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食品売場は激動の時代に
なんだかビジネス本のタイトルみたいですが、最近実感しているのが
スーパーとの取引形態が確実に変わっているということです。

この数日仕事に没頭していたのは5年前から取引させていただいている
名古屋の高島屋さんが2月から食品売場の運営を自社から商社系の
流通会社に移管するため、納品がそれに伴い流通会社通しに変わるため
流通会社さんとのやりとりがあり、また他のスーパーも流通業者通しに
なるため見積を出したりいつになく食品売場の変化に対応を迫られた
1週間となりました。

いつも助言をいただいている尊敬するバイヤーさんによると今後特
に百貨店は食品売場の運営をテナントや流通業者に委ねる傾向が加速
するだろうということでした。

問屋通しのメリットは小売側からするとな何と言ってもいろいろな種類の
製品を少量づつ、つまりロスを少なくして仕入れられることです。
ベーベ工房の製品はスーパーとの直接取引がほとんどでしたが今後は
流通業者を通しての取引は増えると思います。スーパーも生き残り競争が
激しく、こだわりスーパーがいつの間にか半額セールが目玉のスーパーに
様変わりしていることなどよく目にします。

問屋通しは生産者にしてみるとマージンをとる箇所が増えるため
原価を下げなければならないことや、上手に売場との意思疎通をはからないと
直取引に比べてこちらの製品への想いが消費者に伝わりにくいデメリットが
ありますが、伝統と力のある流通業者は販売先をたくさん持っているので
自分では営業しづらい高いレベルの販売先との出会いの可能性も広がります。
私としては、今後息子の勉強や習い事に割く時間が増えるのである程度営業を
流通業者に委任することで、酪農と生産に集中できるメリットがあると考えました。
幸い名古屋高島屋は乳製品に通暁した良い会社と担当者のご配慮で
条件面もかなり考慮いただけたことに感謝しています。

私が本格的にスーパーに営業を始めた1999年に比べると明らかにスーパーの
食品売場は変っています。私は10年以上のスーパーとの取引を経験しているので
流通業者とも何とか対応できていますが、農家といえど今後は直売所に
納品する感覚だけではななかなかそれなりの小売への販路の開拓は難しい
時代に入ったと感じています。

私はずっと助言をいただいているバイヤーさんからの親身なアドバイスを
自分の中で咀嚼して実際に利益を計算し自分たちの正当な利益もきちんと
理解を求めながら流通業者さんとスムースな取引にできるように努力している最中です。

もともと無口な主人は普段私の仕事の論評はめったにしませんが
昨日は、私の情報収集能力と分析について珍しくすごいと連発していました。
確かに農家の奥さんでここまで経営の主導権を握っている女性は少ないけれど
生きるためですから。息子の将来のためにも柔軟にしたたかに頑張りますよ。

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プロフィール

けい

Author:けい
①群馬県でホルスタイン50頭、ジャージー牛5頭を飼養する家族経営の酪農家マダムです。

②1998年からベーベ工房というブランドでヨーグルトとモッツァレラチーズ及びリコッタチーズをハンドメイドで製造しています。安全でおいしい製品を誠実に作ることを信条としています。

③土作り、飼料作り~製品作りまで一貫して製造しています。

ベーベ工房も13周年を迎える事ができました。牛のこと、チーズのことなど日々のささやかな出来事を綴っていきたいと思っています。

ブログのスタンスですが、酪農とチーズのこと以外の、管理人の
趣味のことも書いてあります。なお記事の無断転載やコピーなどは
ご遠慮くださいますようお願い致します。

製品に関するお問い合わせは以下のアドレスにお願いします。

ベーベ工房のアドレス

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