での
   農民への明るいペテンや人食い鬼退治(一種のクーデターですね)

 ③ 才気走っているけれど憎めないキャラクター。 

そしてただ猫の言いなりに動いているように見える三男ですが
才気は猫に譲るとしても天性、上に立つ者の資質を備えています。

 ① 貴族の服装をすれば王女が一目ぼれするほどの容姿。

 ② 心優しく謙虚な人柄。

 ③ 与えられた運命を受け入れる従順さと度胸。

長ぐつをはいた猫のような参謀と天性のリーダーの資質がある
経営者や政治家のコンビならば個人的にはおろか社会的にも
貢献できる成功は間違いナシと思われます。うちの場合は私が
猫で主人がカラバ公爵だと息子が鋭い指摘をしてくれました。(汗)
長ぐつをはいた猫の話はなまじのビジネス書よりも鋭く成功への
ヒントがちりばめられている大人にお勧めの童話です。

主人を助ける動物が悲劇的な結末を迎える鶴の恩返しと違い
猫も最後は良い身分を謳歌する結末はさすがにフランスらしくて素敵です。

本当に酪農家なんですか?
あまりこういう意味のない記事は書きたくないのですが
何回も書かれるとあまり愉快ではないのお返事と警告を兼ねて書きます。

私のブログは私が承認するまでコメントは表示されませんが
先週末と昨夜、多分同一人物と思われる方から次のような
コメントをいただきました。

  「マダムは本当に酪農をしておられる方なんですか?」

アクセス歴を見ると群馬の方のようです。

これはどういう趣旨のコメントなのでしょうか。
物好きにも酪農家を語る女性がベーベ工房の記事を書く事が
偽装だと仰りたいのでしょうか?

疑うなら県内の方ならおいで下さいと言えばいいのでしょうが
病気を持ち込まれるリスクや家族のセキュリティもあるのでやめておきます。
もし私が酪農家かどうか疑うなら、所属の赤城酪連の職員はベーベ工房の
奥さんがブログを書いていることをご存知ですし、去年連載を書かせていただいた
「現代農業」の出版元の農文協は担当者がうちの牧場もご覧になっておられるので
電話して確認なさればよいかと思われます。但し迷惑行為はされないようお願いします。

酪農家なんですか?と思われる背景には私が、今までの農家の妻のイメージに
合わないと思われているようなバレエや音楽のことを書いているから
こんな暇人が酪農家のわけがないと疑われてのことでしょうか?

最近は酪農に限らずそれなりの大学も出て趣味も感性も豊かな農家は
たくさんおられます。ブログを通じて仲良くしていただいている金沢の
野菜農家さんの洗練された趣味や、宮崎の和牛繁殖農家さんの理数系に
すぐれた惚れ惚れするような明晰さは私などの比ではありません。

こういうコメントを書かれる方の意図はわかりませんが答えは
酪農家です。正確に言えば酪農家の妻です。
少なくとも毎日牛舎にも出て仕事をしておりますがそれが何か?
ついでに証拠写真(?)の牛の写真をアップしておきます。

子牛

幸せなことに私生活ブログも含めて素敵なお友達との
交流をさせていただいていますが、こちらのブログで困ったことを
されるのは別人ですが群馬の方が多く時々困惑します。
突然尋ねてこられたり、他のHPで電話番号を調べて夜遅く
「ブログを読んでお話したかった」と電話をかけてこられた女性など。
本当に酪農家なんですか?というコメントを繰返す意図が不明なので
記事にさせていただきました。不快な記事を申し訳ありません。

地域ブランドの統一基準
息子は昨日の夕方から急速に回復し今日は平熱です。
多分インフルエンザでしょうが菌は検出されずでした。

ブリの豊漁は嬉しいことですが年末の築地市場で産地偽装した
氷見ブリが出回り警察が介入する騒動に発展したそうです。

氷見ブリは専用の青い箱に入れられるが、箱は厳密には統一されていない。
また、「氷見で不漁のときは業者間で融通してきた」と打ち明ける富山県内の別の
地域の漁業関係者もおり、チェック態勢がなかったことがうかがえる。

 こうした曖昧さをなくし、信頼を取り戻すため、氷見漁協などは
「ひみ寒ぶり」の名称で、来シーズンまでに地域団体商標の登録を目指すことを決めた。
今後、捕れた海域や時期、重さなど定義を明確にした上で氷見産を証明する
タグを取り付けることなど詳細を詰める方針だ。


             (ヤフーニュースより)

この偽装は心ない一つの会社が行っていて地域挙げての偽装ではなかった
ことが幸いでしたが、組合ではこれを受けて今までは特に設けていなかった
氷見ブリの統一基準を作り地域ブランドの強化を図るそうです。

産地偽装が絶えない現在の日本の現状では、品質の基準を作り
地域ブランドの信用を守ることはやむをえないと思いますが
理想を言えば、偽装対策のためのいわば守りの姿勢のための統一基準作りに
終わるのではなく、TPP加入も現実味を帯びている現在、国際競争力を
つけるため、攻めの姿勢としての統一基準を作成する時期に来ているように思います。

品質の保証だけでなく国際競争力及び信用力のための統一基準のお手本といえば
何と言ってもフランスのAOC(原産地呼称統制)だと思います。
参考までに以前の日記から以下に再度記しておきたいと思います。

フランスの農業政策に心底感心したのは、上記のハード部分の整備のほかに食の安全や
販売政策のいわばソフトの部分にも実に緻密な整備がなされていることです。
ワインやチーズで有名なAOC(原産地呼称証明)制度が始まったのは1919年。
味を重視したラベル・ルージュ(品質証明ラベル)制度が1960年
伝統的な製法を支援するCC(基準一致証明書)制度が1990年。

また1981年には各国にさきがけて有機農法関連の法律が施行。有機農法にとりくむ農家へ
国家が支援をしてきました。これらの法律がフランスの農産物の格を高め農業者の収入
に反映されています。適用を受ける農家は抜き打ち検査や基準も厳しい代わり
生産者が誇りを持てるというシステムが国家レベルで保証されています。
特に格の高いAOCはチーズやワインが地域おこしに一役買っています。

AOCも素晴らしい制度ですが、私の本当のブランドの理想は
司馬遼太郎の「菜の花の沖」の主人公高田屋嘉兵衛のブランドです。
江戸時代、大阪の廻船問屋だった彼は北海道でニシンや鮭の塩蔵品を
作らせて木箱に高田屋の刻印をして売っていましたが、当時としては
画期的なほど塩にまでこだわって素晴らしくおいしい海産物を世に
だしていたため信用が絶大で、高田屋の刻印の箱なら開封しなくても
信用されて高値で取引されていたそうです。彼が死ぬまでこの信用を
裏切らなかったことの素晴らしさと相俟って江戸時代のブランドのレベルの
高さに感嘆するばかりです。



お知らせ
息子が夕方から高熱を発して夜間診療所を受診しました。
ワクチン接種はしていますがインフルエンザの可能性が高いと思います。

数日間ブログ更新をおやすみさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
ジョゼ・マルティネス
パリ・オペラ座のダンサーは国家公務員なので定年があります。
現在は女性ダンサー男性ダンサーともに42才だそうです。

エトワール(主役ダンサー)ともなれば引退後もオペラ座を初め他のバレエ団で
ゲストとして踊るダンサーも多いですが群舞級のダンサーなら研修を受け
てバレエ教師になったり女性の場合家庭に入ったりともあれ第二の人生を
歩むことになります。

現在のオペラ座の男性エトワールの中で一番私が好きだった
ジョゼ・マルティネス(1969年生)も今年でオペラ座を引退することとなり
7月から故国のスペイン国立バレエ団の芸術監督に就任します。

ジョゼ・マルティネス

ジョゼは10才前後で付属のバレエ学校に入学する多くのダンサーと異なり
日本でもテレビ放映でおなじみのローザンヌバレエコンクールで入賞後
オペラ座バレエ学校の最終学年に編入後オペラ座に入団し最高位のエトワールに
登りつめたいわば外様ですがエレガントで端正な品格ある踊りはフランス人以上に
フランス的で近年は振付家としても活躍していました。

スペインはフランスと国境を接しているので日本人が考える以上に
隣国なのでしょうが、故国に戻って第二の人生を歩むジョゼにとっては
故郷に錦を飾るという胸中でしょうか。

バレエ王国でスターダンサーとして活躍するダンサーにはその国の出身者以上に
その国らしい美意識を体現したスターが多いように思います。
先日英国ロイヤルバレエ団引退した吉田都はフォンティンに比肩されるほど
英国らしいと賞賛され続けましたしジョゼ・マルティネスもスペイン人で
ありながら常に優雅、ノーブルというフランスらしい美学が形容詞につくダンサーでした。

オペラ座から私の世代のダンサーはとうに去り長年ファンだったダンサーが
次々に引退してゆきます。ジョゼは何度も来日して踊りを堪能させてくれましたが
彼自身が最も好きだったというスペイン舞踊をバレエ化した「三角帽子」を
観られなかったことが唯一の心残りです。



   細身で優雅な彼ですがさすがにスペイン人の血です。
   今後の活躍を心から願っています。

確定申告
なかなかはかどりませんが、確定申告の準備に忙しく
しています。酪農に製造。そして私名義で横浜に所有する
不動産所得の計算もあります。

去年までは納税額が保育料に反映されるので大変でしたが
今年から小学生なのでどこかほっとしています。

山のような領収書に通帳。準備段階の方が大変です。
毎年「来年こそは早くやろう」と思いつついつもこの時期から
怒涛の追い込みで頑張っています。あと1月一年で一番多忙な
季節を迎えることになります。
佐藤賢一 「王妃の離婚」
1999年の直木賞受賞作でもある佐藤賢一氏の「王妃の離婚」を
久々に一気読みして、大好きな中世ヨーロッパ史の世界を堪能しました。
最近は専門の西洋史に加え日本史を題材にした作品も発表している佐藤氏ですが
アカデミックな学問的基礎がしっかりした(彼は東北大学大学院で西洋史を専攻
)作家の作品は面白さだけでなく心に無理なく入り込む心地よさを感じます。

王妃の離婚王妃の離婚
(1999/02/26)
佐藤 賢一

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芥川賞と直木賞は同時に発表されるのでつい清新な新人にメディアの
注目も行くのですが、私はプロの作家として一流の公認を受ける賞とも言える
直木賞の方が関心があります。

最近は容姿も美しい20代の女流作家が芥川賞を受賞し1年ほど雑誌などにも
ひっぱりだこになっても、数年後の作品は通り一遍のできばえと売れ行きと
いう風潮を感じますが、直木賞作家ともなればさすがにプロとしての作品を
コンスタントに発表できるツワモノが多い。その中でも佐藤賢一氏は若手ながら
飛びぬけた教養の強みを感じます。

プロの作家である以上生活のために作品を発表することは当然ですが
生活のためという部分が突出すると作品が荒れてきて作家自身も輝きを
失ってゆくように思います。20代の頃大好きだった故森瑤子さんは生活力の
ない英国人の夫の借金返済のために同じ題材の焼き直しのような小品を
乱発して命まで縮めたように思いますし、柳美里は人との適正距離がとれない
根本的な人間性に加えて、不倫による出産の前後に仕事を前倒しでもらった
あたりから、一気に作品のレベルが落ちたように感じます。

最近は、メディアに出て新人賞を取ればブログの日記レベルの作品でも
作家としてもてはやされますが、私は読む以上はしっかりした学問的芸術的な
素養の上に立った作家の作品を堪能したいと思います。

司馬遼太郎はとうに亡くなり永井路子や杉本苑子も高齢で新作が出なくなり
塩野七生も70才を越えた現在、多少の毀誉褒貶はありますが1968年生まれの
佐藤賢一氏にはこれからの作品を期待しています。

中世ヨーロッパ史の面白さはあくまで素人レベルですがキリスト教に
まつわる諸事と婚姻関係に起因する諸事によるところが大きいです。
百年戦争やスペイン継承戦争などは、義務教育時代から婚姻による継承権の
主張が戦争の原因の一つだということを系図つきで子供時代から学校で教えることを
お勧めします。日本人の感覚ではわかりにくいですがフランスの皇太子と
イギリスの皇太子が従兄弟関係などはざらにあることです。
そして離婚を認めないカトリックの教義と宗教と俗世の権力闘争の仕組みを
理解しておくことで中世ヨーロッパ史は格段に楽しいものとなります。



一寸の虫にも五分の魂
昨日の日記に東京の超高級ホテルからのチーズのサンプル依頼の話を書きましたが
その顛末のことを書きたいと思います。
武勇伝のような気持ちはまったくありませんし自分の選択がベストだとも
考えておりませんのでそのあたりを前提に読んでくだされば幸いです。

先月、日本橋の外資系の超高級ホテルの購買担当からから突然
「そちらのチーズをコンテスト会場でこちらのシェフが見て興味を持っているので
サンプルと見積を送って下さい」と電話をいただきました。
東京に開業して5年が経過したので食材の仕入先を一新したいのでシェフの
ピックアップした生産者に電話をしているとのことでした。

本社が香港・六ツ星・ホテルに入っているフレンチはミシュラン一ツ星
といえばどのホテルかお分かりだと思います。

担当に「サンプルを送ることは光栄ですが送料は着払いでご負担して
いただいております」と申し上げたところ「それは....困ります」
とのお返事でした。若干の違和感を感じながらも資料も完璧に仕上げて
お送りしました。その結果は

 ① 到着してからの一言の電話もなし

 ②  一定期間経過して電話でシェフの感想を求めたら購買担当が
   「他社からのサンプルがまた来ていないのでもう少し待って欲しい」

というものでした。サンプル依頼の電話を頂いて以来ずっとどこかで我慢して
いましたがある意味横柄ともいえるホテル側の姿勢に疑問が生じ昨日この
購買担当者にこのように申し上げました。

 ① 世界的なホテルからの申し出を光栄に思っていましたが取引をする前提の
   信頼を築くための価値観が違いすぎるので結果が出る前にご遠慮したいと思います。

 ② どんなに小さなレストランの若いシェフでもサンプルを求める電話を下さる方は
   「大切な製品ですから購入させてください」と言ってくださる方ばかりでした。
   御社は一人一泊五万前後という庶民には手の出ない価格で私どもと金銭感覚が
   違いすぎます。ご自分から突然電話をかけてこられて無料でサンプルも資料も送って
   欲しい、数百円の送料すら持つことは拒否されて五万円の宿泊費や豪華なレストランに
   それがふさわしいマナーなのか私はとても疑問です。こういう生産者から経費をかけずに
   食材を集めて試食するやりかたはあなた個人の方法でしょうか?
   それとも組織としてのやり方でしょうか?お客さんにはドレスコードまで指定する
   ホテルとしては私は品がないと思います。マガジンハウスさんなどは掲載するにあたって
   必ず請求書を入れてくださいとやさしい言葉をあちらからかけて下さいました。

 ③ 高額なお金を出すお客さんにはもちろんマナーを尽くすのでしょうが
   御社から申し出ておいて既存取引先でもない生産者には無料で送らせるのが当然と
   いうやり方はいかがなものかと考えておりました。しかも結果もすぐに出さず到着の
   報告の電話もない。牛乳を搾るまでにどのくらいの労働が必要か考えたことは
   おありですか?私は無料で得したという考え方は六ツ星ホテルと言えど品格を疑います。
   このサンプル代金で子供の体操着が買えるのです。そう考える私がおかしいですか?

私はとても穏やかに申し上げました。担当者は「送料もそちらで持ってください」
と居丈高に仰った方と同一人物と思えないほど低姿勢で「本当に申し訳ありませんでした。
すぐに大切な資料を返却させていただきサンプル代金も入金させていただきます」
と仰ってくださいました。    

主人は電話を聞いていましたが、私を責めることなくそれどころか
「ありがとう」と珍しく言ってくれたのでとても嬉しかったです。

私はことさらに生産者の誇りを言い立てることはむしろ嫌いです。
でも一寸の虫にも五分の魂といいますが私たちに限らず小さくても
人生を賭けて日々誠実に製品に向き合う生産者の気持ちを思いやることの
ないお客様はたとえ世界的企業とも言えどお取引はできません。
真摯に心込めた生産はある意味お客様への忠誠心があるからこそできるのです。

見苦しい話ですが小さな生産者への勇気づけになればこれに勝る喜びはありません。

心地よいマジックこそがブランドだと思う
数千数万の単位ではありませんが、ベーベ工房の製品も原料や製法を
自分たちなりのベストを尽くして作っているとはいえ大手メーカーの
製品よりは割高で週一回の製造という不便さもあるので、取引先や
お客様に、価値=価格ということを納得していただくために心を
配ってきました。もしかしたら私の営業はこの一点のみに心血を
注いできたのかもしれないと思うことがあります。

牛乳の世界はそれでも価値=価格を決める基準が客観的根拠に
基づいた世界だと思います。生菌数や乳脂肪分や体細胞数
そして脱脂粉乳を混ぜた製品かそれとも生乳100%の低温殺菌牛乳なのか
などブランドの価値を決める基準が素人目にもはっきりしていると思います。

それに比べて黒毛和牛や果物は個体ごとの客観的な品質に比べて
価格をつける人間の好みや主観、果ては販売する店の格によって
品質以上の価格=ブランド力が決まる世界だと私など酪農家から
見ると感じます。

例えば最高ランクのA5の黒毛和牛という価値を決めるのは
もちろん経験に基づいた肉を見る目によるものですが、産地など
多少の主観も入るそうですし、果物などは機械で糖度を即測定して
おなじ数値だとしても産地だけでなく置いている店が田舎のスーパー
か銀座の千疋屋かのよって数倍の価格差が出るとも聞いたこともあります。

私は13年小さなベーベ工房のブランドを育てるためにあくせくと
働いてきて、安全でおいしい製品を作ることだけでなくその価格を消費者に
感情として納得してもらう技術も大切だといつのころからか感じるように
なりました。技術といっても頑張れば身につくものではないのが大変なところで
製品や生産者が発信する心地よいオーラがなければなかなか頭一つ抜け出すことは
難しいと思います。シャネルのビニール製のどうみても保育園のプールバッグにしか
見えないバッグを何万円も出して買う人もいますがあれをみるとブランドとは
心理的マジックだとある意味唸ります。

塩野七生さんが著書「ローマ人の物語」でこのように述べています。

  敬意を払われることなく育った人には、敬意を払われることによって得られる実用面の
  プラスアルファ、つまり波及効果の重要性が理解できないのである。ゆえに、誠心誠意
  でやっていればわかってもらえる、と思い込んでしまう。
  残念ながら人間性は、このようには簡単には出来ていない。私などはときに、人間とは
  心底では、心地よく騙されたいと望んでいる存在ではないかとさえ思う。
                (ローマ人の物語文庫版19巻より)


私のような仕事の人間が「騙す」という言葉を使うと偽装ということを想像させてしまうので
軽々に使えませんが、食の仕事という極めてわかりやすさが求められる仕事でさえ、
ブランドとして育てようと思えば、誠実だけでは他者の心を虜にできないという非常に
デリケートな心の機微の存在があると感じざるを得ません。

心地よいマジックを消費者の心にかけるには、天性の才能も大切ですが
価値=価格には最低限ふさわしい思いやりやマナーは必須条件です。
商品説明やクレームへの的確な処理の他に人としての根本的なやさしさなど。

先日、東京の超高級ホテルからチーズの見積が欲しいと電話をいただきました。
最低でも一人一泊4万円以上という外資系ホテルです。
資料とサンプルをお送りしましたが、どんなに小さなレストランでも
自分の側からサンプルを依頼するときは負担して下さる送料さえも
負担は一切できないと言われました。生産者へ気分良く心理的マジックも
かけられないマナーのホテルが果たしてこのご時勢に朝食をつければ
一人一泊軽く5万円オーバーという価格をこの先もお客さんに納得させられる
ものなのかちょっと皮肉な目で眺めている自分がいます。


安産でした
一昨日、初産の若い牛が出産しました。正確に言うと朝、牛舎に行ったら
既に生まれていたので出産していました。です。
F1の元気なメスでした。母牛も元気で理想の出産でした。

先日、あのような悲劇があったので少し心配していましたが
この母牛はずっとうちで育てて種付けして、いかにも若い牛らしく
3~4産した牛と違ってまだまだ小柄な体型だったので主人は多分大丈夫
だろうとおおらかな気持ちで様子を見ていました。
やはり初産の牛を大きく育てすぎることは危険だと再認識しました。

生まれたばかりの濡れ子の状態で他の牧場に売却しましたが
メスとしては相場がよくほっとしました。
先日の件では、経済的にも打撃でしたがこうやって少しずつ
リカバリーされていくことでこちらのモチベーションも上がります。

それが良いことがどうかは分かりませんが私もやはり酪農家なのだと思います。
ペットを失って欝のようになるペットロス症候群が問題になることがありますが
愛情を注いでもやはり牛は経済動物なのだ、というある種の割切りを頭の片隅に
置いておく習性が私にも身についたようです。

今週から確定申告の準備で忙しくなります。
週末に風邪で微熱が出てその影響で久々に腰に違和感が出て
整体にも行くことになり当分忙しい日々になりそうです。




相性の見極め
先日、サンプルと資料をお送りした東京の高級スーパーはある程度
好感を持っていただけたようでバイヤーから流通業者にお話をして
いただけるとお電話をいただきました。
これからが商談成立に向けての本番ですがひとまず第一関門を
クリアしてほっとしています。

ところで10年来助言をいただいている尊敬するバイヤーさんが
このような言葉でアドバイスを下さったことがあります。

  「商品の導入まではバイヤーとの相性が大切で導入後は
   商品とお客さんの相性が大切。」

商売が上手くいくかどうかはあくまでも商品とそのお店のお客さんの
相性が良いこと=売れることが大切です。
その一番大切なことのために必要なのが、生産者とバイヤーや
問屋の担当と人間的な相性です。

私の場合、すべての担当者と実際にお会いすることよりも
電話やメールでのやりとりがほとんどですがそれでも人間同士の
相性の良し悪しは何となくわかります。と言ってもあくまで取引上の
ことなのでプライベートでの仲良しという感覚とはまた別のものですが
それでも、お互いの人間性が信頼できれば非常に楽しく仕事ができます。

ところで、相性が良いかどうか見極めていくには若い時代に
それなりに人間関係で苦労をする経験も大切だと思います。
ほとんどの方は、どうしても合わない上司や同僚、何年思い続けても
叶わなかった片思い、長い間引きずってしまう恋人との別れetc...は
30代までに経験済みだと思います。こういう経験をしてこそ仕事でも
相手との微妙な距離を見極められる才覚が発揮できます。
特に企業の信用をバックにした大企業の営業担当者と違い個人業者の
営業はその人間の人となりがすべて仕事に出ます。そこで成果をあげて
フィールドを広げるためにも、相性を見極められる感受性は大切に
していきたいと思っています。

週末はお休みのお知らせ
世間では三連休の週末ですが私たちは仕事です。

昨日の夕方、息子の学研教室から帰ったら寒気がして
喉が痛く「インフルエンザか?」と一瞬あせりました。
何回か体温を測ったところ若干の微熱。多分普通の風邪だと
思い早く就寝しました。今朝は熱もなくかなり楽になりひとまずほっとしました。

今後しばらく週末は、通常の仕事に加えて息子の歯医者やピアノなど
忙しくなるので更新をお休みして、記事は世のサラリーマンと同じく
カレンダーの平日にすることを考えています。これからも細く長くブログを
続けていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。




10代~20代の頃はたまに予定のない週末をのんびり過ごすことが
  好きでした。今の私の週末は平日以上に怒涛の日々です。
  ニール・ヤングの「out on the weekend」のような孤独に向合う
  日々は当分先になりそうです。

生産者として必要な知識と情報とは
この半月、問屋さんや営業先に提出する資料を何通か作成しました。
営業用の資料は基本となるデータや資料を基本にして最新の検査結果や相手先ごとに
必要な資料を追加して作成しています。

作成しながら考えていたのですが、製品や作り手である私たちのことを
取引先や一般消費者に正確に伝えて理解していただくための情報や専門知識は
特殊な情報、言い換えるといわゆる業界内情報である必要はないと思います。

私が取引先や一般消費者に公開を心がけている情報は以下のような
ものです。

 ① 飼料のこと。(自給飼料も含め給与割合や配合飼料については
           動物性原料不使用の業者の証明書など)

 ② 組合で実施している生乳の生菌数や体細胞数、乳成分などのデータ。

 ③ ヨーグルトに使用している甜菜糖等の国産であることの業者の証明

 ④ 製造過程の説明書。

 ⑤ 年に数回検査機関に依頼している一般生菌数などのデータ

 ⑥ 牧場とベーベ工房の経歴

問屋や取引先バイヤーなどプロからもこの情報で十分と感想を
いただいていますので今後もこのデータを基本にする予定です。

業界内情報といっても特に酪農の世界はあまりセンセーシヨナルな
ものはないと思います。あるとすれば私たちのような組合所属の
酪農家に対し、自分で乳業メーカーと直接取引するアウトサイダー
といわれる酪農家もいるということでしょうか。乳価が微妙に高い安い
ということはたまに耳にしますが、そのような業界情報は品質を示す
指標にはならないので私自身関心がなく、ましてブログに書いたり資料に
して提示する意味のないことだと私は理解しています。

信頼される製品&生産者であるためには必要な情報を的確に理解する
能力と、プロとしての意識に加えて消費者としての視点も非常に大切です。
そして当然のことですが、情報やデータはあくまでも消費者に理解して
いただくためのもので専門知識を振りかざすためのものではないという
心構えも大切です。

 

  
入学説明会
ずっとカラカラ天気が続いていた群馬に本当に久しぶりの
本格的な雪が降っています。今日は午後から小学校の入学説明会なので
ちょっと困ったな.........。

ランドセルも本棚も買い、週に二回の学研教室でのお勉強も軌道に乗り
入学に向けての体制も整ってきました。私の気持ちも上手く入学に向けて
エンジンがかかってきたように思います。

ところで、今年度からゆとり教育が廃止されかなり勉強の
レベルが上がります。学研教室からは冊子もいただきましたが
少なくともある程度親も勉強をみてやるくらいの努力がないと
三学期から早くも出てくる図形などを子供がしっかり身に着けるのは
難しいと思います。親が放置しても優秀なお子さんもいると思いますが
私は自分の息子をそこまで買いかぶってはいません。遊び好きな私の子なので。

私の母もそうでしたが、私はきれいごとで子育てをしようとは思いません。
どういういことかといいますと

 「学校は受かるレベルに行けばいい」とか
 「あなたの好きな道を選べばいい」

などと禅問答のようなことではなく、親も努力するから
このくらいの教養と学歴を身に着けて、ちゃんと仕事について
結婚もできるくらいのバランスの取れた男になって欲しいということです。

何度も書いていますが、息子が学齢期を迎えて自営業でよかった
と思います。会社では昇進しても遅くまで拘束され下手をすれば
転勤におびえ、まだ小学生から遅くまで人に預けてという生活は
考えただけでも私には無理です。

今だから言えますが、33才で難病指定の潰瘍性大腸炎が持病になり
会社に何とか復帰してまもなく縁あって主人に出会い、あの最悪な
体調でもリストラに怯えながら出社する生活とサヨナラできるのだと
思い切って今の人生を選んで本当に良かったと思います。

学校生活は苦しいこともあるでしょう。
でも息子が楽しく学んで友人と遊んで実り多い生活に
できるように私は全力を尽くすつもりです。



ディベートより推敲が好き
ブログは2つも書いているくせにTwitterやチャットは今後も
やる予定がないわたくしです。(笑)

ブログで親しくしてくださっている方も(私は彼の聡明な人柄を感じさせる
日記が大好き)自身のブログでTwitterやチャットは言葉尻をとらえられる
可能性もあり、推敲しながらブログやコメントを書くほうが好きだと
書いておられて深く共感しました。

私は子供時代から何回も作文では賞をいただくほど書く事が好きでしたが
出来上がった文章の表現をあれこれ考えたり文章のリズムを考えて手直し
することが当時から大好きでそれは今も同じです。

Twitterのことを俳優の本木雅弘さんが「中途半端なメッセージ」と
香川照之さんとの対談で言っておられましたが同感です。
短いメッセージは実はとても真意を伝えることが難しくTwitterを
巡る炎上にはこのことも起因しているように思います。
言葉尻をとらえてネット上でディベートすることは想像するだけで
疲れます。私は理解してくれない人を説得するディベートは昔から
非常に苦手です。

私のブログも完全に推敲されているとはいえませんが
ある程度の量の文章を書きながら一応の推敲をしています。
文章は推敲があるから楽しいのです。つぶやきなら文字通り
おしゃべりで私には十分な気がします。

マダム・ポンパドゥール
現在では全国展開するパン屋となりましたがハマっ子の私にとって
ポンパドウルはバゲットやブリオッシュなどの美味しさと共に
私の心の食文化に大きな影響を与えてくれた店です。

1970年代に横浜の元町にオープンしたポンパドウルは当時まだ珍しかった
店ごとに焼きたてのフランスパンを提供するパン屋でした。
当時私たち女子高校生も帰宅途中毎日のように立ち寄り、洒落た赤い
袋にバゲットを買っていたものです。

ポンパドウルの名前はフランス文化を象徴するヒロインである
ポンパドゥール侯爵夫人の名前に由来しています。

世界史を学んだ方なご存知と思いますがポンパドゥール夫人(1721~1764年)
はルイ15世の公妾として有名で、ブルジョワの市民出身ながらその教養と
才知、美貌で文化だけでなく政治にも大きな影響を及ぼした女性です。

政治的権力は賛否あるので控えますが文化的な功績は現代にも
残る素晴らしいものがいくつかあります。

 ① エリゼ宮 フランス大統領の官邸として知られるこの城は彼女の住居でした。

 ② セーヴル焼 フランスの誇るこの陶芸は彼女の保護で世界的ブランドになりました。

 ③ シャトー・ラフィット・ロートシルト マルゴーと並ぶボルドーワインの最高峰である
                     このワインをロスチャイルド家に譲渡される前から
                     保護したのはポンパドゥール夫人です。
          

絶対君主時代の国王の愛人だからこその権力ですが芸術から食文化まで
彼女の高い美意識と教養は、世界史上に不滅の金字塔を打ち立てています。
私がリーズナブルなファミリーラインですが贈り物用にはロートシルトのワインを
選ぶのは品質への信頼の他にポンパドゥール夫人への憧れもあります。

ポンパドゥール夫人は体が丈夫ではなくいわゆる妾の務めは30才でリタイア
しましたが、政治の相談役としても国王の話し相手としても寵愛は衰えず
43才で死去するまで第一の寵姫であり続けました。

さらに凄いのは国王の妾でありながら王妃や多くの王子と王女からも
慕われて尊敬され続けたこと。ポンパドゥール夫人の才気と人柄ゆえだと
思いますが、「私が支配した時代」と言うほどの権勢を持ちながらも
王妃に対する敬意とマナーは忘れなかったゆえだと思います。

久々にポンパドゥール夫人を思い出したきっかけは、本も
出している有名な若手の産婦人科の女医さんの日記です。
引退した妻子ある阪神タイガースの選手とツーショットの写真を
年賀状に使ったら物議をかもしたと誇らしげに書いていましたが
才気プラス洗練されたマナーがなければ、本当のレディとは言えませんよね。

ポンパドール

 ポンパドウルの店に大きく飾られている有名な肖像画。
 彼女から受けた食文化の影響に心から感謝します。

今日は
今日は多忙につきブログをお休みします。
午後からPCのチェックにSEさんが来てくださるので
それまでに伝票を仕上げようかと思います。

今日は住んでいる市の市議会選挙。
一人しか落選しません。
候補者や陣営はババ抜きかハンカチ落としをしている心境でしょう。(汗)
アルルの女
息子は夕方放映される教育テレビのパペット人形による音楽番組
クインテットが大好き。
昨日はビゼーの「アルルの女」の中の有名なファランドールを
人形たちが演奏していて息子が「これは何ていう曲?」と
尋ねるのでYOU TUBEにて二人で聞いていました。

ところで「アルルの女」は不思議な物語でタイトルロールの
アルルの女は舞台に一度も姿を現しません。フレデリの心の中で
怪物的にその存在が大きくなりついに彼は狂気に陥ります。
アルルの女に心を奪われた婚約者を慕う村の娘ヴィヴィエットの
一途な愛が哀れです。

あらすじ

フランスのカマルグの裕福な農家の長男フレデリは
 アルルの闘牛場で見かけた美女に 恋をして結婚を申し込む。
 ところが彼女には 既に通う男がいて、身持ちの悪い女だと噂が
 届き泣く泣く彼女を諦める。フレデリを慕う 幼馴染の
 ヴィヴィエットと婚約するフレデリ。
 結婚式を翌日に控えてアルルの女の情夫を 見かけたフレデリは
 想いが押さえられなくなる。 結婚式の喜びに皆が浮かれ騒ぐ中
 狂乱状態のフレデリは納屋の塔から身を投げて命を絶つ。

何ともやるせない悲劇です。昔、原作を読んだだけでは
細かなイメージがわかず面白いと思わなかったのですが
ビゼーの組曲を使いローラン・プティがバレエ化した
作品を知ってから読み直した今回は初めてプロヴァンスの
色彩豊かな風景の中の悲恋物語が心に響きました。



映画評論家の故水野晴男さんではないけれど
「バレエって本当にいいものですねえ」と思わず
言いたくなるほどに文字だけでは表現できない
フレデリの狂気が振付とファランドールの熱狂的な
盛り上がりで表現されていて、愚かな男であるはずの
フレデリに感情移入してしまいます。

もちろん息子と見たのは普通のオーケストラ版の映像です。
夜こっそり私一人で堪能したのがこのパリ・オペラ座バレエの名演です。
バレエ作品は「シルフィード」もそうですが、若い男が目の前に恋人が
いながら彼岸の世界の妖精やファムファタルに心を奪われて破滅してゆく
物語が十八番なのです。

最悪の結末
県の浅間牧場で種付けして9月末に戻ってきた母牛は1月5日に
大きなF1のオス子牛を死産。これだけでも経済的にも精神的にも
ダメージでしたが、母牛は一時は体調が持ち直したものの急激に悪化。
予後不良になり本日屠場に出て行きました。最悪の結果に悔しくて涙も出ません。

去年このブログに書いたことがありますが、もう一頭同時期に
浅間牧場に預託していた牛は8月上旬に予定日まであと数ヶ月と
いうところで後期流産。胎児が放牧でわからないということで
原因も分からず辛うじて次の子牛を受胎して11月末に帰ってきました。

死産の原因となった子牛の大きさについて種牛を調べてもらいました。
福北光という種牛で育種価による増体が0.95kg/日で列挙してあった
他の種牛に比べて多い。しかも預託している農家の一部が母牛の体を
大きくすることを要望したということで去年は今までより母牛への
飼料給与を多くしたと担当の獣医が仰っていました。

義父の代から我が家では妊娠後期にかかる頃からはとにかく太らせないように
栄養バランスに気を使いながら特に初産の牛が難産にならないように
注意しています。おかげで稀に難産で子牛が死産でも母牛までこのような
悲劇的な結末を迎えたことはありませんでした。

さすがに私が母牛まで屠場に出すことになったことを伝えたところ
預託料金の納付の延期を認めてくれました。
モンスターと思われるかもしれませんが、一部の農家の要望のままに
いくら現場の獣医と言ってもベテランの酪農家ほどの経験もない
県の獣医たちの判断で増体ばかり進められ(9月に戻ってきたときの
大きさに主人すら驚いていました)牛は無残な結果になり、私たちも
かなり精神的にダメージを負い、自分たちは民間と違って懐も痛まない
ということではいくらなんでもやりきれませんので。

浅間の担当者は1月に我が家にお見えになりさらに何度も
また説明をしたいから伺いたいと電話がありましたがお断りしました。
送られてきた書類にはまるで言い訳のように「現在はどの種牛も大型化
しているのでこういう可能性があると思って分娩を迎えたほうが良いと
思われます」と神経を逆撫でするような一節がありました。
年末に流産の件でお越しいただいた担当者は軽い気持ちだったのでしょうが
「こういうことって一軒の農家で続くんですよね」と言われるし。

種牛が大型化しているなら、なおさら母体が大きくなりすぎない管理は
求められると思うし、そのように管理するのが獣医の仕事だと思うのですが。

さすがに今回の件は堪えました。
感情的な文章で申し訳ありません。
このような悲劇を二度と繰り返さないように技術的な努力は
もちろん畜主の神経を逆撫でしない対応を県にはお願いしたいと思います。

追伸

ところで、昨日からアクセス解析を見ると群馬県庁のドメインで
この記事を中心に異様に多いアクセスがあります。
私へ伝えたいことがありましたら非公開コメントもありますので
お伝えください。あまりも度の過ぎたアクセスは非常に不快です。
私は今回の件で人は自分の懐が痛まない限り無神経な発言をするのか
非常に疑問に思っています。
楽しくブログを続けるために
ブログを始めて三年になりました。
公私共にかけがえのない友人に出会えたことは何よりの喜びです。
これからも息子の入学後は隔日更新になりそうですができるだけ
長く楽しく記事を書いてゆきたいと思っています。

私なりに楽しくブログを書いて気持ちよく読んでいただくために
気をつけていることを書いてみたいと思います。

 ① 公私を分けること

実はこのブログと別の会社でリアル友人向けに私生活ブログを書いて2年になります。
こちらでは酪農家ということは明かさず、主婦として趣味や普段のごはんのことや
息子のことを書いてコメントのやり取りを楽しんでいます。

 ② 批判をするのは政治家や権力者のみ

これは先輩ブロガーさんに助言されたのですが、人の悪口や批判を
するなら政治家など公職にある方か少なくとも一定の権力をお持ちの
方と決めています。家族や周りの人間の悪口を露骨に書くと誰が読んで
いるかわからない公開ブログでは実生活で思わぬトラブルになる原因になります。
また、面白おかしくウェブ魚拓にとられると記事を削除しても
多くの人に閲覧される恐れがあります。炎上には気をつけています。

 ③ どうしても本音や愚痴を吐きたいときは閲覧者限定で

私の友人もそうですが、どうしても胸にしまっておけない
私生活の悩みや苦しみを打ち明けたいこともあります。
そういう記事は私生活ブログで読者限定の通称アメンバー記事に
しています。息子の画像もここでのみ公開しています。

 ④ ブログで親しくなっても過度に寄りかからない

これは尊敬するマダムも書いておられました。寂しさをネットに
ぶつけるように執拗にコメントを他人のブログに書いたり
することはしないほうが賢明です。程よい距離で交流を図りたいものです。


 ⑤ 記事を書くときは正確に

特に仕事ブログでは一応根拠のあるニュースやデータを確認してから
記事にするようにしています。知らないうちに風評被害の発信元という
事態は避けるべきだと思います。

 ⑤ これはセンスの問題ですが読み手が心地よく感じる  
   表現をすること。

私がたまに音楽のことを書くのは書きたいことと心地よい
文章センスの鍛錬のためもあります。それから商売のイメージも
あるのである程度知性を疑われない題材は選んでいます。

本当はお友達と知り合うきっかけになったロミオとジュリエットの
記事を書きたいのですが、未だに書きたいことが胸にあふれるだけで
実現に至っておりません。華やかだけれど過剰ではない。
究極の理想の文章に少しでも近づけるように日々を真摯に楽しく
つづってゆきたいと思っています。

これからも拙いブログですがどうぞよろしくお願いいたします。


 
人間関係のリカバリー
純然たるひとりごとなので興味のない方はスルーしてくださいね。

子供時代のちょっとした喧嘩から国家間同士亀裂まで
いわゆる感情の行き違いということは生きている限りあると思います。
行き違いを起こすことは自分の人間性に問題があることもありますが
どちらが悪いというわけではなく、どちらも正しいゆえに譲れなく
なっての行き違いもままあることなので行き違いが起こったことで
必要以上に自己卑下することもないと思います。

問題はリカバリー、子供風に言えば仲直りがうまくできるかだと思います。
これからも交流を続けたい、その価値のある関係だと思えば私は自分から
まず失礼があったことをお詫びし、必要があれば自分の立場の理解を求めます。
リカバリーを放棄すると時には仕事つまり生活に悪影響が及ぶので感情の
行き違いがたまたまあったからそれっきり、という子供じみたことはしなくなりました。

50近くなり少しは成長した私ですが、リカバリーに礼を尽くしてもまったく
スルーつまり無視されることが度重なれば、自分が卑屈になることが目に見えるので
そこで関係修復はあきらめて縁がなかったものとすることにします。
感情の行き違いからお詫びメールや電話をいただいたことも何回もありますが
私はその気持ちだけでもう十分に嬉しいので少なくとも無視したことはありません。

去るものは追わず、と昔女たらしとして有名だった同僚が口にしたことが
ありますが、私は人間関係にそんなに傲慢になれる自信はありません。
でも、リカバリーが不可能になった方との会話を思い出すとやっぱり
どこか信頼関係が築けないことが多かったように思います。
目上の立場だった方に、私は薬剤師だった母の出身大学や父の役所の
部署まで尋ねられお答えしました。帰宅したらご自分が自発的に
お話になった有名なご親戚のことを「口外しないように」と恫喝
めいたメールが入っていておどろいたことがありました。この方
とのリカバリーはやはり無理でしたが悔いはありません。

ちょっとした感情の行き違いのリカバリーは誠実に。
でもその努力と礼すら無視されたら、それはそれだけの縁だったと
潔くあきらめること。傲慢かもしれませんがこれが私の処世術です。

六次産業化を推奨する前に
昨日県の畜産担当者からお電話をいただきました。
内容は、今後畜産農家の六次産業化を推進するためのデータとして
ベーベ工房の売上げと5年後の目標数値を聞かせて欲しいという問合せです。

担当者と少しお話したのですが、経験者として商売は縁や出会いといった
目に見えない運に左右されるので、本体の畜産の経営の不振を製造~販売
という部門を赤字補填のような気持ちで立ち上げてもリスクが多く
本体部分にまで亀裂が入る恐れがあると申し上げました。

改めて用語説明をしますと、六次産業というのは農業の総合産業化という
意味でこれからの農業は作物の生産(一次産業)だけでなく
加工(二次産業)、販売(三次産業)にも取り組む必要があり
1×2×3で、六次産業という理論です。

最近はTPP加入は現実的になったことを受けてか農業の六次産業化
を唱えるコンサルタントや行政が増えているようで、つい先日も
酪農専門雑誌で北海道の畜産コンサルタントが六次産業化で酪農の
生き残りを提唱しています。

私は去年の「現代農業」での連載でも申し上げましたが特に商売に
縁のなかった農家が製造工場を作るところから製造~販売に
手を出すのは慎重にするべきだと考えています。

特に畜産関係、つまり牛乳や肉の加工をする場合保健所の
指導する基準を満たした設備を作るにはかなりの投資が必要です。
主人のようによほど作ることへの夢や情熱がない限り
この段階で投げ出したくなるほど煩雑な手続もあります。

そして販売面の営業。何度も書いていますが商売は良い製品を
作ったから必ず上手くいく保証がどこにもないものです。
(だからこそ商売繁盛の神様が昔から信仰されると思う)
私にしても、初期に素晴らしいお店やバイヤーとの出会いが
あればこそここまでやれているわけで、今から立ち上げて同じことを
やれと言われてもとても不可能だと思っています。

コンサルタントや行政が六次産業化に心をかけてくださるのは
ありがたいのですが一度、職員が自分で既存商品の営業をされて
どれだけ営業で成果をあげることが大変か体験なさるのも良いかと思います。

農業に限らず商売をするなら儲かるからという金銭的動機ではなく
本当に作ることが好き、この分野の商品が好きという動機でないと
絶対に苦しいことは乗り切れません。

特に農業。TPP加入後どのような状態になるか不透明な現在
ある程度見通しがあきらかになってから販売~製造は手がけるべきだと思います。
本体の一次産業がひっくり返ってはそれこそ本末転倒も甚だしいですから。

子連れ仕事
息子の保育園のクラスでまたまたインフルエンザで
たくさんのお子さんが欠席。息子は元気ですが今日は休ませました。
いくら家族でワクチン接種をしていても感染リスクはあるわけで
高熱が出たら仕事どころではないからです。

一昨年の春。ちょうどワクチンの効果の切れる春休みに卒園式に
出席した園児が大量にB型インフルエンザに。
息子も感染し、親である私と主人にも見事に感染。
幸い製造日ではなかったのですが高熱で完全にダウンし
臨時でヘルパーをお願いして大変な数日となりました。

学校に入学すれば学級閉鎖にならない限りは休ませる
わけにはいきませんが保育園だし、息子の健康と仕事を
優先しています。それに食品製造者がインフルエンザに罹る
わけにはいかないのです。

最近、塾の送り迎えや家で勉強らしきものをみてやったり
入学に向けて格段に息子に割く時間が増えました。
子連れ仕事は本当に大変ですが、子供と関わりつつ自分の
実績も伸ばせる可能性があるのが自家営業の醍醐味です。

それにしても群馬はインフルエンザ警報が出るほどの大流行。
一昨年は新型インフルエンザ騒動で季節性のワクチンも在庫が
なくなるほど大人も接種していましたが去年の秋は余裕で受けられました。
接種しなかった大人が多かったことも流行の原因かなと推理しています。


皆さまもどうぞ十分に健康にはご留意くださいね。
プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

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